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「頂きはどこにある?」を読んでみました

2009.12.21/Mon/23:56:57

「チーズはどこへ消えた?」で有名なスペンサージョンソンの新作です。売れ行きも良いようで、先日読んでみました。
【スペンサージョンソン】

米国の心理学者。医学博士でもあり心臓ペースメーカーの開発なども行う。ハーバード・ビジネス・スクールの名誉会員。

【頂きはどこにある?】

主人公は谷間に住む若者。その若者が山に登り、そこから見える景色と澄んだ空気に喜びを見いだす。この作者の特徴で、複雑な人生の浮き沈みを山や谷に例えて述べている。実際の世界で山と谷では谷の方が住みやすいだろうと思われるが、この本での山と谷は実世界を意味してはいない。山は人生や仕事の上での好調期、谷は低調期を意味している。

山の中腹でこの若者はある老人と出会う。この老人は人生について達観していて、貴重な助言をこの若者に授ける。

この本の言わんとしていることを要約すると次の二点に尽きる。

  • 好調なときは、その好調が無意味に持続するとは考えずに、次の失速に備えよ
  • 低調なときは、その低調の原因を追求し、なるべくダメージを少なくするように努力せよ


面白いことに、この本の中では、メンタルな解決方法とフィジカルな解決方法の両面が取り上げられている。「病は気の持ちよう」とか「心頭滅却すれば火もまた涼し」とか、日本人はメンタルな面を美徳とし易く、米国人はどちらかというと原因と帰結をロジカルに論じることを重要視する。

著者が米国の心理学者であるということから、メンタルな部分とフィジカルな部分の程よい割合で示唆されていて、日本人ビジネスマンが読むのには非常に適している本だと感じた。


頂きはどこにある?


チーズはどこへ消えた?

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最後までご覧いただき、どうもありがとうございます。

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