思いつきの落書きで生活に彩りを。 2016年03月
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4コマ漫画に哲学を詰めたいなあ。

有罪判決!?

春の旅@山口。

あーあ、卒業叶わず、次回の診察予約票を渡されてしまった。( ̄0 ̄;)
卒業出来なかったということは留年か。
でもどちらかといえば、前向きな留年である。
キーワードは『癒着』と『剥離手術』。
つまり、移植した腱の癒着が原因で手首から先の動きが妨げられているから思い切って剥がしてしまえ、ということ。
指関節の柔軟性、上腕移植筋の力などに問題はない現状を踏まえると、院長いわく
「手術を強くおススメします!」
前回は「うーん、手術してみるか?」くらいの控えめなお言葉だったのに。
しかも「強く」という部分が「ツ・ヨ・ク」強調された。

客観的に見ても、手術後のQOLが飛躍的にアップするとは思えない。
指の可動域がちょっと広がる程度だろう。
医学的には意味のある「ちょっと」だとしても、あくまでワタシ個人の問題だから、院長を喜ばすための「ちょっと」など考えなくてよい。
さてどうしましょう。
ここまで回復させてもらって十分という気持ちで過ごしてきた2年間。
でも、指令を送っても伝わらぬじれったさ。どうせなら人間の体に秘められた可能性を極めてみたいという好奇心。
ん~、揺れる揺れる、天秤座の乙女心は震度3。余震は長~~いゾ。

過去の例にも触れてみた。
剥離手術を実施した割合は、第1・第2のダブル移植をした患者さんの1割程度。
しかし私のように第1側に癒着というのは、院長の記憶する所によると1件のみ!?
通常はか弱い肋間神経の方が動きが鈍くて癒着しやすいとか。
では何故に私は逆なのか、その原因も伺った。
そもそも最初に腱を移植する時に長さが不足して急遽おとなりの腱を移行して繋げたことにより、通常よりも縫合部分が多くなって、ゆえにリスクも2倍になって、どーたらこーたら、云々云々...
あー、この際過去のことはどうでもいいか。

「ツ・ヨ・ク、おススメします。」
はあ~、そうですか。
それほどおっしゃるのなら、どこまで改善されるか自分の目で確かめてみようじゃないの。そしてついに「手術を受ける方向で検討します。」と答えてしまったのである。
終始笑顔でお話をされた院長先生にうまく言いくるめられたかも?
依然迷いを残す私を見ながら説明を続ける先生。
「短時間で済む。」そーですか。
「最初の手術と同じ場所を切る。」じゃあ傷痕は増えないのね。
「麻酔なしでいく。」ふうん、スゴいね。

へっ? い、今なんつった?? 麻酔ナシですと?(◎_◎;)!

「感覚ないから大丈夫、大丈夫。これ痛くないでしょ?」
そう言いながら爪楊枝の先端で私の左手をツンツンする院長。
「チクチクします。」と答えると、
「あ、そう。じゃあ麻酔いるね。」
あったりまえじゃあ~~!!

判決結果――懲役1ヶ月、執行猶予4ヶ月。


またお会い出来るね♪
と分かっていても、ついつい帰りも寄ってしまったにゃんこ通り


元気でにゃ!」と言っている?
はーい♪また今度、夏の盛りに会いましょう。



そしてこの2日間、温かくもてなして下さったKさん、ありがとうございます。
リハビリ道をひた走る入院中の彼女とお話できたことが、私にとって一番の特効薬。

腕神患者のストレスは計り知れず。
痛み、不便、疎外感...日常の苦痛を分かち合えるのは同じ患者しかいない。
普通の人に不満を口にしたところで相手が困惑するだけだし、同情や哀れみの表情を見せられた自分が自己嫌悪に陥るだけ。
でも同志・戦友に対してはつい警戒心が緩んでしまい、日頃の不平不満を言いたい放題だ。といっても深刻な雰囲気ではなく、「腕神あるある自慢大会」のようなもの。
しかもガールならではの共通項が多くてやめられない止まらない。
ビックリして笑って、ガッカリでまた笑って、ツッコんでまたまた笑って、久々にココロを開放して爽やかな気分を味わえた。
個室なので周りを気にすることがない上に、K女史の前では自然と肩の力が抜けるという、彼女の持つおおらかさで呼吸がとっても楽になる。
全身が活性化されました!!

