レッドメタル（スクラップ）ってなに？
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レッドメタル（銅）
レッドメタル（ Red metal）とは、その名の通り赤い金属で「銅」の事を指します。
日本ではあまりなじみの無い名称ですが、海外では銅の事を「copper：カッパー」「Red metal：レッドメタル」と呼ばれています。以前は日本でも銅のことを「赤金（赤い金）」と呼ばれていました。
レッドメタル系スクラップは、通常の銅スクラップの取扱と同様で、ピカ銅・上銅・並銅・込銅・下銅・山行銅・ナゲット銅と品位や形状により分類されており、スクラップの価格もそれぞれ設定されています。
レッドメタルの関連内容
銅（どう）は原子番号29の元素。元素記号は Cu。 コモンメタル、ベースメタルの一つに位置づけられる。
銅の製錬や国による考え
高純度の銅スクラップは炉で溶融、還元された後ビレットおよびインゴットに鋳造され、低純度のスクラップは硫酸浴中で電解製錬される。銅のリサイクルにはこのような製造工程の他にもリサイクル元となる原料の収集や分別といった作業が必要となるが、それでもリサイクルに必要となるエネルギー量は鉱石から銅を抽出、製錬する場合の25 %に過ぎない。
産業に使用される銅のリサイクル原料
2004年の銅需要のうち9 %はリサイクルされた銅によって賄われており、鉱石から銅を生産し、製錬する過程で生じた廃棄物からの銅の回収も「リサイクル」であるとするならば、リサイクルされた銅の割合は全世界で31 %、欧州に限れば41 %にも上る。国際資源パネル（英語版）のMetal Stocks in Society reportによると、社会で使用中の銅を備蓄と捉えて算出した世界1人あたりの銅備蓄量は35-55キログラムである。
これらの大部分は途上国（1人当たり30-40キログラム）よりもむしろ先進国（1人あたり140-300キログラム）に存在しています。
銅のリサイクル
リサイクルは主要な銅の資源となっている。銅はアルミニウムのように、原料のままの状態であっても、製品中に含まれている状態であっても関係なく、品質の損失なしに100 %リサイクルすることが可能である。
そのため銅製品に使われている銅がリサイクルされたものかどうかを判別するのは不可能であり、銅は古来からリサイクルされてきた素材の1つである。銅をリサイクルする方法は大まかに言えば銅を抽出する方法と同じであるが、必要な工程は抽出よりも少ない。
日本での銅リサイクルへの取り組み
日本においては、廃棄された電気製品から銅を含む金属を回収する取り組みを都市鉱山と呼んでいる。
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この記事について（著者情報）
金属リサイクルの専門家として金属スクラップを取り扱う神田氏と山崎氏が解説しています。
テレビなど様々な媒体で発信・引用されています。