Eテレおとなのタイムマシン
チャイコフスキーピアノコンチェルト第1番
1988年 サントリーホールでのショパン曲集によるリサイタル
どちらも圧巻という演奏を本当にタイムマシンに
乗ったような気持ちで2回視聴しました。
聞くだけでなく 中村さんの演奏は視覚的にも
非常に感動的で小柄でいらっしゃるのにエネルギッシュ
強靱な精神力と体力を感じます
私の中のピアニストはこの方だった、と
つくづく思いました
以前も書きましたが入間市でのコンサートのときに
花束を差し上げることができて差し出された
手を軽く握らせていただくと私の手より小さくて吃驚したのです
衣装のドレスの趣味 髪型 演奏中の表情など
素晴らしくて 録画して保存版です。
ショパンコンクールの審査員でも長くありました
世界中を旅しながら『チャイコフスキー
コンクール』や『ピアニストという蛮族がいる』など
著作もあり、72年という人生を見事に生きられた
方だと改めて思います
夫君は作家庄司薫氏 『赤頭巾ちゃん気をつけて』を
高校時代読みましたが、その著作の中にピアニスト
中村紘子さんが登場していて、それが縁で結婚された
とも聞いています
私も会場に行けたのですが、休憩時間にインタビューされた
中村さんは『荒削りなところもあるけれど、とても魅力的な演奏』
と、暖かくおっしゃっていたのも思い出されます
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日本の音楽家たちと共に私たち一般の聴衆も 育ててくださったと尊敬します。 晩年は大腸癌とも闘い、闘病中も演奏は続けられ、 最後は自宅で夫君に見守られて 72年の生涯を閉じられたそうです。
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父や義父の蔵書を少しずつ整理しているのですが
最近父の書棚からは四国霊場の御朱印帖
義父の方は板東33札所納経帖が出て来ました。
特に義父は数百巻の般若心境を自書して
各寺に納経していたので、その大切な記録であると
つくづく思いました。
妻を55才で見送り その後特にその思いを胸に
あまり健康体ではないのに少しずつ廻っていたのです。
第26番 常陸国 清滝寺で止まっています。
四国の方も頑張って廻っていらっしゃる方は
老若男女たくさんいらして高知の空港や駅でも
着替えの場所がありいつも敬意を持ちます。
ブログでも霊場巡りの記事を拝見すると
有り難くなるこの頃です。
我が家の菩提寺龍円寺は 武蔵野33観音霊場
第20番です。
最近はよく訪れますがそういうことにも
年齢の進んでいることを感じます(^_-)
by akageno-ann | 2024-04-23 11:25 | 老育 | Trackback