門司のタカリンさんが、林芙美子の生誕地に、連れて行ってくれた。
そこは今、工場の敷地内だった。 大きな建物が建って。
近くの丘の上に、生誕地記念文学碑があった。
石碑には、掌草紙という彼女の詩があった。
彼女は自分では、下関で生まれた、と言っていた。
長くそれが定説になっていたが、調べた人が。
彼女が門司の小森江で生まれたのを知ってる人がいた。
そんなことがあって、今は、門司で生まれたことが定説になった。
夕方、停泊している近くを、少しだけ散歩した。
買物もあったので。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
印の場所が、林芙美子の生誕地。
現在の住所・・・北九州市門司区小森江2丁目2番1号 ※ 小森江~こもりえ (探すときは、この住所をナビに)
当時の住所・・・門司市大字小森江555番地。
右地図の赤〇に、生誕地記念文学碑。
青〇から、下の風景を見た。 タカリンさんが、連れて行ってくれた。
ここが、生誕地記念文学碑。
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詩がある。 掌(たなごころ)草紙。
※ 余談 たなごころ は、手の心 の意味だそう。 手の真ん中の感じで。
具体的には、てのひら、手の内側(指紋のある方)。
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こうです。
いづくにか 吾古里はなきものか 葡萄の棚下に よりそひて
よりそひて 一房の甘き実を食(は)み 言葉少なの心安けさ
梢の風と共に よし朽ち葉とならうとも
哀傷の楽を聴きて いづくにか 吾古里を探しみむ
彼女の命日は、6月28日。
毎年それに近い日曜日に、ここで林芙美子碑。 今年は、6月26日でしょうか。
下は、青〇の場所。 昔の水道の貯水池。 上の碑の所に、浄水場があった。
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小森江2丁目は、右の山の陰。 3丁目なら見えている。
見えるところが、別にありますね。 古い写真があるので。
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帰りに通った。 左の、白い家の所。
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こんな建物が建っている。
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今回知りたいことは、門司生誕説の根拠ですね。
※ 門司説については、反論はないようなので、現在は定説になっている。
いつの日か、定説を越えて、事実として扱われる日が来るといい。
分かったことを順に、書いていきます。
タカリンさんが、図書館で資料をコピーしてくれていました。
それと、本を何冊か。
その中から、探しました。
下の写真に、両親が載っています。
右下の写真は、桜島の古里温泉。
母親のキクは、そこに勤めていた。
父になる麻太郎がやって来て、結ばれる。 キクは、14歳年上。
桜島を出る。
下の記事に、今の古里温泉が。 文学碑もある。
桜島を1周する。 有村溶岩展望所。 林芙美子文学碑。 叫びの肖像。 黒髪埋没鳥居。~鹿児島市~ 他 (2016/1/7)
下の写真は、生誕100年記念志から。
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門司生誕説を唱えたのは、門司在住の医師、井上貞邦。
彼は、どうして、分かったか。 分かる環境にいたのか。
貞邦の義理の母は、井上佳子。
佳子と扶美子は、5歳と時から親しかった。 佳子は4歳。
林芙美子は門司に来た時は、井上家に寄ることが多かった。
貞邦が芙美子に最初に会ったのは、昭和4年の7月。
作家となって、最初に門司に来た。
貞邦は、中学生。
下は、昭和6年の11月に撮影。 芙美子がフランスに行くとき。
左端が芙美子。 隣は、佳子。 前に、貞邦。
下は、昭和11年。 左が、佳子。 隣、貞邦。 隣、母のキク。 右が、芙美子。
家族ぐるみの付き合いと分かる。
芙美子の多感な時代は、尾道になる。
坂・寺・文学の街、尾道を歩く。 林芙美子、千光寺、文学のこみち、など。~尾道市~ 他 (2012/12/31)
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佳子の父は、横内種助。 この種助が、芙美子の父の麻太郎と親しかった。
その種助が、芙美子の生誕地を調べる貞邦に、こう言った。 前後はいろいろあるけど。
「 下関はそのあとよ。 生まれたのは小森江じゃがいの! 」
※ じゃがいの について。
種助は、四国の人。
タカリンさんに、調べてもらった。
念を押すように、断言。 そんな言い方だそう。
小森江じゃないのか。 小森江に、決まってるべや。
上の感じでしょうか。 (北海道弁が入ったかな)
種助は、麻太郎から芙美子のことを聞いていたと、想像できる。
下は、尾道の女学校を卒業の時。
後から2列目、左端。
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右写真は、昭和25年の4月。 長崎。
ここへ行く途中、芙美子は、門司の井上家に寄っている。 1泊。 続きは、写真下に。
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芙美子が井上家に来た時の話。
朝食後、貞邦に、「貞邦さん 何か音楽を聴かせなさいよ」と。
貞邦は、レコード棚から、マドレイヌ・グレーの唄うオーヴェルニュの歌のレコードを取り出した。
電蓄で音を出した。
※ オーヴェルニュは、フランスのローヌ川の上流地帯。
林芙美子は、フランスに再び行きたいと願っていた。
※ 上の音源があるか、YouTubeで探してみた。
ある曲を疑った。
マドレイヌ・グレーが歌ってるかどうかはっきりしなかったが、コメントを読んで、それと分かった。
下のが、その時流れたと思われます。
"Bailero" Chant d'Auvergne 『バイレロ』オーヴェルニュの歌 ※ バイレロは、ラララ~とか合図の意味のよう。
今日は、いろんな資料から、門司生誕説の根拠を探してみました。
大雑把ですが、知ってる人がいた、という事ですね。
井上貞邦氏のおかげで分かりました。
門司は、尾道と共に、林芙美子を大事にしています。
「自分は門司で生まれたんだ。 そうだったのか~」って、芙美子はあの世で言ってるかも知れない。
タバコを吸いながら。
