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![]() ながらく、ブログ更新しておりませんでした。 デザイン活動は、相変わらず、忙しくさせていただいております。 来る年”未” みなさまに、幸多き年になりますよう。 FBページでは、更新しておりますので、ぜひ、ご覧ください。 ⇒https://www.facebook.com/pages/CN-JAPAN%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF/176113922480182 CN-JAPAN/株式会社 クリエイティブネットワーク 代表取締役 建築デザイナー 藤村正継 #
by CN-JAPAN
| 2014-12-27 16:21
![]() 京都の西方、太秦は古くから住宅が立ち並び、暖かさを感じるような地域。 いわゆる、観光客がこぞって訪れるような地域ではなく下町である。 このような観光客が訪れない下町に住む京都人が、京都の産業を支えてきたといっても過言ではない。 住宅街には隙間もないくらい家が立ち並んでいる、当然、道路も広くない。 この場所で、「父親が建てた住宅で、住み続けるぞ!」 という、力強さを感じながら、木造二階建て、述べ床面積約25坪のリフォーム設計を引き受けた。 木造建築でまず私達が行うこと、それは構造補強である。 耐震設計の基準は、大きな震災が起こるたびに上がっていくので、当然ながら、改修工事を行う建物が(20年以上前の建築物が)、現行基準を満たす事はありえない。ゆえに、構造補強は必然となる。 構造補強は、イコール、耐力壁を増やす事になるので、窓が無くなり壁量が増す。 施主の快適に広く使いたい思いとは逆行し、壁量は増える。 この、相反する行為を、アイデアを出してまとめ上げる時、私達の力量が問われる。 同時に、住み手との対話。 如何に住み手と会話し、その会話から伺える”真意”を汲み取るか。 その真意をどのようなアイデアをもって、実現するか。 そこにも、私達の力量は問われるのである。 京都には、幾万棟という、下町住宅が現存する。 今後、このような住宅改修は、私達の仕事として増えていくだろう。 京町家や京都の景観を保存する、という、わかりやすい仕事以外に このような、下町にあり、力強く、京都を支えている京都人の住宅にこそ 私達は真剣に取り組み、アイデアを出し、京都に住み続ける意味を、創出しなければならない。 建築デザイナー 藤村正継 [ 玄関 ] 造りつけの下駄箱、下部にLED照明 踏み台と一連に、違い棚のように椅子部を設ける ![]() [ 2階リビング ] 既存梁を表し、堀上天井とした 床は無垢の杉板、壁面は和紙重ね貼り、障子の向こう側にはテラスがある 春には注文したソファーがイタリアからやってくる ![]() [ 2階寝室 ] コンパクトにベッドとドレッサーを収める 障子の向こうには格子戸、外部との視覚を和らげるため備えた ![]() [ 1階茶の間 ] 掘り炬燵と畳、家族の団欒の場所 畳の下には床暖房、壁面収納は無垢板を”なぐり”加工した ![]() [ 仏間 ] 「松ヶ崎の家」でも使ったアイデアだが、仏壇をスッキリ収めたいとの要望に 壁面収納に組み込む形式で、仏壇を造りつけしている 閉めると、壁面に見えるが、開けると、現代仏壇が現れる (閉めた状態) ![]() (開けた状態) ![]() [ 外観 ] リフォームであるため、外観ボリュウムは既存のまま、窓の形状を変更した 2階部分の壁面を300㎜オーバーハングさせ、2mのアルミ製、逆勾配の庇を設置した この玄関先はガレージとなる また、将来、高年齢のお母様に対して、車寄せになるよう考えている ![]() [ 表札 ] プロジェクトによるが、たびたび、私が彫って、プレゼントしている 少しは、自身がデザインした建物に、自身の手を加えたものを、残したいものである ![]() ご感想など、いただけると、嬉しいです info@cn-japan.co.jp 建築デザイナー 藤村 正継 #
by CN-JAPAN
| 2013-01-16 11:54
| 「社長のひとりごと」
