朝が勝負・・番外編
暑さの中でインドを思い出し、またこの小説を思い出して読みに
いらしていただいて感謝です。
今日は、私にこの小説ブログを書くきっかけをくださったカリフォルニアの素敵な元FAで3人の可愛く元気な男の子のお母さん まーすぃさんの
エンジョイ・アメリカンライフ
のブログで紹介していただいたのでたくさんの新しい方がいらしてくださってます。
ありがとうございます。
ちょっとあらすじなど紹介させてください。
20年ほど前に3年という期間を文科省から与えられて
インドのニューデリー日本人学校へ赴任した教員家族の話です。
人物は架空で内容はフィクションですが、インドの風物詩、生活の様子、そして時折織り交ぜる
ヨーロッパなどへの旅は実際のことに即して書いています。
最近読者から、作者とダブる、と言われて・・ちょっと面映い思いがありますが・・
自由に想像して読んでいただければ、と思います。
小説にして20年前の風化しそうなデリーの思い出が蘇っていて、
またもし今この目でみたら、こんな風に・・と希望的な気持ちにもなります。
今日はあれから20年の歳月を経て・・インドの暑さを思い起こしつつ
早起きして犬の散歩など夫婦でしました。
前回のセミの孵化を見つけた場所近くに行きましたら、またまた感動的な場面に出会いました。

この辺りは山がちで関東ローム層の一部です。
地震もありますが、地盤の堅さを感じられる場所です。
不便なので里離れも否めませんが・・ゆっくり住んで生きたいと思っています。
今NHK特集では飛躍するインドを取材しています。
私の感じた、生き生きと生きるインドが、BRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国・sは南アフリカ)の経済成長株の中でも印僑(華僑に対することば)として頑張る姿が明日27日日曜日の午後9時からNHK総合でみられるようです。
第1、第2部ではそういう中でもまだまだ混迷し、困惑する農家の人々など紹介されて
変わっていないインドの風景を懐かしく思いました。
さて今小説「アンのように生きる(インドにて)」の舞台は世界遺産デカン高原に発見された
「エローラ アジャンタ」です。

写真はエローラの石窟院
人間の持つ様々な葛藤をインド亜大陸の大舞台を借りて書いています。
主人公は片山美沙という、日本人学校教員の妻です。
そして彼女より1年早く同じ立場で赴任し子宮癌という病を得ても尚インドで頑張って生活し帰国して行った、少し心寂しい美沙がまた新しい人々と出会いつつ、3年目の最後の夏を過ごしています。
物語はこれから終末に向かって動き出します。
この夏の暑さにデリーを思い出し、あの暑さの中に生き抜くインドの人々を思います。
どうぞお時間のある時に読んでいただけたら嬉しいです。
この小説の冒頭は・・こちらへ
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片山美沙は夫翔一郎の在外派遣教員としてのインドデリー赴任に伴い、中学校教員という職を辞して渡印した30歳前半の女性であった。
子供もまだおらず、デリーで始まった異文化の中での暮らしは戸惑うことも多く、一緒に渡った夫の同僚教員の家族との交流から始まった暮らしであったが、子供のいる家庭とそうでない家庭のここでの日々の違いから、1年早く同じ立場でここに居住していた、高知県出身の北川怜子(さとこ)の家と近くであることから、次第に親しく交流するようになった。
怜子夫妻にもやはり子供はなく、怜子自身は日本で看護士という職を退いて夫に伴われてきえいたことにも互いに共通点を見出していた。
しかし、怜子は1年目の終わりころに、子宮癌が発覚し、一時日本に帰国して手術し、抗がん剤治療を行っていた。
怜子は抗がん剤治療の半ばでその薬をインドに持ち込みながら、再びデリーに戻ってくるという強靭さをみせた。
北川、片山両夫妻は互いに打ち溶け合って、デリーの暮らしを二分するように、喜びも暑さによる苦しみも共に分かち合うのだった。
美沙の二年目の夏は二夫婦はヨーロッパに旅に出て、さらに親交を深めたかのようであった。
デリーの暮らしは厳しい暑さと戦いながら、インドの人々の文化やしきたりを学び、その中で強く生きていかねばならないことを美沙も、怜子もそれぞれの立場で感じていた。
とりわけ美沙は最初の酷暑の中で早期流産をしていまい、心と体に少なからず打撃を受けていた。
二人の女性は偶然同じ、互いの愛読書「赤毛のアン」のシリーズ本を心の支えに、インドの暮らしを自分の中に取り込み、時に心揺るがせながらも勇気を持って生活していく。
生まれ育った環境も、年代も違う二人の日本女性が、厳しい環境、異文化の中で、次第に寄り添おうとする姿を、そして癌という病のためにまた確実に別れが迫っている二人をインドの風物と季節のうつろいと共に描いている。
三年の任期をあと数ヶ月で終えようとしていた北川夫妻に、訪れた試練、それは怜子の癌の再発の恐れと早期帰国の決断を迫られた。
怜子という一人の強い意志を持つ女性の力によって支えられていた片山夫妻と怜子の夫北川の葛藤、死を決意したように一人で日本に帰ろうとする怜子本人の思いをもって
終章に入る・・・・・・
そしていよいよ怜子は日本の実家高知県に帰る。
病気を心配して美沙は自分の健康診断をかねて同行する。
一人でまたデリーに戻った、美沙はいよいよ最後のインド生活の年を迎えようとしていた。
そしていよいよ3年目に入っていく。
この小説の冒頭は・・こちらへ
by akageno-ann | 2008-07-26 08:28 | 番外編 | Trackback | Comments(14)