禁固刑に処せられるのはまだ先のハナシ。
それよりも今は春を訪ねて"春活" しましょう!!(*^^*)/~~~♪


春ですね~・山口編。


今日は絶好のお花見日和。
山口県の桜の名所「一の坂川」沿いの桜並木もスタンバイ!


のはずだったけど...
まだまだ2、3分咲きだった(≧∇≦)


一番頑張ってたこの子で5分咲きくらい。


広場には一本の「陽光」、ほとんど花見客がいないのに、ひとり見頃を迎えて咲き誇る姿が何かもの悲しい...
でも濃いピンク、大輪の花が見応えあり。


明日の診察日のため本日新山口入りした私は、在来線に乗り換えて一の坂川ぶらしたのであった。


どーんとアップのぶっちー様。
本名は知らないが、猫屋敷に去年から登場するようになった新入りさん。
やたら人懐こいし、カメラを向けてもこのように大接近。


一番付き合いの長いこのさび柄さんが肝っ玉母さんである。毎年のように出産を重ね、猫屋敷の猫たちすべての母と思われる。
3か月に一度しか会わないのに相手を認識した上で走り寄って歓迎してくれるあたり、礼節をわきまえる本物の大人。

明日の判決次第では猫軍団も見納めか?

屋久島サファリ。

むむ? 林道を走っていると左前方に何やらうごめく物体が。


おサルファミリーマート。1、2、3...7頭いらっしゃる。
こんにちは~♪ お揃いで食後の団らんですか?
挨拶すると同時に、周りでガサガサ音が聞こえたのでその方向に目をやると、子猿兄弟が走り回り、頭上の枝には別の仲間が飛び回り...
島内に2万頭が生息するというだけあってうじゃうじゃおりました。
この方々が屋久島固有のヤクザル。普通のニホンザルに比べ体は小さめで体毛が長く、色がグレーアッシュでおしゃれな感じ。


仲睦まじいですねえ。白くてまあるいお腹も可愛いこと。


そのすぐ近くにはヤクシカ親子。
こちらも2万頭が生活しており、人間を見てもおっとり余裕の表情。
というのはもちろん、私たち観光客が危害を加えないことを知っているからだ。
ところが同じヤクシカでも山岳地帯に生息するものは狩猟のターゲットにされるため用心深く、遭遇しても軽やかに林の中へと逃げて行く。
そういえば、先日は貴方の仲間を美味しく頂きましたっけ。

屋久島生態系のトップに君臨する2つの動物は、屋久島の自然の恵みの中で順調に数を増やしているわけだが、この2種類は平和に共存しているようだ。
木の実など食生活の重なりがあるはずなのに争いをしないのは、それだけ豊富な食糧があるということなのかも。
「鹿猿の仲」――「犬猿の仲」の対義語。


屋久島の生き物として忘れられないのがトビウオ
1日目の唐揚げに続いて2日目の夕食にはお刺身で登場、ヒレを大きく広げて海から直接飛んできた。
「さあ召し上がれ。」
自信満々にそのお味を保証するつぶらな瞳と目を合わせつついただくと、うん、あっさりしたブリのような感じで、クセがなく柔らかくて食べやすい。


屋久島の魅力を満喫して島を出て行くと、桜島のお見送りサービス付き。
少し霞んでいるのはPM2.5の影響らしいが、全貌がはっきり見えて凛々しい姿に目がくぎ付けだった。またいつか会おうねー、バイバーイ!(^o^)/

トラブルも事故もなく、有意義に過ごせて何よりでございました。


No、No、No、No、とんでもな――い!!
最後の最後で「冗談デショ??」事件があったのだ。
帰りのフェリーの中で流れていたTVニュースにビックリ!
「鹿児島空港が閉鎖されました。」
なんでも小型飛行機が着陸に失敗して動かなくなり、滑走路が使えなくなってしまったという。
ざわつく乗客たち...
当分解除されそうもなく欠航便が相次いでいるとアナウンサーは告げている。
ならば新幹線だ。
鹿児島に上陸するとすぐタクシーに飛び乗り鹿児島中央駅へ。が、新幹線のチケットを求めて、すでにみどりの窓口には駅構内にまで溢れる人、人、人!
福岡空港も満席なので当日中に帰宅するには新幹線で一気に移動するしかないが、指定席の空席状況を伝える掲示板には×印ばかりが並ぶ。
自由席は...距離を考えると辛い。
結局、大枚はたいてグリーン車にお世話になったわけだけど、まったくなんてこった...

