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60代でブルーベリー栽培に挑戦!収穫まで最短1年半の『ブルーベリーバッグカルチャーシステム』とは?

60代でブルーベリー栽培に挑戦!収穫まで最短1年半の『ブルーベリーバッグカルチャーシステム』とは?

収穫まで最短1年半という驚異のスピードで生育できる、世界初の養液栽培システム『ブルーベリーバッグカルチャーシステム』。次世代に引き継げる農業として、60代でブルーベリー栽培に挑戦した農家さんに導入の経緯やメリットをお聞きしました。

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貿易会社が開発した画期的なブルーベリー栽培システム

ブルーベリーバッグカルチャーシステム』は、1973年創業のオーシャン貿易株式会社が開発した画期的な人工培地養液栽培システム。専用培地、肥料、混入機やブルーベリーの特許品種販売のほか、独自ノウハウを一貫して提供しています。

食品輸入、果樹栽培関連、生花海外生産・輸入、食品輸出の4部門を展開するオーシャン貿易株式会社 代表取締役会長 米田多智夫氏

代表取締役会長の米田多智夫氏が掲げる理念に従って、売り手、買い手、世間の”三方よし”となるビジネスを大切にしており、日本発となるタスマニア牛ハラミ輸入や、ブランド鮭『オーロラサーモン』の開発など、幅広い事業を手掛けています。

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都会の歴史ある農園がブルーベリー栽培に挑戦

東京都武蔵野市で『ブルーベリーバッグカルチャーシステム』を使ったブルーベリーの観光農園などを営むパープルファーム武蔵野。三鷹駅から徒歩約15分と都心からのアクセスも良く、子ども連れのファミリーや自転車で訪れる近隣の方々などから人気の農園です。

代表の大坂新一さんは、代々武蔵野市で農業を営んでおり、新一さんで12代目。これまでに芝生やトウモロコシなど、時代に合わせた農作物を手掛けてきました。新一さんも以前は生花を栽培していましたが、次世代に引き継げる農業について考えた時、新たな農作物としてブルーベリーにたどり着きました。

パープルファーム武蔵野 代表の大坂新一さん

しかし、日本では土耕栽培でうまく成長していないケースを目にし、一度はブルーベリー栽培を断念しかけたそうです。そんな時にオーシャン貿易のホームページで『ブルーベリーバッグカルチャーシステム』を知ります。実際に導入した農園の見学を経て、システムのすばらしさを確信。2011年に導入を決めました。

全国各地でのブルーベリー栽培を可能にする『ブルーベリーバッグカルチャーシステム』

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決め手となった「生育の早さ」「容易な栽培管理」「充実のサポート」

60代になってからの新たな挑戦。決め手となったのは、導入から収穫までの生育の早さです。通常であれば収穫まで3~4年かかるところを、最短1年半で収穫できる点が大きな魅力でした。

たくさんある品種の中から新しい品種を試す際にも、結果がすぐに出るので検討しやすいですね。
水やりや施肥管理も機械任せにでき容易なので、60代からでも十分はじめられるのも魅力でした。

土耕栽培では難しいとされるブルーベリーの生育に最適な酸性土壌の環境を、機械管理で人工的に構築できるのも大きなメリット。本来、武蔵野の土壌はブルーベリー栽培に向いていませんが、養液栽培であれば最適な環境を、手間をかけずに作れます。

現在はハイブッシュを100鉢、ラビットアイを400鉢育てており、収穫期間は6月中旬から8月上旬まで。『ブルーベリーバッグカルチャーシステム』は100鉢でも500鉢でも1000鉢でも同じ機器で管理できるため、当初は100鉢程度からの導入を考えていました。しかし、敷地の広さも考慮して一気に500鉢での導入を決めたそうです。

収穫量も多く安定しており、お客さんから「ブルーベリーがこんなに甘いなんて、はじめて知った!」と言葉をもらえるほど、味わいも上々。地面にシートを敷いた上に鉢を並べているため、土耕栽培と比較して足元がぬかるみにくいのもメリットの1つ。お客さんからも、長靴いらずで、小さな子どもがいても安心して摘み取りを楽しめると好評です。

地面にシートを敷いた上に鉢を並べて生育できるのも『ブルーベリーバッグカルチャーシステム』を導入するメリット

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オーシャン貿易とのやりとりは、今でこそ肥料の発注やちょっとした報告程度ですが、導入から3年ほどは「何度も電話や訪問を通じてアドバイスをもらった」と、新一さんは振り返ります。

最初はわからないことだらけでしたから、ブルーベリーの情報やアドバイスをいただけたことは本当にありがたかったです。

今はLINEで写真も手軽に送れるようになったから、口でいろいろ説明するよりも早く伝えられますよ。疑問点もすぐに解決できるので本当に安心ですね。

農業から広がるつながり、都市農園で求められるものとは

そして『ブルーベリーバッグカルチャーシステム』を導入したもう1つの大きな理由が、次世代に繋ぐ農業を育てていくため。

都会に近いこの場所で、農園を地域に残していくための最適な形が『ブルーベリーバッグカルチャーシステム』を用いたブルーベリー栽培であるとお考えの新一さん

現在、新一さんの息子さんは武蔵野市役所が主体となっている農業と商業のコラボレーションを手掛けています。ブルーベリーの観光農園をはじめてから、受付スタッフとして新一さんや弟さんの奥さまも農園に積極的に参加するようになり、家族間のコミュニケーションも増えました。

キッチンカーをやっている友人が農園でアイスクリームの販売を行い、そこで自家製のブルーベリーシロップを作ってもらったり、市内のパン屋さんが農園のブルーベリーを使ったデニッシュを作ったり、ブルーベリーフレーバーの地ビールを作ったりと、農業と地域のつながりを強め、地域を盛り上げる活動をしているそうです。

幼稚園や小学校の同級生とパイプの敷設などを進め、現在も農園の作業を一緒に行っています。

新一さんと友人のみなさん

都市農園としての在り方も大切にしている新一さん。パープルファーム武蔵野は、有事の際には地域の避難場所となっているほか、井戸などの水資源も確保しているそうです。

都市農園は市民に守られないとやっていけません。東京のオアシスとして独りよがりにならず、みなさんと一緒に育てていく農園にしなければならないと思っています。

ただ生産するだけじゃダメ。環境面でも、有事の際の避難場所としても、存在し続けなければならないと思っています。だからこそ、今後は地域のみなさんとともに継続していける形の農業が、求められるのではないでしょうか。

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生育が早く、管理しやすい『ブルーベリーバッグカルチャーシステム』を用いたブルーベリー栽培。60代からでも十分にはじめられ、次世代に引き継げる農業を目指せる仕組みに興味を持たれた方は、ぜひオーシャン貿易のホームページをチェックしてください。

『ブルーベリーバッグカルチャーシステム』の詳細はこちら

商品名

ブルーベリー人工培地養液栽培システム『ブルーベリーバッグカルチャーシステム』
初期導入コストの目安:100万円~600万円(税込)

お問合せ

オーシャン貿易株式会社 アグリ課
〒604-8134 
京都府京都市中京区六角通烏丸東入堂之前町254 WEST18 4階
TEL:075-255-2400
お問合せはこちら

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著者:宮崎新之
撮影:荒金大介

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