新年、あけまして おめでとうございます ![]() 写真はオフィスに掲げてある、新年のお飾りです。 毎年、父親が作ってくれます。 実家の向かいに田があり、稲刈りのあと、稲穂をもらい、乾かし、叩いてつくってくれています。 毎年、デザインが変わるので、それとなく、勉強しているのでしょう。 今年は、ボリュウムがあり、豊かな感じに見えます。 どうも、豊かな時代が来る事を予感しているのかな? そうあって欲しい、と思います。 政府が代わり、デフレ脱却、インフレに向かい、経済対策がとられようとしています。 私は大賛成です。 インフレが来て、経済豊かな日本を、取り戻して欲しい。 私達、昭和時代が少年だった世代のように、子供たちに”夢”をもって育って欲しい。 そのような社会に是非ともなってほしい。 私が子供の頃、ずっと”インフレ”だった為、”デフレ”は、経済用語であるだけで、実際には、起こらないものだと信じて疑わなかった。 デフレ経済になり、何年が過ぎたのでしょうか? もう、慣れた? 慣れるくらいデフレ経済を私達は経験しています。 デフレで良かったと思う事は、皆が足元を見直すようになった。 地球環境やゴミ問題、エネルギー問題など、”地球有限”を実感するようになった。 しかしながら、捨ててきたものもある。 たとえば、老舗、職人、日本が誇る技術。 そこにしかない技術や、日本独特の職人技術を持つ人達が作る物が、高価と考える人が増え、または、良い技術とわかっていても、隣の(中国製の)安価なものを買う人が増えた為、技術者はその技術を発揮する場所を失い、廃業した人も多い。 老舗の建物が壊され、チェーン店の建物が建てられる。 ついに、国道沿いには、チェーン店舗ばかりが立ち並び、奈良でも新潟でも、どこの国道も同じ風景になってしまった。 つまりは、日本の魅力を自ら捨ててきた、デフレ時代であった。 バブル経済の時のように、ゴージャスな建物が素晴らしい、とは思わない。 私達には、もっと、選択肢が欲しいのです、個性が欲しいのです。 地域に行けば、地域なりの建築があり、商売があり、職人がいる。 そこにしかない”必然性のある魅力”。 インフレ経済が、日本の魅力を取り戻す、起爆剤になって欲しいと、心より思います。 片や私達デザイナーは、政府ばかりに期待するわけでもありません。 切磋琢磨し、誇れる地域色を描けるよう、自己研鑽する。 本年は、前を向いて歩きたいと思います。 みなさま、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。 建築デザイナー 藤村正継 #
by CN-JAPAN
| 2013-01-04 20:59
| 「社長のひとりごと」
京都「松ヶ崎の家」竣工しました。 一戸建て住宅のリフォームです。 ”女性らしさ”を基本に置き 回遊性のレイアウト(リビング~ダイニング~ユーティリティ~ベッドルーム) 省エネルギーを考慮(自然換気、自然光) などを取り入れました。 素材は天然素材を中心に、カーペットはオリジナルデザインを特注しています。 家具は無垢木材をなぐり仕様にし、圧迫感を軽減し、質感を際立たせています。 [ リビング(障子を閉めた状態)] ![]() [ リビング(障子を開けた状態)] ![]() [ リビング(窓を開けた状態)] ![]() [ 書斎 ] ![]() [ ダイニング ] ![]() [ ベッドルーム ] ![]() [ ユーティリティ ] ![]() [ サンルームより庭園を望む ] ![]() [ リビングの収納は・・・ ] ![]() [ 実は仏壇でした ] ![]() やはり、建築・インテリアのプロジェクトは 施主&デザイナー&施工者のコンビネーションが大切! それを実感したプロジェクトでした。 建築デザイナー 藤村正継 #
by cn-japan
| 2012-12-19 18:10
| 「社長のひとりごと」
![]() 皆様 あけまして おめでとう ございます 本年は”辰年” ”龍”に見立てて、飛龍が如く、空を舞いたい。 自然と人が、どういうふうに お付き合いするのか? 昨年は問われた年でもありました。 自然を保護したい、皆は唱えるけど 自然も人をいつも見守ってくれるわけでも、ない。 時には牙を剥き襲い掛かる 人は、ひとたまりもない・・・ 建築という職業をして いつも敵対するのは、実は自然の驚異。 地震・津波・大風・大雨・・・ いくらでもある脅威。 建築は、ひとたまりもない・・・ 生物が生まれて39億年 多分、自然との闘いのなか 進化、変化、してきたのではないか? そうして、人類は、今、ここにあるのではないか。 日本だけではない、自然の驚異。 人は、これを、人知を絞って乗り越える。 ここに、”人”としての価値があるのあも知れない。 いっそ、架空の生物”龍”となり 大空を飛び回ってみたい。 今年は、少し、”人”を超えてみたい。 そして 美しいと思える自然と出会いたい 美しいと思える建築とも出会いたい 夢の中だけでもいい。 建築デザイナー 藤村正継 #
by CN-JAPAN
| 2012-01-06 12:08
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