予想外の事態に冷や汗かいたけど、おかげで九州新幹線に初乗車出来たし、スムーズに運んでくれた新幹線には本当に感謝感謝。
車を取りにセントレアまで行くというひと手間もあり、帰宅は深夜の1時になったけど無事帰還なり!









Hello, 縄文杉(3)


この洞穴が凄い!
今や縄文杉の人気を凌ぐ勢いと言われる屋久島のトップアイドル、その名も『ウィルソン株』。
これは400年ほど前に切り倒された屋久杉の切株で、中が大きな空洞になっている。
何が魅力かというと、


中に入って見上げると、こーんなハート型になっているから!
恋愛の運気アップのパワースポットとして評判になり、この画像を待ち受けにしている女子が多いらしい。
杉に宿る神様は数千年の時を経て、恋愛成就の技も巧みに操る!?


夫婦杉。
幹が太い夫の枝が垂れ下がり、隣の杉が接触部の細胞を自分の体と融合させて一体化した。
夫を支える妻という理想の夫婦の姿。
何千年も支え続けるなんて、妻の鏡!


大王杉。周囲11m。
大きさは縄文杉に次ぐNo.2。


そしていよいよ、このデッキを上がった先で、


縄文杉との遭遇!

写真ではなかなか迫力が伝わらないが、やっぱりデカっ!
サイズだけではない。
数々の苦難の痕跡を残し、上部に着生した数種類の樹木がなんと森を形成している?
それらすべてを受け入れてなお余りある貫禄は、時空を超えての偉容を誇る。


展望デッキはデッキたてほやほや。
その面積と比較して縄文杉胴回りの大きさが実感できる。


屋久島では珍しいほどに晴れ渡る青空のもと、最高の出会いをありがとう。
お互い元気で長生きしようねー!

歩数36,500

Hello, 縄文杉(2)


1.5時間ほど歩くと最初の公衆トイレに到着。ガイドさんに必ず利用しておくよう指示されるので、どんなに混んでいても素直に並びましょう。
考えようによってはこれも立派な観光スポット。
自然に配慮したバイオトイレ、そのシステムたるや、おがくずとバクテリアを利用して、あーしてこーなって、ゴニョゴニョ...


人間のわがままが山の神を怒らせないように、ちゃんと祀っている。
その階段の傾斜角度はルート最大ゆえあまり立ち寄る人はおらず。


苔と見誤るくらい小さくて可憐な高山植物オオカゴカヨウオオレン。


樹齢の長い屋久杉は生きてる間様々な災難に遭う。雷に打たれたり、自身の重みで倒れたり、人の手によって切り倒されたり。
でもその命は受け継がれ、原木に根をはる新たな命となって、さらに大きな杉に成長していく。
そうして1,000年以上かけ二代目、三代目と合体して立派な屋久杉となったものを二代杉、三代杉と呼ぶそうだ。



トロッコ道が終わると本格的登山開始。
ゴツゴツ岩場、急な階段、根っこだらけなど、地獄の1~3丁目が待っている!(≧∇≦)

Hello, 縄文杉(1)


4時前に起床。
荒川登山口に向かうバスに乗らなければ。
外は真っ暗、まだ夢うつつ。
でもバス乗り場で客の長~い列を見た時に一瞬で目が覚めた。
登山客が作る列はTDL並みである。
さすが連休、GWに次ぐ混み具合だって。


出発前に必ず用を足しましょう。
屋久島トレッキングでは、人と自然の共存を図る上でトイレ事情が熱く語られ、もー耳タコ。世界遺産も楽じゃない。
というより、自然を敬う当然の心得か。

さ、ストレッチをして6時スタート。
今日は絶好の登山日和!


