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2024年 11月 05日
※写真をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 東京都、青梅市にて レトロな外見だが、現役の公会堂。 1939年(昭和14年)の建造という。 太平洋戦争前だが、満州事変を経て「ABCD包囲網」と呼ばれる、諸外国による経済制裁も行われた時期。 経済的にも逼迫し始めた日本だが、それでも中々品格のある建物なのが、印象深い。 左後ろの建物は乗願寺。多摩地方では珍しい、時宗の寺だ。 どちらも、いわゆる「観光地」ではないが、もっと知られても良いスポットだと思う。 公共の建物らしく入口横に、公衆電話もある。 ほぼ使う人もいないだろうが… 電気通信事業法では、市街地には500m四方に1台、設置義務があるそうな。 携帯電話の普及以前はそれなりに使ったが、もう使い方も忘れた。 その昔、通勤時に人身事故などで鉄道が停まると、駅のホームの公衆電話に長蛇の列ができた。 一応、社会人的には、出勤が遅れる旨を連絡せねばならない。 なんとも律儀な話だが… 待つ間に列車が動き始めたりして、更に到着時刻が遅れたりして、本末転倒だったりする。 携帯電話が出始めの頃。 列車の遅延時、駅で長時間の停車。 どうやら、長期戦となりそうな予感だった。 その車内で、これ見よがしに、電話をするヤツがいた。 車内通話が禁止となるのは、ある程度普及が進んでから。 もしかすると、こういう「イヤミ」なヤツがいたから、禁止となったのかもしれないが。 それはともかく。 その貴重な携帯電話の持ち主に、いかにも調子の良さそうなオッサンが 「いや〜、便利ですね。並ばなくとも電話できるなんて」 まんざらでもない表情をしたその時、すかさず 「私も連絡したいので、ちょっとお借りしても宜しいでしょうか」 とちゃっかり、借りてしまった。 それを見た他の人も 「私にも貸して頂けないでしょうか」 となり、携帯電話が数人の手に渡った。 まるで無料の車内公衆電話である。 当時は通話料金も高かった筈で、イヤミ君はハラハラしていただろう。 数人めが電話している際、バッテリー切れとなった。 当時はニッカド電池で、容量も少なかったからか。 何か、連絡事項を思い出したのか… 気の毒にも、イヤミ君は列車を降りて、ホームの公衆電話の列に並んだ。
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by small-talk
| 2024-11-05 13:48
| 東京
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2024年 10月 29日
東京都、青梅市にて タマガワホトトギスの花。 季節外れで申し訳ないが。 夏の終わり、8月中旬が見頃な花だ。 由来は、花弁の斑点が、鳥のホトトギスの胸に似ている、からという。 「タマガワ」は関東の多摩川ではなく、京都の玉川が由来。 多摩川流域の住民にとっては、ちょっと悔しい。 恥ずかしながら。 大人になるまで、正岡子規は、女性だと思っていた。 言い訳をすれば、どちらともとれる俳号。 「子規」はホトトギスの、漢字表記だという。 子規といえば、なんといっても 柿食えば鐘がなるなり法隆寺 が有名か。晩年には 柿くふも今年ばかりと思ひけり という句も詠む。相当の柿好きだったと思われる。 悲しいかな、翌年の9月19日にこの世を去った。 9月中旬ならば、今なら八百屋さんやスーパーに並ぶが。 20世紀初頭は、どうだったのだろうか? そもそも闘病生活で、柿など食べられなかったのか? ホトトギスの仲間は、日本に13種類自生している。 よく見かけるのは、白地に紫の斑点がある、ヤマジノホトトギス。 果物ならば、ザクロを思い浮かべる。 タマガワホトトギスは、柿のイメージかなと。 いや、やや強引だが、子規の好物だからお許し頂こう。 8月中旬ならば「来年の柿」に出会えたかもしれない。
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by small-talk
| 2024-10-29 11:32
| 東京
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2024年 10月 22日
