9月の中間決算企業から優待とか報告書がどんどん届きます。さて今回も本ブログ初登場の第一興商から株主優待券と報告書が届きました。ちなみに第一興商は今年30周年ということです。
第一興商の株主優待制度は?
優待券(500円券)
100株以上 10枚
1,000株以上 25枚
・直営店舗、子会社のカラオケ・飲食店舗にて有効
・優待チケット全額との引き換えを条件に、CDチョイス(音楽ソフト子会社レーベル限定)に替えることが可能
(100株以上CD交換1枚、1,000株以上CD交換2枚 )
今回は100株のクロス取引を実施しましたので、5,000円分の優待券が届きました!なおヤフオクでの売却相場は3500円ほどでした。
第一興商の業績は?
続いて、中間報告書から業績を見てみましょう。
売上高 690億円→698億円(+1.1%)
営業利益 107億円→104億円(▲2.8%)
経常利益 114億円→112億円(▲1.7%)
当期純利益 73億円→72億円(▲1.3%)
増収減益決算となっています。なおBSを見てみると自己資本比率が70%にもなっています。意外と堅実経営なんですね。
こうした業態の会社は、USENで痛い目にあっているのであまり好きではないのですが…。
セグメント別の売上/利益も載っていましたので記載しておきます。
業務用カラオケ事業 319億円(80億円)
カラオケ・飲食店事業 300億円(30億円)
音楽ソフト事業 36億円(▲9900万円)
その他事業 42億円(8億3000万円)
業務用カラオケ事業ってこんなにも高利益事業なんですね。それに驚きです。また音楽ソフト事業が赤字です。ソフト事業というものってやはり難しいんですよね‥。
今回の報告書で取り上げられているのは、その他事業の駐車場事業です。運営箇所500か所、車室数7,000室となっています。利益も出始めておりこちらが新規事業としては光りますね。
あと役員の欄を見ていたら古田敦也の名前が!古田ってあのヤクルトの古田?と思って調べたら本当にそうでした。
まぁ知的な印象はありますから。