登山道の8割がトロッコレール。線路の上をひたすらテクテクテクテク。
おっと、枕木によくつまずく。等間隔でなく雑な造りだもんで。


緩やかな登り傾斜で、それほど息が上がることもなく淡々と Stand by me 気分。テクテクテクテク。


ここは植林されているのでお行儀良い杉の木たち。


手すりのない橋はちょっと怖い...
木道って滑りやすいよ~ (-。-;


マムシ草。茎の模様がマムシ模様に似てるだけで毒はないよ。


遠くに見える山は愛子岳(1235m)。
呼び捨てでいいの?愛子様岳と呼びたくなる私。


大木に囲まれて常に日陰になる場所は苔の森。幻想的なもののけの世界は美しい。
しばし見とれる...

Hello, 屋久島。


屋久島上陸!


左に大海原、


右に洋上のアルプスを眺めて旅館まで徒歩2~3分の道のり。
のはずが、スマホに逆方向へ導かれる。
十数分歩いてUターン、同じ景色を左右反対の状態で再び眺めてテクテクテクテク。ふう~。
おかげで屋久島グルメを満喫する腹ペコ具合は完璧な仕上がりだ。


カメの手。見た目グロテスク。
貝の一種で爪のような部分を割って中の身をいただく。柔らかくて歯応えがなく潮水を舐めてる感じ。


お刺身3種盛り。
獲れたて新鮮!


鹿肉ミートボールの鍋。
生姜とゴボウ入り味噌仕立てで、お肉の臭みがない。


トビウオ料理は姿揚げとすり身の天ぷら。
かなりボリューミーな一品。
「骨まで食べられますよ。」と言う女将さんの言葉が「食べ残しは許しません!」と聞こえたので


モグモグ、バリバリ完食。
はあ~、食ったぜ。


Aコープのアイスでオイルな胃袋を中和しよう。


はい、明日の腹ごしらえ完了。

ドドーン!西郷どん。


正午発の屋久島行き高速船まで少し時間があったので、鹿児島市内をぶらぶら。
真っ先に向かった所は地元のヒーロー、西郷隆盛像。
身長8mの銅像はR10号を見下ろすようにでっかく鎮座していらっしゃる。
西郷どん、お初にお目にかかります!
上野のカジュアルな装いも素敵ですが、軍服姿の貴方は引き締まった表情で威風堂々、惚れ直してしまいましたわよ (*^_^*)


道路をはさんで設けられた撮影スポットにはカメラ台が設置してあった。ワンハンド人間にありがたいサービス。


お茶目な西郷どんもいるよ ( ^ω^ )


歩いて10分位の所にある鶴丸城(鹿児島城)跡へ行く途中、城壁にめり込んだ大木に目が点!
ど、どういうこと?


完全に石垣と一体化して苔が全体を覆い、調和のとれた景色がそこにあるだけ。
木が先か石垣が先か?
なんて疑問が一瞬頭をよぎったが、その生命力の大きさに圧倒されて、そんなことはどうでもよくなった。
他の木に着生して宿主を絞め殺すこともあるというアコウ。あー、こうやって生き延びるのね...
(~_~;)


フェリーターミナルに着いた頃には天気も回復に向かい、日差しがお目見え。


目の前の桜島、今日のご気分はいかが?
顔半分隠してちょっと照れ屋さん。

なんちゃって山ガール。

いいもの発見!この『LOCK LACES』、片手人間の私が靴ひもを締めるための強力な味方だ。
紐、ロック、クリップでワンセット。ん?クリップが1つないぞ。
実はネコに奪われたことに気付かず撮影してしまったが、後で盗品隠し場所から無事回収。もー油断も隙もない...


