近頃のイギリスはぽかぽか陽気が続き、もう春に突入という感じなのだが、(本当にそうだといいけど。。。) この日は特別暖かく、半袖姿の人もちらほら。。。(3月初旬!) 教えてくれた友人から彼女の友人がアートダイレクターをしているとかで行くべきところとずっと言われていた、ケンブリッジにあるギャラリー、kettle's Yardへ。 数年行きたいところリストに入っていたのだけど、出産が重なったり、ギャラリー内の改装工事があったりでなかなかタイミングが合わず、やっとの事で訪問。 ギャラリー部分でエキシビジョンがされていて、(訪れたときはちょうどART&LIFEというエキシビジョンをやっていて、それがすごく良かった!) ハウスの方では20〜30年代にテートギャラリーでキュレイターをしていたJim Edeと妻のHelenが実際に1958年から1973年まで住んでいた住居で彼らのアートコレクションが贅沢に飾られている。 写真はこのハウスのアイコン的なディスプレイ。 インテリアのセンスがかなり自分の理想と近いと思う。(いや、アートコレクションはうちにはぜんぜんないけど。笑) すごく素敵だった窓辺の植物達。 どこをみてもさりげなく飾られているものが目に留まる。 大きな吹き抜けのある家っていいなあ。 大きな壁にタペストリー、飾ってみたい。 携帯の方で写真を取っていたりして、息子もいたのであまりゆっくり撮影出来なかったのだけど、少しだけカメラでも写真を取る事ができた。(フィルぽんの「早くしろ〜」の視線があり、急ぎ足。苦笑) ここでたまにミニコンサートもしているらしいのでまた行きたい。(一人で。) フランスの古物もあったり。 後半はこんな感じで走り回る息子の監視で忙しかった。 命綱様様!(その辺に普通にルーシー・リーなんかの陶器が置いてあるのでまさに命綱!壊したら弁償なんて出来ない、出来ない。。。汗) 小さな子供を連れて行くにはちょっと厳しいかも。 今思えば、よく快く入れて下さったなあと。。。 ちなみにハウス内の椅子は自由に座ってよし。 まるで自分の家かのようにくつろぐ事ができる。 #
by netherbury
| 2014-03-19 05:54
| Travel
もう時間も経ってしまったのでどうしようかと思っていた、最後のアントワープ記。 やっと最終回にこぎ着けた。苦笑(もう特に誰も見てないだろうけど。。。) アントワープと言えばという有名どころ。 そう、ネロとパトラッシュのあの物語の最終回での教会へ。 フィルぽんにフランダースの犬の話をしてもよく知らないと言う。 えっ? あんなに有名なのにと調べてみたら、原作はウィーダというイギリス人の作家だそうで、ベルギーで出版されたものの、それほど人気が出なかったらしい。 なるほど、フィルぽんも知らないはず。 それがのちに日本でアニメになり日本では誰もが知る物語となった。 実は今回はアートミュージアム中心に回っていたのでホテルから一番近いこちらは後回しになっていて、帰る日の朝一番に行ってきた。 朝ご飯を食べてから、オープンちょっと前に到着したので、門の前で待っていると程なく開いた。 なんと、並んでいる人は私たちだけだった。笑 ステンドグラス、ヨーロッパでは教会へ訪れると必ず拝見できるので、初めこちらへ来た頃と比べて、さほど驚く程見入ったりはしなくなったように思うけど、それでも楽しみの一つ。 美しい教会の彫刻。 教会の正面。 10分くらい経ったらやっとちらほらと他の観光客がやってきた他に、一人祈りを捧げるご婦人のみ。 とても静か。 ルーベンス作「聖母被昇天」。 写真にはないが、この教会の見どころの一つ、「キリストの降架」と「キリストの昇架」という3面の絵も本当に美しかった。 泊まったホテルのルーフテラスからの大聖堂の眺め。 こちらはRockoxhuis。 ちょうどGolden Cabinetのエキシビジョンがやっていたので、これも目的の一つ。 Royal Museum of Fine Artsが改装工事のために閉館中のために一部のコレクションも貸し出しされていたみたいで、そういうコレクションが違ったロケーションで見られる事はまた珍しいので嬉しい。 私は個人的に大きな美術館の絵を見て回るより、古い建築にアンティークと供にインテリアとして飾られているのを見るのが好き。 さらっと壁のかかっているけれど、それが実はルーベンスだったり。 そうして遥か昔にあったstill lifeの絵画の中のような風景が目の前で拝見できる贅沢。 ヘンリボーンなタイル。 最近、16〜17世紀のstill lifeの影響がフローリストの中にみられるのが増えてきたけど、そういうインスピレーションの変化はいいと思う。私ももっといろんな物を見て勉強しないと。 見ているとちょっとコミカル。 赤の部屋。 緑の部屋。 今回お世話になったのはマルクト広場や大聖堂にも近いHotel Julien。 センスがよく素敵なホテルだった。 オフピークオファーでスパも使えたのがラッキーだった。 古い建物をリノベーションしたホテルでところどころに古いものが残されている。 子供がいたのでゆっくりとくつろぐことは出来なかったけど、小さなホテルならではのこじんまりして、ひっそりとした空間。 他にも新しく出来たモダンアートのミュージアムMASなんかにも行けて満足した。 アントワープ、小さいのに見所も多くとても魅力的なところだった。 #
