ヴィンテージ・カークラブジャケットをベースにした“ファラオ・コート”
2016.01.29
1950~60年代に古い車をカスタムしてレースに興じる若者達の集まり「カークラブ」の反映と共に隆盛を極めた「カーコート」。「カーコート」の名前の由来は当時の車のエアコンがほとんど普及していなかった事から車の中で着る防寒着だったことによります。映画「アメリカングラフィティ」では当時の「カークラブ」のメンバーの様子も描き出されており、クラブの名前は「ファラオ団」というものでした。ここから日本ではカーコートのことをファラオジャケットと呼ぶようになります。完全な和製英語ですが、現在では、アメリカ人の間でも日本人がヴィンテージのファラオジャケットを多数買っていくことでファラオジャケットの呼び名が通じるようになってきているようです。
フレック模様の美しいドレッシーなファラオ・コート
今回の706 unionのカーコートはそんな由来を踏まえて「ファラオコート」というネーミングをつけました。一言に行ってもファラオコートは様々な形が存在します。今回我々はカークラブ的な雰囲気よりも、ドレッシーなファラオコートの製作を目指しました。ヴィンテージをベースに、Vゾーン深めのショールカラータイプのリブ、スナップボタンの仕様です。フレック模様の美しいニットライクの生地を採用し、ヴィンテージでも入手困難なタイプのファラオコートに仕上がりました。ライナーはポリエステル混の中綿入りキルトなので防寒性も完備。ファラオコートにはロング・セミロングが存在しますが、今回はセミロングタイプの着丈に設定しています。ヴィンテージよりも重量を軽めに仕上げたので、見た目よりも楽な着心地で、ニットや、マフラーを合わせてもコーディネートしやすいファラオジャケットです。
Lot.779 Pharaoh Coat
LOT.779
Pharaoh Coat
Color_Black , Brown
Price_38,000yen (plus tax)
Size_36, 38, 40, 42
Material_W45%,C35%,AC9%,P6%,N4%,PU1%
カテゴリー: 706union Items