登山靴に装着完了。
気に入った点はひもの先まですっきりカバーしてくれるところ。靴に合わせて長さをカットしてからクリップで挟み込むので、長さもお好みで調整できる。

今まで試したことのあるこの手の商品は2つ。
ZLOKZ(ジロックス)――靴ひもに装着する指先大の小さな金具。
CATAPYRUN(キャタピラン)――伸縮性の優れたコブコブ付きひも。
どちらもそれなりに工夫があるのだが、長期雇用には至らず。
理由は紐の先端の処理の仕方に問題があるから。結ばなくて良い反面、近くの紐に絡ませたり靴の内部に押し込めたりするため、いつの間にか飛び出してきたり、ごろつき感があったり、なんとなくしっくりこなかった。
結局スリッポンタイプのスニーカーを多く愛用しているワタシなのだが、登山靴となるとそうもいかない。

このLOCK LACESはパッケージの写真を見た瞬間「これだ!」と思ったのだ。
欲を言えばもうすこし幅広のタイプがあればなあ。でも実際靴を履いてみると締め付け感もほどよくてしっかり足を固定してくれるし、足元はこれで決まり!



バイク用に使っているパーカーの下にはユニクロのフリースにヒートテック、厚手レギンスとレッグウォーマーを重ねてある程度の防寒。
リュックを背負うことが禁忌なためショルダーで対応。最低限の荷物にとどめなくちゃ。持参するのはカッパ、非常食、水、携帯、タオル、ビニール袋、日掛け止め、等々。

連休はこのスタイルで屋久島へGO




Hello, 富士山⑶

菜の花の向こうにチラリ。


桃の花の向こうにチラリ。


もうちょっとなんだけどな~ (~_~;


ん~、ここまでか。

結局、朝霧高原の道の駅で折り返し、帰路についたのが13時頃。
唯一の望みを託していた富士川SAからの眺めは、逆に裾まで雲隠れ状態に戻っていた。
奥ゆかしいというか、勿体ぶっているというか、つくづく厄介な相手ですこと。
まるでワタシ?
ふふっ、似た者同士、次こそはお近づきになれますように。
See you again !

Hello, 富士山⑵

乙女駐車場の展望台から望む富士の絶景!


というように案内板で示すベストショットとは裏腹に...


今日はなーんにも見えませぬ (≧∇≦)

明るい日差しの力も及ばず、この雲の厚さはちょっとやそっとじゃ取り払われそうもない。出し惜しみなどしないでパーッと輝けばよいものを。


それにしても3月中旬にしてこの景色!
気温は氷点下、路面凍結、チェーン規制有りの真冬そのものである。


まさか雪道を歩くことになるとはねえ。

箱根や芦ノ湖方面からの富士山ビューは諦めよう。
富士山を周回するように走っていれば、ひょっとしてお目にかかるチャンスがあるかもしれないと思い、御殿場バイパスから県道23号へ向かうことにした。
装甲車に後ろに付かれて走ること十数分、ちょうど駐屯地まで来たとき前方がパトカーに塞がれているではないか。
聞けば、その先で電柱が倒れる事故が発生したため通行止めになっているとか。
なんとまあ...巻き添えにならなくて良かった。

Uターンを余儀なくされた私は少し南下してR469号へ移動。横目でチラチラ景色を眺めつつ、わずかなチャンスも逃すまいと気が気じゃない。


依然として真っ白け~。

でもね、姿は見えなくてもちゃんと居場所が分かるのだ!
方向音痴の私がナビを見なくても、どちら方面にいらっしゃるのか確実に。
なぜかというと、富士山につながる土地の緩やかな傾斜が目に見えるだけではなく、体で感じることが出来るから。
この目線の先に貴方はいる!圧倒的なその存在感は隠し切れない。


おほっ、ちょこっと腰のラインが見えてきたゾ (*^^*)



Hello, 富士山⑴
箱根スカイラインで富士山とご対面

山から流れる春風に包まれ御殿場泊

乙女峠で絶景の霊峰とツーショット

今日明日のキャンティ嬢の行動予定はこうであった。隣県とはいえ日帰りは難しい距離、そろそろ春本番という勝手な思い込みで計画していたツーリングだが、天気予報が恐ろしいことを告げている。週末は真冬並みの寒さだとぉ~!
しかも今夜の箱根は雪になる!?

