リン脱酸銅（C1220）とは？
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リン脱酸銅（C1220）
リン脱酸銅ってなに？
リン脱酸銅（りんだっさんどう、PDC：Phosphorus-Ⅾeoxidized Copper）は、一般的に化合物を含まない99.99％以上の純銅の非鉄金属です。
その名の通りリンで脱酸をした純銅です。
一般的な製品からの発生は少なく、基本的には電子部品などを製作する工場から発生します。
無酸素銅は主に3種類
純銅には基本的に3つの種類に分けることができ、無酸素銅はそのなかのひとつです。
無酸素銅（C1020）
無酸素銅は酸素が少なく、不純物がほとんど含まれない高純度な銅で、伝導性・導電率は非常に高く、加工性にも優れています。
タフピッチ銅（C1100）
タフピッチ銅は導電率が非常に優れており、銀に次いで導電率が高い。金や真鍮以外で金色の光沢があるのが特徴で、通常の銅とは違うため、見分けは容易です。
りん脱酸銅（C1220）
リン脱酸銅は、リンを脱酸した純銅です。脱酸をすることにより、タフピッチ銅のように水素脆性が起こりにくく、絞り・曲げ・伸ばし加工が容易で、溶接性や熱伝導性にも優れた金属です。
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※リン青銅はまったく違う金属合金です。
リン銅・リン脱酸銅のスクラップとして価値
リン銅や脱酸銅スクラップの価格には基本的にピカ銅スクラップに近い値段となっております。
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この記事について（著者情報）
金属リサイクルの専門家として金属スクラップを取り扱う神田氏と山崎氏が解説しています。
※7/3追記あり｜滋賀県金属リサイクルブログの記事を担当するライターの【ただの神田さん】についてプロフィールを記載しています…7/4に結婚…
滋賀県金属リサイクルブログの記事を担当するライターの【山﨑社長】についてプロフィールを記載しています。
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