未経験からの転職も安心!「酪農ヘルパー」の働き方とは?
「酪農ヘルパー」という職種は、一般の方々にとっては馴染みの薄い仕事かもしれません。酪農は生き物を扱うため、毎日の搾乳や餌やりの作業は欠かすことができないもの。酪農を営むことは、1日たりとも休むことができない責任を伴います。しかし、突然の病気やケガに対応することが難しく、休日がなければリフレッシュもできません。このような課題が積み重なる中で、酪農業界全体が衰退してしまうリスクがあります。そんな中、酪農家たちを支える存在として、酪農ヘルパーが重要な役割を果たしています。
酪農ヘルパーは、依頼があった牧場に赴き、搾乳、哺育、給餌、除糞、清掃といった日常の管理作業を担当します。ヘルパーとはいっても、ただ単に手伝いをするのではなく、酪農家の留守を預かる責任があり、そのためには酪農に関する豊富な知識が求められます。しかし、異業種からの転職をめざす方や未経験の方も安心して挑戦できるよう、十分な研修期間とサポート体制が用意されています。
それではさっそく、異業種から酪農ヘルパーに転身した佐藤さんの体験談をおうかがいしましょう。
民間企業で30年働いた佐藤さんが、50歳で酪農ヘルパーに転身した理由とは?
久留米市に隣接する佐賀県みやき町で生まれ育った佐藤さんは、地元の高校を卒業後、大手製パン会社に就職しました。名古屋に赴任し30年間を過ごしました。その間、5人のお子さんを育てあげ、末っ子が成人したことをきっかけに地元に戻ることを決意。2021年5月に福岡県酪農ヘルパー利用組合に転職。8ヶ月の「臨時ヘルパー」を経て、2022年2月から「専任ヘルパー」として活動しています。ここに至るまでの経緯や酪農ヘルパーの仕事の魅力をうかがいました。
佐藤 修さん 佐賀県みやき町出身。地元の高校を卒業後、大手製パン会社に就職。30年間を名古屋で過ごし、2021年5月、福岡県酪農ヘルパー利用組合に転職。現在は久留米エリアで14牧場を担当している。 |
一次産業の分野で職探しをしていたのですか?
佐藤さん
酪農ヘルパーという職業を、どのようにして知りましたか?
佐藤さん
「酪農ヘルパーっていいかも!やってみたい!」と思ったきっかけは?
佐藤さん
先輩ヘルパーが時間をかけて丁寧に指導してくれるので安心でした!
「ほかの皆さんに比べて時間がかかってしまいましたが、一通りできるようになるまで時間をかけて教えてくださったので安心でした」と、佐藤さん。「臨時ヘルパー」として経験を重ね、約8ヶ月後、「専任ヘルパー」としてスタート。正社員として働きたいという思いを実現したのです。
研修期間中はどのようなことを学びましたか?
佐藤さん
異業種から酪農ヘルパーに飛び込んだ今の気持ちは?
佐藤さん
どんなときにやりがいを感じますか?
佐藤さん
逆に大変だと思うことはありますか?
佐藤さん
今後の目標は?
佐藤さん
休み時間やお休みの日の過ごし方は?
佐藤さん
酪農ヘルパーの魅力は?
佐藤さん
40〜50代の方も未経験の方も、新たなキャリアを踏み出せる!
現在、福岡県内で活躍している酪農ヘルパーは14名、臨時ヘルパーは7名。佐藤さんのように50代から挑戦する人も少なくありません。基本的に3ヶ月間の新人研修期間が設けられていますが、一人ひとりの成長のペースに合わせて丁寧なサポート体制があり、無理なく酪農ヘルパーとしてのキャリアをスタートさせることができます。また、酪農ヘルパーの仕事は基本的な業務はあるものの、それぞれの牧場で少しずつやり方が異なり、そこについては牧場の方から丁寧に教えてもらえるため、必ずしも新人研修期間内に全てを覚える必要はありません。
「動物、特に牛が好きという方であれば、より早く仕事に馴染めるのではないでしょうか」と、佐藤さんは言います。年齢やキャリアに関係なく、新たなキャリアを築ける酪農ヘルパー。佐藤さんのように、臨時ヘルパーから専任ヘルパーになったり、専任ヘルパーを定年退職後、臨時ヘルパーとして活躍したり。ライフスタイルの変化に応じて働き方が選べるのもこの仕事の魅力です。あなたも佐藤さんのように、酪農ヘルパーとしての一歩を踏み出してみませんか?
福岡県酪農ヘルパー利用組合 公式チャンネルで動画公開中!
【問い合わせ先】
福岡県酪農ヘルパー利用組合
〒812-0011
福岡市博多区博多駅前4-32-18
TEL:092-431-7863
FAX:092-431-7868