by Netherbury
| 2014-02-27 00:02
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もう2月になろうとしているのに、まだアントワープ記が終わっていない。。。 このままでは自然消滅してしまいそうなので、アップせねば。(いつも旅行記はそんな感じで終了。。。苦笑) Kloosterstraatという骨董街へ。 ええ〜っと、もれなく付いて来るこの二人のおかげで、戦利品なし。 アンティーク屋は狭くてなかなかバギーでは入れないし、息子が触ったりしたら大変だし、しかもこの日は凍えるほど寒かったので、外で待たせる訳には行かず。 まあ、荷物の事を考えれば、何も買えなかったのだけど。。。 「このお店だけ、入らせて〜!」と古いタイルに惹かれて入らせてもらった。 一瞬、どうしようかなあと思った紙ものがあったけど、持ち帰りも難しそうだったし、使い道もちょっと思いつかなかったので保留に。 今思えば、お値段も手頃だったので買えば良かったかもと後悔。 と、全く集中力がないアンティーク屋巡りはやっぱり駄目。。。 とはいえ、通りの雰囲気を味わったり、ウィンドー越しにお店を見るのは楽しかった。 本当は土曜日に来ればもっと賑わっているらしいのだけど、私たちの旅行は平日に決行されたので、本当の雰囲気は味わえなかったのだけど、どうせ子連れで入れなかっただろうし、ということで。 まあ、ぱ〜っと見た感じ、欲しいなと思うものもなかった。 (このトルソーは誰が買うのだろう。。。笑) ここは高そうだったけど、センスが良かった家具屋さん。 ライトが素敵だった。 骨と球根。 ライティングのお店。 もし家を買うなら、こんなお店でじっくり選んでみたいもの。 まあ、今回はお散歩程度だったけれど、充分楽しめた。 寒くさえなければ、もっと良かったのに。 この通り沿いにChez Fredというお気に入りのカフェがあって、ランチに2回も行った。 Kloosterstraatではないけど、ホテルの近くを歩いていたら、閉まっていたけど、骨董屋発見。 お店なのか倉庫なのかよくわからなかったけど、ものすごい数の品が所狭しと積み上げてあった。 是非とも中を拝見させて頂きたかった。 でも、お店なのかそうじゃないのか、さっぱり謎の場所だった。(でも、商品に値札が付いている?) たぶん、見ていたら掘り出し物が見つかったような気がする。 アントワープは普通に街を歩いていても、小さい街なのに割と古いものを扱うお店が多かったように思う。 きっと、アーティストも多く住んでいるし、そういうものを良いと思い、自然と生活に取り入れられる人がいるからだろう。 #
by netherbury
| 2014-01-30 06:39
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Antwerp Berchem駅の近くにある、Cogels Osylei(コーヘルス・オジレイと呼ぶ)通りへ。 私たちはちょうどトラムの駅の逆側から歩いて来たので、通りの始まりは橋の下。 この日もまた非常に寒くて、ぶるぶると震えながら到着。(寒さの中1個前の駅から歩いてきたアホな家族。。。) ぐずぐず言っていた息子もバギーに乗せたら寝たので、しばしの建物見学。 ここの通りは20世紀初期に建てられたArt Deco様式の建物がずらりと並んでいて、それは見応えがあり、上を見上げ、右、左をきょろきょろとしながらたっぷり楽しんだ。 ひとけも少なく、時々トラムが走るくらいで、ひっそりとした住宅街。 建物一つ一つが独創的で、まるで美術館にでも来たような感覚に陥る。 作品(笑)の一部をご紹介。 持っているカメラのレンズせいで、全体像が撮れなかったのが残念だったのだけど、雰囲気だけでも伝われば。。。 Waterlooとはまた見慣れた通り名。。。笑 お約束か、「ワーテルローの戦い」を表した壁画も。 実はその有名な戦いがあったワーテルローという場所がベルギーにあるという事を最近まで知らなかった。(恥) ちなみにイギリスではWaterlooは「ウォータールー」と呼び、ロンドンの地名にもあり。 寒くなかったらもっとゆっくりと写真を撮っていられたのだろうけど、足早に次ぎの目的地へ。 昔はお金持ちが競い合って建てた住宅は今では一般の人が普通に暮らしているのだとか。 建物内部もどんな風になっているのか是非拝見してみたかった! #
by Netherbury
| 2014-01-03 02:00
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明けましておめでとうございます。 2014年もどうぞよろしくお願いいたします! 昨年はworkshopもさせて頂く事ができ、とても充実した一年だったように思います。 息子は20ヶ月になり、言葉もだんだん増えてきて(でも、英語寄り。。。汗)意思疎通がだいぶできるようになりました。 興味は電車や車、恐竜,iPadとまさに男の子街道まっしぐらです。笑 今年も家族皆の健康と成長を祈り、より実りの多い一年でありますように。。。 Netherbury #
by Netherbury
| 2014-01-01 09:00
| Life
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