※写真をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 東京都、青梅市にて おうち写真、雲の照り返し編。 終日、パッとしない天気だったが。 夕方、地平線付近だけ、雲が切れた。 雲が淡く照りかえすも、天空まで届かなかった。 秋分を過ぎ、日の入りがどんどん南よりとなる。 当地は、山並みで違いで顕著に分かる。 冬至と夏至を比較すると58.6度の差。 つまり、全天の六分の一ほど、日の入りの位置が変化する。 計測方法にもよるが、人間の視野はおおよそ120度。 その半分ほどが違うのだから、その違いは大きい。 もっとも、日の入りが見えるのは、主に秋から冬。 北西方向の夕日はさほど期待できない。 とはいえ、写真は結構撮っている。 冬は毎日のように夕日が観え、珍しさも半減、写真もおざなりとなる。 その点、梅雨時の夏至付近は、晴れれば小躍りして、カメラを持ち出す。 秋もまだ浅いこの時期。 まだ「小躍り」セール終盤で、やはりカメラを取り出してみる。
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by small-talk
| 2024-10-22 11:34
| 東京
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2024年 10月 16日
※写真をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 東京都、青梅市にて おうち写真、秋のトワイライト編。 夏はほぼ見られない、残照と夜景の組み合わせ。 この光景を見ると、秋になったなと思う。 もっとも、冬場は珍しくなく、感動も薄れる。 青梅に引っ越して気が付いたのは、選挙期間中が静かなこと。 市議会議員選こそ、そこそこ選挙カーが走るが、他はほぼ居ない。 ともかく、選挙区の面積が広く、頻度が低いのだ。 その上、総じて、候補者の数も少ない。 都知事選など、候補者が町へ来れば、逆に歓迎するような感じか。 よくぞ、この町を見捨てなかったのか、みたいな。 まあ、人間とは現金かつ、単純なものだ。 少ない、といえば。 ポストに投函されるチラシも少ない。 都区内に住んでいた時は、宅配ピザやら、マンション買いますやら、ナンとかエステやらがドッサリ。 引っ越してからは、ほぼこない。 もし、都会なら、人類が滅亡したかと勘違いするくらい、少ない。 果たして、どちらが良いのか? 人付き合いが嫌いなくせに、人見知りする僕としては、最適解はない。
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by small-talk
| 2024-10-16 00:56
| 東京
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2024年 10月 08日
※写真をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 東京都、青梅市にて おうち写真、雨の日編。 雨で森が霞む。 霧と雨は、どちらも「水」だが、性質が異なるのが面白い。 雨は身体がビショビショになるが、霧は濡れない。 もっとも、濃い霧だと、眼鏡に水滴が付いたり、髪も湿る。 そこまで濃いと、霧雨と呼ぶのだろうが。 青梅は、武蔵野台地の西の端。 東こそ開けているが、北と南、そして西に山が迫る。 一種の盆地で、そこに多摩川が流れる。 地形的に、霧が発生しやすい。 青梅市街地から西は、台地というよりも、川沿いの谷間となる。 こちらは、更に霧が出やすい。 朝早く、青梅線で西に向かうと、川からの霧であたり一面が霞む事も多い。 霧の車窓を眺めると、ふと夜行列車での光景を思い出す。 朝、列車で目覚めると、都会の雑踏から乗ったはずが、霧の中を走っている不思議。 特に、大糸線など、山間を走る列車ではお馴染みの光景だった。 今は無き、稚内へ向かう夜行列車では、霧の果てに、利尻山が浮かんでいた。 そう考えれば… 青梅から乗れば、せいぜい300円程度の運賃。 新宿からでも千円強で、中々の旅情だろう。 通勤用の車両と同じで、ロングシートなのが玉に瑕だが。
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by small-talk
| 2024-10-08 10:58
| 東京
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