車の街Stuttgart(シュトゥットガルト) 前半

 日本人の知り合いから話は聞いていたけれど、近いようで遠い街、Stuttgart(シュトゥットガルト)へ行ってきました。デュッセルドルフから2時間半。ドイツ人の友人にStuttgartへ行く話をすると「なんで?」という反応がたくさん。その理由は街に到着して納得しました。いわゆるドイツの「産業都市」という感じで、正直街並みがキレイな街という感じではありませんでした。華やかなイメージは無いけれど、利用した全ての公共交通機関ではクーラーがはいっていて、裕福な街ということがよく分かりました。ちなみに私が住むデュッセルドルフは35度になろうが、路面電車はクーラーがはいりません(車内にクーラーの機能がついているのかも分からない)。

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(メルセデス・ベンツ博物館)
 Stuttgartが裕福な理由の一つは、大手車メーカーが2社もあるから。ベンツ、ポルシェの本社はStuttgart。似たような時期に車というものを発明した人、ゴットリープ・ダイムラーとカール・ベンツがそれぞれ会社を19世紀後半に設立して、色々経て、今のベンツ。少し遅れて20世紀に、フェルディナント・ポルシェが会社を設立。

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(Stuttgartの街のカラーは黄色。そのため路面電車も黄色ボディー)
 ベンツ本社がStuttgartにあると言うのは知りませんでしたが、ポルシェが本社ということは街に到着して分かりました。というのも、都市の公共交通機関は大抵、街の紋章やシンボルを元にした色が使われているからです。例えば、デュッセルドルフは赤/白がベースで、赤のライオン、が街の紋章となっています。そのため、街の路面電車の車体には赤がメインに使われています。そしてStuttgartの路面電車は黄色、そして市内で見かける紋章は黄色の背景に黒い馬。もちろん、ポルシェのロゴと色が「馬と黄色」なのは偶然でなく、Stuttgartの会社だから、ということでしょう。

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(赤い円の部分がMerdeces通り)
 ベンツとポルシェ、両社が博物館を展開していて、今回は行ってみたかったベンツの博物館へ。市内中心からバスで20分ほどかかり、割と市外にある博物館だなあと思いましたが、本社からほど遠くないところにある博物館でした。ちなみに博物館前の通り名は、Mercedes通りでした。

この記事へのコメント

  • tommy88

    以前から東ドイツに行きたいと思っていました。
    フォルクスワーゲンに行ってフランクフルトを食べる。
    そんなお楽しみの妄想をしておりました。
    今は更に、メルセデス・ベンツ博物館に行きたいなと思います。
    その存在を知らなかったのですが興味深い。
    個人的には車はMercedes-Benzが好きです。
    ずっと昔から、憧れがありました。
    次に買うのもやっぱりMercedes-Benzと決めています。
    GLC か G63 が良いかなと思っていますが。
    ただ、現在は車に乗る機会が月に1度あるかないか。
    妻との別居が終わるまで車が不要と考え現在のMercedesを手放します。
    暫く車を使わない生活をし、霊柩車に乗る前にもう一度、Mercedes復活。
    復活と博物館とどちらが先になるのか神のみぞ知る。
    2024年09月24日 09:53
  • Mi

    みんながなんで?という場所に、なぜ行ったのでしょう。
    博物館に行くため?
    2024年10月02日 19:10