軍艦島<奇跡の海上都市完全一周>を購入
2015.01.18/Sun/20:20:00
【軍艦島とは】
軍艦島は長崎港から南西の海上約17.5キロメートルの位置にある無人島で、正しくは「端島」(はしま)という島のことです。この地域は良質な石炭が埋蔵されていて、この島を拠点にして地下へとトンネルを掘り、石炭を産出する産業が明治から大正時代にかけて活発化しました。
この南北に約480メートル、東西に約160メートル程度の小さな島に、1960年の最盛期には5,000人以上の人が住んでいて、当時は東京を軽く超えて、日本一の人口密度を誇る場所だったと聞きます。狭い島内に鉄筋コンクリートの住居や設備が立てられ、海から島を見るとあたかも「軍艦」のように見えることから「軍艦島」の呼び名が定着しました。
しかし、その後は炭鉱の採算が悪化し、人口は減り続け、1974年の炭鉱閉山に伴い無人島になりました。
【軍艦島DVD】
各地の廃墟や廃道を探訪し、それらの姿を DVD や書籍にまとめている「オープロジェクト」という企画集団があります。そのオープロジェクトは、その軍艦島を数度、テーマとして取り上げていて、見どころや感どころに詳しいと定評があります。おのオープロジェクトがその軍艦島を上陸から島内一周するまでを「ノーカット」で見せる DVD が書店の棚に DVD ムックとして並びました。
価格も税別 1,300円と DVD としては破格で、廃墟マニアでなくても気軽に買えるDVDだと思います。


奇跡の海上都市 完全一周 廃墟賛歌 軍艦島 DVD BOOK (宝島社DVD BOOKシリーズ)
【購入】
早速買いました。本屋の棚に並べるため、A4の外枠にDVDパッケージが埋め込まれる装丁です。


DVD パッケージを取り出すと、小型のブックレットが入っています。このブックレットの大きさは、ちょうど DVD パッケージの左内側に納められる大きさになっています。

したがって、外枠を外すと、通常の DVD コンテンツのパッケージと同じ体裁になります。


ブックレットの内部は、そのDVDの内容の解説に加え、きれいなグラフィックで表現された軍艦島のデータが見られるようになっています。

【感想】
この撮影はオープロジェクトの黒沢 永紀氏がカメラを手持ちしながら、一人で島に降り立ち、解説しながら島内一周をする様子を「通し」で紹介しています(約83分)。黒沢氏は、軍艦島についてかなりのこだわりと知識を持っていて、撮影しながら、その部分の解説をよどみなく行ってくれるので見てて飽きさせません。
ところどころ空撮ショットを挿入し、現在紹介している場所を上空からの俯瞰画像で見せてくれます。また、手持ち撮影といっても、特別に映像を安定させる装備にカメラを搭載しているので、映像に不快な揺れやぶれはありません。当日は天気も良く、撮影画質は上々だと思いました。
私が見て印象に残ったシーンは島の最後部の一端にある「端島神社」の紹介です。こんな小さな特殊な島でも日本人はちゃんと一番いい場所に神様を祭るんだと感慨を受けました。
現在では軍艦島は観光ルートもあり、実際に上陸もできるのですが、このDVDのように建物の中に自由に入ることは当然できません。軍艦島の内部に入り、人々が生活した痕跡を間近で見てみたいという人にうってつけのコンテンツだと思いました。
価格が安い(1,300円)ため欲は言えないのですが、せっかくの貴重な映像なので、DVD ではなく、ブルーレイで見たいと思いました。
【関連ページ】
端島(軍艦島)wikipedia
オープロジェクト公式HP
軍艦島をストリートビューで歩いてみよう(google)
代々木会館巡礼
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
軍艦島は長崎港から南西の海上約17.5キロメートルの位置にある無人島で、正しくは「端島」(はしま)という島のことです。この地域は良質な石炭が埋蔵されていて、この島を拠点にして地下へとトンネルを掘り、石炭を産出する産業が明治から大正時代にかけて活発化しました。
この南北に約480メートル、東西に約160メートル程度の小さな島に、1960年の最盛期には5,000人以上の人が住んでいて、当時は東京を軽く超えて、日本一の人口密度を誇る場所だったと聞きます。狭い島内に鉄筋コンクリートの住居や設備が立てられ、海から島を見るとあたかも「軍艦」のように見えることから「軍艦島」の呼び名が定着しました。
しかし、その後は炭鉱の採算が悪化し、人口は減り続け、1974年の炭鉱閉山に伴い無人島になりました。
【軍艦島DVD】
各地の廃墟や廃道を探訪し、それらの姿を DVD や書籍にまとめている「オープロジェクト」という企画集団があります。そのオープロジェクトは、その軍艦島を数度、テーマとして取り上げていて、見どころや感どころに詳しいと定評があります。おのオープロジェクトがその軍艦島を上陸から島内一周するまでを「ノーカット」で見せる DVD が書店の棚に DVD ムックとして並びました。
価格も税別 1,300円と DVD としては破格で、廃墟マニアでなくても気軽に買えるDVDだと思います。
奇跡の海上都市 完全一周 廃墟賛歌 軍艦島 DVD BOOK (宝島社DVD BOOKシリーズ)
【購入】
早速買いました。本屋の棚に並べるため、A4の外枠にDVDパッケージが埋め込まれる装丁です。


DVD パッケージを取り出すと、小型のブックレットが入っています。このブックレットの大きさは、ちょうど DVD パッケージの左内側に納められる大きさになっています。

したがって、外枠を外すと、通常の DVD コンテンツのパッケージと同じ体裁になります。


ブックレットの内部は、そのDVDの内容の解説に加え、きれいなグラフィックで表現された軍艦島のデータが見られるようになっています。

【感想】
この撮影はオープロジェクトの黒沢 永紀氏がカメラを手持ちしながら、一人で島に降り立ち、解説しながら島内一周をする様子を「通し」で紹介しています(約83分)。黒沢氏は、軍艦島についてかなりのこだわりと知識を持っていて、撮影しながら、その部分の解説をよどみなく行ってくれるので見てて飽きさせません。
ところどころ空撮ショットを挿入し、現在紹介している場所を上空からの俯瞰画像で見せてくれます。また、手持ち撮影といっても、特別に映像を安定させる装備にカメラを搭載しているので、映像に不快な揺れやぶれはありません。当日は天気も良く、撮影画質は上々だと思いました。
私が見て印象に残ったシーンは島の最後部の一端にある「端島神社」の紹介です。こんな小さな特殊な島でも日本人はちゃんと一番いい場所に神様を祭るんだと感慨を受けました。
現在では軍艦島は観光ルートもあり、実際に上陸もできるのですが、このDVDのように建物の中に自由に入ることは当然できません。軍艦島の内部に入り、人々が生活した痕跡を間近で見てみたいという人にうってつけのコンテンツだと思いました。
価格が安い(1,300円)ため欲は言えないのですが、せっかくの貴重な映像なので、DVD ではなく、ブルーレイで見たいと思いました。
【関連ページ】
端島(軍艦島)wikipedia
オープロジェクト公式HP
軍艦島をストリートビューで歩いてみよう(google)
代々木会館巡礼
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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カテゴリ: 本・映画・テレビ
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