アナログイラストからデジタルイラストに移行するメリット・デメメリット - 5IN by SINPEI

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アナログイラストからデジタルイラストに移行するメリット・デメメリット

 

インスタに初投稿してから手描きのイラストを上げていましたが「勝手にコラボシリーズ」を機にPCで描いたイラストを上げる事にしました。

今回は、自分の経験から、なぜアナログからデジタルに移行したのか?

デジタルのメリット・デメリットなど詳しく説明させていただこうと思います。

アナログからデジタルに移行した理由 

今PCかスマホタブレットのどれかでこのブログを読んでいただいてると思います。

また、それらを使用してSNSを利用している場合、多くの方がTwitterやLINEのプロフ画像やトプ画などを好きな画像に変更していると思います。

もちろん自分も変更していますし、SNSを始めて先ずやる事の一つではないでしょうか。

特に自分は、人とかぶるの嫌なタイプの人間なので自分で描いたイラストを使用しています。

そうなんです‼

つまり、インスタグラムに上げるイラストを描いていなかっただけで、普段からデジタルイラストは描いていましたので、結局イラストの内容が問題だっただけでした。

しかも、デジタルイラストはメリットが結構あるんです。

デジタルイラストのメリットって?

デジタルイラストのメリットは色々あります。

但し、環境等が違うので皆さんに当てはまるかはわかりませんが、自分が経験してメリットと思った事をいくつか紹介します。

1.修正が簡単に出来る

デジタルイラストの最強のメリットが絶対コレです!!

アナログの場合、鉛筆なら辛うじて消しゴムで消せますが、マジックや絵の具の場合、失敗したらどうしようもないですよね?

間違いなく心が大音量で音を立てて折れます。

ところが!!デジタルの場合、1クリックで簡単に元の状態に戻れます。

お笑いコンビ「ぺこぱ」の「時を戻そう」のネタが現実で出来るんです。

失敗を無かったことに出来るのは、時間的以上に精神的に有難いです。

2.画材費用がかからない

インスタを始めた頃は、手描きだったのでマジックとスケッチブックにいくら投資したか考えるだけで恐ろしいです。

マジックだけで、極細、細、普通、太、極太までペン先の種類だけで最低五種類も必要な上、油性、水性で紙に描いた時ののりが違うので用途別に揃えないといけません。

また、スケッチブックは、一番描きやすくマジックとの相性も良いのでケント紙を使用していましたが、紙質が上がる分お値段も上がります。

しかも、当たり前ですが失敗したら次のページに描くしかないため、一冊の内10%ぐらいは贅沢な使い方しています。

デジタルイラストは財布にやさしいです。

とは言え、デジタルの場合でもPCやタブレットスマホなど電子機器とペイントソフトが必要ですので初期投資はかかります。

ただスマホでもデジタルイラストは描けますし、実際に指を使ってスマホで描いている人も一定数います。

ペイントソフトも無料のソフトから有料の高額ソフトまで幅広く揃っていますので、お金をかけなくても十分始められると思います。

ちなみに自分はAdobeIllustratorPhotoshopの二種類のソフトを使用して描いています。

3.片付けしなくていい

アナログの場合、消しゴムかすは出ますし、絵の具の場合、作業中は水入れの入れ替えに何往復もしないといけませんし、マジックの場合、机に裏うつりしてたら「ギャー」ってなります。

何より完成した後に、筆を洗ったりなど片付ける作業がめんどくさがりの自分には地獄の時間です。

その点、デジタルの場合、閉じるだけで片付けをする必要がありません。

ちなみにパレットは紙パレットを使用していますので、洗う必要がなくゴミ箱に捨てるだけなので自分と同じタイプの人にはおススメです。

4.作品の管理が楽

アナログの場合、保存場所が必要でスケッチブックならそこまでいりませんが、キャンバスの場合、号数にもよりますが、それなりの場所が必要です。

また、素材が紙や木枠で湿気に弱いため場所を選ばないといけません。

デジタルの場合は、HDDやUSBメモリ、オンラインストレージなどにデータ保存出来ますので物理的な場所は必要ありませんし、デジタルデータですので紙みたいに劣化の心配がありません。

5.確認作業が簡単

仕事などはイラストの確認作業が必須です。

アナログの場合、紙やキャンバスに描いたイラストは一枚しかありませんので持ち込まなければ確認作業を行えません。

スキャニングしたりデジカメで撮影してデータに変換する事は可能ですが、取り込む機器の性能に影響されます。

デジタルの場合は、メールで簡単に送る事が出来ますし相手に送っても自分の手元から無くなることはありません。

6.その他

・拡大縮小、回転・反転など簡単に出来る。

・1クリックでベタ塗りが出来る。

・筆やペンなど種類が豊富

・服や手が汚れないetc.

以上が自分の経験から感じたメリットですが、まだまだメリットはあると思います。

デジタルイラストのデメリットって?

メリット以上に凄く個人的な意見ですので、皆さんに取って果たしてデメリットと言えるか分かりませんが、デジタルイラストのデメリットをいくつか紹介します。

1.完成までに時間がかかる。

メリットでペコパの「時を戻そう」が簡単に出来ると書きました。

修正が簡単に出来る事で悩む時間が増えます。

アナログの場合、やり直しが難しいので一発勝負に全神経を集中させて描きます。

描き終わったその時点が妥協点であり完成になります。

しかし、デジタルの場合は、簡単に何回もやり直しが出来ることから不安感が消え去り安心感が生まれ、色々なパターンを試してしまい妥協点を見つけるのが本当に大変です。

しかも、mm単位で調整が出来るため拘り出すとキリがありません。

仕事の場合、納期がありますので時間内に一番ベストな状態に仕上げますが、趣味で描いている時にこの現象が起きます。

ただ色々試してみますが、結局一番初めに完成と思ったデザインで決定する事が多いです。

2.データが突然消える恐怖

大半の人が作業中の場合、ある程度作業してから保存するのではないでしょうか。

1アクションごとに保存する人はかなりレアだと思います。

あくまで個人的見解ですので多数派だったらすいません。

自分もある程度作業して区切りが良いタイミングで保存します。

作業内容によって違うため時間で表すのは難しいのですが、30分ぐらい作業してて突然PCが固まってデータが飛んだ経験があります。

そろそろ保存しようってタイミングだっただけに後悔しかありません。

30分前にされても…。

データが消えて直ぐの時はこまめに保存するのですが、結局、ある程度作業して保存する様に戻ってしまいます。

誰もが一度は経験してると思いますが、一番のデメリットは突然ペコパが現れて「時を戻そう」される事です。

3.その他

・目が疲れやすい
・アプリケーションの知識が必要
・初期費用がかかるetc.

確かに多少のデメリットはありますが、それ以上にメリットの方が上回るので、ぜひまだの方は挑戦してみてください。

今回はアナログイラストからデジタルイラストに移行するメリット・デメメリットを紹介させていただきました。

最後までお読み頂きありがとうございました!