アン姉さん、今日は応援だけに来ました。
もうこの物語は終末に入るのですか~!?なんだか、残念。。。
佳境を楽しみにしてますね。
もうこの物語は終末に入るのですか~!?なんだか、残念。。。
佳境を楽しみにしてますね。
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こんにちは!まーすぃさんのブログを拝見してきましたよ!
元気いっぱいのカルフォルニアライフ、飛行機に乗った気分でエネルギーをいただいてきた気分です(^^)
先週のNHK特集を見逃してしまって残念!
明日の放送は忘れずに見るようにしますね。
こうしてインドに興味を持つきっかけをいただいたのもアンさんのお陰です。
エローラの石窟院の彫刻の見事さ・・・
実際に目にしたら圧倒させられ、感動の渦に飲み込まれそうですね。
何十年経っても、色褪せないアンさんの記憶の物語。。。
続きも楽しみにしています。
元気いっぱいのカルフォルニアライフ、飛行機に乗った気分でエネルギーをいただいてきた気分です(^^)
先週のNHK特集を見逃してしまって残念!
明日の放送は忘れずに見るようにしますね。
こうしてインドに興味を持つきっかけをいただいたのもアンさんのお陰です。
エローラの石窟院の彫刻の見事さ・・・
実際に目にしたら圧倒させられ、感動の渦に飲み込まれそうですね。
何十年経っても、色褪せないアンさんの記憶の物語。。。
続きも楽しみにしています。
ますます物語りに引き込まれている今日この頃です、。(笑)
連続ドラマのよう☆(笑)
連続ドラマのよう☆(笑)
dianasさん
嬉しい言葉をたくさんありがとうございます。
まーすぃさんのところへもコメントされていてとても
感動しました。
私も今こうしてインドを書かせていただけることに
大変感謝しているのです。
インドは強烈な印象を私にもたらせてくれました。
嬉しい言葉をたくさんありがとうございます。
まーすぃさんのところへもコメントされていてとても
感動しました。
私も今こうしてインドを書かせていただけることに
大変感謝しているのです。
インドは強烈な印象を私にもたらせてくれました。
いっちゃん・・忙しい中の応援に感謝してます。
あなたの頑張りに感動し、私もがんばってます・・笑
あなたの頑張りに感動し、私もがんばってます・・笑

ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。

annさん こんにちは♪
初めてこちらのコメント欄におじゃまします♪
ゆっくりと読み始めてただ今北川夫妻がウイーンに到着した所です。 夫婦のこと 転地により生活ががらりと変わってしまうことの大変さ ヨーロッパの思い出 サウンド・オブ・ミュージック 色々な事柄が自分自身の体験と重なり 熱い気持ちが込み上げてきます。
具体的な感想を 気の利いたコメントを書く力もなく残念ですが ゆっくりと読書する時間を持たなくなってしまっていたこの頃 annさんとの出会いから素敵な1冊に巡りあえた喜びの気持ちでいっぱいです。 早く現在進行中のお話の所まで読みすすみたい気持ちもありますが ここはあせらずゆっくりと・・・ この時間を味わいたいと思います。んふふ~♪ 今日がストーリーの日でなくて良かった。やっとコメント書きこめられました☆*゜
初めてこちらのコメント欄におじゃまします♪
ゆっくりと読み始めてただ今北川夫妻がウイーンに到着した所です。 夫婦のこと 転地により生活ががらりと変わってしまうことの大変さ ヨーロッパの思い出 サウンド・オブ・ミュージック 色々な事柄が自分自身の体験と重なり 熱い気持ちが込み上げてきます。
具体的な感想を 気の利いたコメントを書く力もなく残念ですが ゆっくりと読書する時間を持たなくなってしまっていたこの頃 annさんとの出会いから素敵な1冊に巡りあえた喜びの気持ちでいっぱいです。 早く現在進行中のお話の所まで読みすすみたい気持ちもありますが ここはあせらずゆっくりと・・・ この時間を味わいたいと思います。んふふ~♪ 今日がストーリーの日でなくて良かった。やっとコメント書きこめられました☆*゜
鍵ちゃん・・ありがとう
嬉しい言葉でした。
嬉しい言葉でした。
cacaoponさん
すごく嬉しいです、ウイーン サウンド オブ ミュージック
そういう共通点があるとまたとても親近感です。
私も読み返すんです・・まだまだ続くの。
どうぞよろしく・・
そして感想すごく嬉しいです。ありがとう。
すごく嬉しいです、ウイーン サウンド オブ ミュージック
そういう共通点があるとまたとても親近感です。
私も読み返すんです・・まだまだ続くの。
どうぞよろしく・・
そして感想すごく嬉しいです。ありがとう。

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