【今日の一句】 「 そう云えば 門司に行くと 何かしら ふるさとの感じがしていたよ 」 芙美子
【その他】 門司を夕方少し散歩。
めかり公園から山の上に向かった。
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関門橋。
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下が見えだした。
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門司港駅の近辺。 門司レトロ。
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山の上は遠いので、行くのヤメ。 適当な道を下りた。
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ここは行かないで。
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薄墨桜。 ウスズミザクラ。 あるお寺。 ※ エドヒガンザクラと考えていいのかな。
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お地蔵さま。
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寄ってみた。
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珍しい建物が、両側に。
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出光佐三は門司の人。 出光をつくった。
門司港レトロさんぽ。 夜景も。 日章丸事件。 カボチャドキヤ国立美術館。~北九市門司区~ 他 (2014/11/29)
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ちょっとの買い物をコンビニでして、戻る。
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夕日が沈んで、また明日。
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【今日の歌】 Pursuit of The Cygnus Thief - by J. H. Clarke - Live Spanish Guitar Looping at Pier 39
※ この動画も、海峡の雰囲気なので。
【停泊場所】 めかり公園駐車場
【明日の予定】 下関市にある、竜王山に登る。 次の日からずっと天気が良くないので。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの.記事)
※ プロフィール・・・。 ⇒
今までの記事には、この2枚だけ。
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そこは今、工場の敷地内だった。 大きな建物が建って。
近くの丘の上に、生誕地記念文学碑があった。
石碑には、掌草紙という彼女の詩があった。
彼女は自分では、下関で生まれた、と言っていた。
長くそれが定説になっていたが、調べた人が。
彼女が門司の小森江で生まれたのを知ってる人がいた。
そんなことがあって、今は、門司で生まれたことが定説になった。
夕方、停泊している近くを、少しだけ散歩した。
買物もあったので。
※ ※ ※ ※ ブログタイトル一覧は、右をクリック。
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( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。 再度クリックしたら、元に )
印の場所が、林芙美子の生誕地。
現在の住所・・・北九州市門司区小森江2丁目2番1号 ※ 小森江~こもりえ (探すときは、この住所をナビに)
当時の住所・・・門司市大字小森江555番地。
右地図の赤〇に、生誕地記念文学碑。
青〇から、下の風景を見た。 タカリンさんが、連れて行ってくれた。
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ここが、生誕地記念文学碑。
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詩がある。 掌(たなごころ)草紙。
※ 余談 たなごころ は、手の心 の意味だそう。 手の真ん中の感じで。
具体的には、てのひら、手の内側(指紋のある方)。
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こうです。
いづくにか 吾古里はなきものか 葡萄の棚下に よりそひて
よりそひて 一房の甘き実を食(は)み 言葉少なの心安けさ
梢の風と共に よし朽ち葉とならうとも
哀傷の楽を聴きて いづくにか 吾古里を探しみむ
彼女の命日は、6月28日。
毎年それに近い日曜日に、ここで林芙美子碑。 今年は、6月26日でしょうか。
下は、青〇の場所。 昔の水道の貯水池。 上の碑の所に、浄水場があった。
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小森江2丁目は、右の山の陰。 3丁目なら見えている。
見えるところが、別にありますね。 古い写真があるので。
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帰りに通った。 左の、白い家の所。
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こんな建物が建っている。
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今回知りたいことは、門司生誕説の根拠ですね。
※ 門司説については、反論はないようなので、現在は定説になっている。
いつの日か、定説を越えて、事実として扱われる日が来るといい。
分かったことを順に、書いていきます。
タカリンさんが、図書館で資料をコピーしてくれていました。
それと、本を何冊か。
その中から、探しました。
下の写真に、両親が載っています。
右下の写真は、桜島の古里温泉。
母親のキクは、そこに勤めていた。
父になる麻太郎がやって来て、結ばれる。 キクは、14歳年上。
桜島を出る。
下の記事に、今の古里温泉が。 文学碑もある。
桜島を1周する。 有村溶岩展望所。 林芙美子文学碑。 叫びの肖像。 黒髪埋没鳥居。~鹿児島市~ 他 (2016/1/7)
