こんにちは!
最近娘からよく無視されるので、叱っては寝かしつけた後に怒り過ぎたと反省している
オルターブース エンジニアのふるのです(´・ω・)
今日は複数のWSLを切り替えて素早く環境を整える方法を試します。
- Node環境のWSLを作成(WSL-Node)
- 作成した環境をExport・Import
- Python環境のWSLを作成(WSL-Python)
- 作成した環境をExport・Import
- 作成したインスタンスの起動
WSLのインストールは公式を参照。 今回はUbuntuを使います。
各環境設定はググればいっぱい出てくるので省略します。 ※Python環境はヘイシャのMLBお兄さんが以前書いてくれてるので、そちらを是非参考に。
それでは試していきましょう。
WSLインストール
公式サイト参照
WSLにNode環境を構築
構築方法はお好きな方法で。 公式にも参考資料がありますので、今回はこちらを参照。
はい、こんな感じでnode環境が設定完了!
作成した環境をExport
次に作成した環境をexportします。
現在のwsl一覧を確認
PS C:\User\**** > wsl --list Linux 用 Windows サブシステム ディストリビューション: Ubuntu-20.04 (既定)
現在の環境をExport
PS C:\User\**** > wsl --export Ubuntu-20.04 ubuntu-node.tar
※特に結果は表示されません
Exportが完了するとtarファイルが出力されます。 出力先を指定しなければユーザーディレクトリ直下に出力されます。 出力先を指定したい場合は以下のようにコマンドを変更してください。
PS C:\User\**** > wsl --export Ubuntu-20.04 <出力先>/ubuntu-node.tar
作成した環境をImport
PS C:\User\**** > wsl --import Ubuntu-Node <インポート先> ubuntu-node.tar
インポートが実行されたらもう一度listを確認します。
PS C:\Users\**** > wsl --list Linux 用 Windows サブシステム ディストリビューション: Ubuntu-20.04 (既定) Ubuntu-Node
先程インポートした環境が追加されていますね。
では次にPythonの環境を構築します。
WSLをリセット
Windowsの設定から、「アプリ→アプリと機能→Ubuntu→詳細オプション」と進み、下の方にある「リセット」をクリック
リセットが完了したらPythonの環境構築へ
Pythonの環境構築
上でも紹介しました、MLBお兄さんの記事を元に環境構築
PythonのVersion確認
構築が完了したらNodeと同じようにExportとImportを行います。 ※やり方は同じなので省略
Listの確認
PS C:\User\**** > wsl --list Linux 用 Windows サブシステム ディストリビューション: Ubuntu-Node (既定) Ubuntu-20.04 Ubuntu-Python
Ubuntu-Pythonが作成されていますね。 あとは動かしたいときに好きなインスタンスを起動するだけです。
動かしたい環境を起動
Nodeの場合
PS C:\User\**** > wsl -d Ubuntu-Node
Pythonの場合
PS C:\User\**** > wsl -d Ubuntu-Python
※ユーザーを指定して起動する場合はインスタンス名の後ろに以下のようにオプションを付けてください。
PS C:\User\**** > wsl -d Ubuntu-Python -u <ユーザー名>
以上です!
これで複数の検証環境を素早く切り替えることができるので、よかったら活用してみてください。