仕方なく出動直前になって予定を変更、お留守番を強いられることとなったお嬢様。
ガソリン満タン、準備万端、出動を待っていた彼女に出番はなく残念!(≧∇≦)
でもご主人様は納得出来ない。
良い天気で日差したっぷりな地元の空を見上げて、多少風が冷たくてもイケそうじゃない?と思う一方、無理な決行が激しい後悔に繋がる不安もあり...
うーん、結局デリケートな身体のことを考えて、ここは潔く諦めようと決心、雪解けが進む前の富士山ツーリングは次のチャンスを待つことにした。

というわけで愛車に乗り込み、ドライブ旅行に切り替えた。
しかし、女ゴコロはその後もしつこく揺れ続けるのである。
関東方面もこの後天気が回復してくるのでは?と考えたり、ライダーを見るたび「自分は負け犬だ~」と嘆いたり。
情けない、イヤこれでいいのだ、ノーノー自分に甘い!
もー気分はジェットコースター。そもそも天秤座のワタクシ、優柔不断っぷりはお墨付き。ホント往生際が悪い。(>_<)

ところが静岡県に入ってからは、自分の決断力が徐々に信頼を回復していく。
それまで快晴だった空に少しずつ雲が増え始め、菊川で完全に雲に覆われてしまったのだ。
由比PAでは上空に黒い雲が立ち込めて怪しい空模様になったかと思うと、裾野で雨に見舞われ、さらに御殿場に着いて車から降りたら息が白い!ついには雪が降り出す始末。
寒がりキャンティを連れてこなくて正解だった。天気予報は信じるべし。
走行距離300km、途中もちろん富士山は雲に隠れてチラリとも見えず。
明日は出てきておくれ、お天道様~~ (ー ー;)

先日開通した新東名豊田東~浜松いなさ間を初走行。トンネルが十数本あり、もぐらになった気分。
交通量は少なくスピーディに目的地に行けるのは確実だが、景色が単調過ぎる。唯一の楽しみはNEOPASA(ネオパーサ)岡崎だ。


宿場町をイメージ。


ここのオムライス食べたい!でも長~い行列を見て今日のところは断念。


スティックジェラートは西尾産の香り高い抹茶フレーバー。


いたわね、オカザえもん。その個性的な風貌、どうしても貴方が好きになれないの。
ゴメン!m(_ _)m

味噌カツ、釜揚げうどん、ベーカリー、アイス、人気店がいっぱいで食べ過ぎ注意!

ランチ級モーニング。
月イチくらいで喫茶店モーニングに出かけたくなる私。
今回はちょっと遠いけどお天気も良いし、1時間ほどの道のりをキャンティに跨がり今一番気になるモーニングセットに会いに行った。

暦も変わっていよいよ3月、春のオープニングツーリング to グルメモーニング、というINGづくしだ。
うわさによれば攻撃的とも挑戦的ともいえる常軌を逸したモーニングプレートが岐阜にあるらしいゾ。


場所はここ↑「テーブルファン
ゴルフ練習場の駐車場敷地内という珍しいところにお店を構える。

モーニングを当て込んで朝ごはん抜きで出かけたものの、雑用を済ませることを優先していたら出発が遅くなり着いた時間が12時過ぎ!モーニング時間帯どころか完全にアウトでしょ!
いいえ、実はこちらモーニングとは名ばかりで2時まで受け付けているのだ。


ほらね、レギュラーモーニングは2時までOK。
おかげでゴルフ場の客が数人しかいないのに、テーブルファン・ファンの車で駐車場はいつもいっぱいだ。
店内はカウンター・テーブル合わせて15名分ほどの席がある。
見渡すとほとんどが女性客で、奥の窓際に夫婦らしき二人連れ、そこに唯一の男性客が座っていた。ふふ、どことなく居づらい表情?
あとは、親子連れ、友達同士、女子会、制服の女子高生...甲高い声が響く。


お~~、待ってました!(⌒◇⌒)/♪
こ、これは豪華!思わず狂喜の叫びを上げたくなる光景である。

山盛りのサラダから時計回りに見ていくと、スープ、トースト、スパゲティ、グラタン、そして中央にデザート。300円のドリンクにプラス100円でもれなく付いてくるのがこの一皿だ。税込みで400円ポッキリ!
アンビリーバボー!!(((o(*°∇°*)o)))

