「お父さんに愛されていないと思っていた」 元・反抗期娘が無口な親方パパに“ずっとして欲しかったこと”とは?
「お父さんに愛されていないと思っていた」と語る大阪出身の25歳の女性芸人。彼女は学生時代に反抗期からヤンチャで、塗装業の親方である父親は無口で、親子の間には溝があったようだ。そんな女性芸人が父親に“ずっとして欲しかったこと”が叶ったシーンに涙が止まらない……!
女性芸人の名前は萌々。芸歴7年目のお笑いコンビ・爛々のボケ担当として、1ヶ月に30本の舞台に立っている。3姉妹の次女として生まれた彼女は、多感な時期に塗装業の親方である父親に何度も反抗したという。
「お姉ちゃんと妹は愛されているけど、私は愛されていないんかなぁとか思って」「(多分愛されていただろうけど、父が)無口ゆえに私にはそこがわからんくて……」と、当時は反発心の中に孤独感があったことを吐露した。
一方で萌々の父親も、娘のことを「ずっと反抗期だと思っていますよ」と笑いつつ、「もっと(会話の)キャッチボールをしたかった」と過去を悔いた。父と娘は不器用ゆえに互いに本心が言えなかったが、本当はもっときちんと話がしたくて、愛し愛されていたのだ。
やがて決心した萌々は、今まで言えなかった思いを綴った手紙を父親の前で読むことに。「昔の萌々は、お父さんに愛されていないって思っていました」「一人暮らしをして苦労してからしか、あなたの愛や萌々たちには見せない苦労に気付きました」と語る彼女は涙声だ。それでも、「これから、昔は気付けなかったお父さんの愛をたくさん噛みしめて全力で芸人をやって幸せになります」「お父さん、大好きです」と頑張って本心を父親に伝えた。
萌々が手紙を読んでいる際も漫談を披露している際も、父親は終始穏やかな表情だ。萌々から「萌々のこと、好き?」とたずねられて「うん、大好きやで」と即答しただけでなく、自ら彼女にハグする場面も……! このハグは、実は萌々が父親に“ずっとして欲しかったこと”。大好きな父親にギュッと抱きしめられた瞬間に、彼女は「嬉しい!」「ありがとう!」と涙目になった。きっとこのハグで、“愛に飢えていた過去の萌々”は救われたことだろう。
萌々と彼女の父親の感動的なやりとりは、ドキュメンタリーネタ番組『笑えない父と笑わせたい愛娘』9月17日深夜放送回(最終回)で紹介された。動画配信サービスTVerでは、全4回にわたって放送された同番組を無料配信中。毎回さまざまな親子をそっと見守りながら涙する囲碁将棋に、もらい泣きさせられること間違いなしだ。
「これから、昔は気付けなかったお父さんの愛をたくさん噛みしめて全力で芸人をやって幸せになります」 元・反抗期娘が無口な親方パパの前で読んだ手紙の内容&念願のハグに涙腺が崩壊するドキュメンタリーネタ番組『笑えない父と笑わせたい愛娘』を無料配信中