下の写真は、生誕100年記念志から。
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門司生誕説を唱えたのは、門司在住の医師、井上貞邦。
彼は、どうして、分かったか。 分かる環境にいたのか。
貞邦の義理の母は、井上佳子。
佳子と扶美子は、5歳と時から親しかった。 佳子は4歳。
林芙美子は門司に来た時は、井上家に寄ることが多かった。
貞邦が芙美子に最初に会ったのは、昭和4年の7月。
作家となって、最初に門司に来た。
貞邦は、中学生。
下は、昭和6年の11月に撮影。 芙美子がフランスに行くとき。
左端が芙美子。 隣は、佳子。 前に、貞邦。
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下は、昭和11年。 左が、佳子。 隣、貞邦。 隣、母のキク。 右が、芙美子。
家族ぐるみの付き合いと分かる。
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芙美子の多感な時代は、尾道になる。
坂・寺・文学の街、尾道を歩く。 林芙美子、千光寺、文学のこみち、など。~尾道市~ 他 (2012/12/31)
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佳子の父は、横内種助。 この種助が、芙美子の父の麻太郎と親しかった。
その種助が、芙美子の生誕地を調べる貞邦に、こう言った。 前後はいろいろあるけど。
「 下関はそのあとよ。 生まれたのは小森江じゃがいの! 」
※ じゃがいの について。
種助は、四国の人。
タカリンさんに、調べてもらった。
念を押すように、断言。 そんな言い方だそう。
小森江じゃないのか。 小森江に、決まってるべや。
上の感じでしょうか。 (北海道弁が入ったかな)
種助は、麻太郎から芙美子のことを聞いていたと、想像できる。
下は、尾道の女学校を卒業の時。
後から2列目、左端。
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右写真は、昭和25年の4月。 長崎。
ここへ行く途中、芙美子は、門司の井上家に寄っている。 1泊。 続きは、写真下に。
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芙美子が井上家に来た時の話。
朝食後、貞邦に、「貞邦さん 何か音楽を聴かせなさいよ」と。
貞邦は、レコード棚から、マドレイヌ・グレーの唄うオーヴェルニュの歌のレコードを取り出した。
電蓄で音を出した。
※ オーヴェルニュは、フランスのローヌ川の上流地帯。
林芙美子は、フランスに再び行きたいと願っていた。
※ 上の音源があるか、YouTubeで探してみた。
ある曲を疑った。
マドレイヌ・グレーが歌ってるかどうかはっきりしなかったが、コメントを読んで、それと分かった。
下のが、その時流れたと思われます。
"Bailero" Chant d'Auvergne 『バイレロ』オーヴェルニュの歌 ※ バイレロは、ラララ~とか合図の意味のよう。
今日は、いろんな資料から、門司生誕説の根拠を探してみました。
大雑把ですが、知ってる人がいた、という事ですね。
井上貞邦氏のおかげで分かりました。
門司は、尾道と共に、林芙美子を大事にしています。
「自分は門司で生まれたんだ。 そうだったのか~」って、芙美子はあの世で言ってるかも知れない。
タバコを吸いながら。
【今日の一句】 「 そう云えば 門司に行くと 何かしら ふるさとの感じがしていたよ 」 芙美子
【その他】 門司を夕方少し散歩。
めかり公園から山の上に向かった。
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関門橋。
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下が見えだした。
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門司港駅の近辺。 門司レトロ。
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山の上は遠いので、行くのヤメ。 適当な道を下りた。
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ここは行かないで。
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薄墨桜。 ウスズミザクラ。 あるお寺。 ※ エドヒガンザクラと考えていいのかな。
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お地蔵さま。
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寄ってみた。
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珍しい建物が、両側に。
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出光佐三は門司の人。 出光をつくった。
門司港レトロさんぽ。 夜景も。 日章丸事件。 カボチャドキヤ国立美術館。~北九市門司区~ 他 (2014/11/29)
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ちょっとの買い物をコンビニでして、戻る。
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夕日が沈んで、また明日。
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【今日の歌】 Pursuit of The Cygnus Thief - by J. H. Clarke - Live Spanish Guitar Looping at Pier 39
※ この動画も、海峡の雰囲気なので。
【停泊場所】 めかり公園駐車場
【明日の予定】 下関市にある、竜王山に登る。 次の日からずっと天気が良くないので。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの.記事)
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※ プロフィール・・・。 ⇒
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