感激ついでに詳細を追加しよう。
 サラダ――キャベツ盛り盛り、フレンチドレッシング添え。
 スープ――コンソメベースでたっぷり野菜入り。
 トースト――ゆで卵が全体に塗られたエッグトースト。
 スパ――オリーブオイルとハーブの利いたあっさり味。
 グラタン――ジャガイモ等の具がしっかり入っている。
 デザート――イチゴオーレのゼリー。
もはや主役のコーヒーの存在すら怪しいのではないか?

とにかくどれも手が込んでいて、女性オーナーの愛情が詰まったプレートである。
聞くところによると、農家から規格外の野菜を分けてもらうことでやりくりしているそうだけど、肝心なのは素材を料理に生かすまでの手間ひまだ。
もぉー私など想像しただけで気が遠くなりそうである。
お客さんがレジで「ホントにこれだけでいいの?」と申し訳なさそうに料金を支払うのももっともなこと。
ブランチとしても十分なボリューム、本当に美味しくいただきました。


お腹いっぱいになり店主の元気も分けてもらったあと、近くにある大谷山からの眺望を楽しむため大谷スカイラインへ向かった。
....ところが!
入口に『全面通行止』の看板!
なーんといつのまにかトンネルが開通しており、峠越えの道路は閉鎖されていた。
あー、ここもまた廃道となっていくのか...
時代の流れだねえ。


せっかくなので新生大谷トンネルを往復してみた。
ん~~....特に感動することなし。

おしまい。



頼れるメタボ。

「最高気温15℃、3月中旬の陽気になりお出かけ日和です!」
週末にお天気お姉さんが笑顔でおっしゃっていた言葉がウソだったかのように、3月になった途端この寒さ!
3月=ツーリング本格シーズン、という図式がしゅうぅ~~としぼんでしまったよ~
...(>_<)... しかめっ面で天気予報とにらめっこしておりまする。

とりあえず2月中にもう一度キャンティ号を出動させようと思っていたので、一昨日の日曜日にお天気お姉さんの笑顔に誘われるまま赤帽ジビィの慣らしも兼ねて
Let's go riding!


東海北陸道の関ICから国道256号を北上した。
板取川に沿ってほどよいカーブが続くルートは景色の変化に富んでおり、自然との一体感にうっとりするほどの快走路。
まだまだ交通量も少ないこの季節、前後に車が1台もない状況に思わず叫ぶ私。
「板取、乗っ取り~~♪」
でも山間部はちょっと肌寒く、途中でハンドルカバーを装着。
ハンドル部を改造してあるので通常のスクーター用は取り付けられず、電動自転車用を使用しているが、やはりあるとないとじゃ大違い。風ブロックに絶大な効果あり。


さて目的地に着きました。
左の石柱に記されている根道神社―――― の右奥にある池。


This is "モネの池"
クロード・モネの代表作『睡蓮』の絵画そのままの美しさを誇る名もなき池である。


澄んだ湧き水が放つエメラルドグリーンに包まれて鯉たちが品よく泳いでいる。


水温が14℃と通常より高く、「ヒメスイレン」が落葉しないまま紅葉したというのが今年の特徴だとか。
周囲100m前後の小さな小さな池なので全体を見渡すのは容易なのだが、全体像を見ると感動は半減する。
なぜなら周りの雑多なモノが視野に入ってしまうから。
そこで私のおススメ観賞法はカメラのモニター画像越しに眺めること。
周囲の雑音や人陰が消えたモニターの枠内には本当にモネの世界が広がっているのだ。角度を変えたりズームアップしたり自分だけのモネを観賞できるなんて、ここでしか味わえない贅沢だよ!!(o^^o)

そして、Mr. ジビィは予想以上に頼もしかった。
バイクを降りた後のヘルメットと防寒グッズをぜーんぶ預けてもまだ余裕があり、大雑把に突っ込んでもへっちゃら。
結論――太っ腹サイコー!リアボックスはメタボに限る!





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