2022年3月30日にご紹介させていただくのは、神奈川県葉山町で「美縁着付け教室」を営む菊池友紀子さん47歳。
友紀子さんは看護師の資格を持ちながら着付けを教えているとのことで、どのような経緯で着付けにたどり着いたのかを教えていただきたく、手記をお願いいたしました。
まずは友紀子さんが主宰する「美縁着付け教室」公式サイトでの友紀子さんのプロフィールがこちらになります。
菊池友紀子。1975年さいたま市生まれ、葉山在住。看護師として3年働いた後、アイルランドに1年語学留学。帰国して日本文化を学ぶ必要性を感じ着付けを習い始め、20代後半にどっぷりと着物の世界にはまりました。
長沼静きもの学院では師範免許と日本和装教育協会きものスペシャリスト技能1級を取得。結婚式場や美容院で着付け師として勤務を経て、2017年5月から株式会社まるやまに所属し(典雅きもの学院)、教えてきた生徒さんは現時点で述べ100名以上。この度、日々模索してきた技術と知識を自分らしくお伝えするべく、美縁着付け教室を立ち上げることになりました。
出典引用元:美縁着付け教室 (bien) | 葉山
●これまでの経歴
埼玉県の大宮生まれ、家族構成は両親と2歳差の姉。
小さい頃から負けず嫌いで、自分で言うのもなんですが努力家。
ピアノ、トランペット、バスケと、大きな目標に向かって突き進むというよりも、目の前に与えられた課題をこなしていたらクリアできてた、という感じでした。
好奇心も旺盛で、思い立ったらとりあえずやってみる!
やってみて合わなかったら即辞めるという切り替えの速さも(笑)。
人の役に立つことが生きがいの母の影響もあり、高校生の時に選んだ道は看護師でした。
看護師を3年半務めて、語学留学を決意しアイルランドへ1年留学。
狭かった自分の視野がいっきに広がった時期でもありました。
日本文化を学ぼうと思ったきっかけもこの留学から。
帰国してすぐ着付け教室に通い始め、着物の魅力にどっぷりと浸かってしまいました。
●これまでの人生の中で最大のピンチは?
負けず嫌いではあるものの、例えば受験で失敗しても「これは私にはふさわしくない道だったんだ」という切り替えをする楽観主義でもあるのであまり危機を感じたことはありませんね。
●一番嬉しかったことは?
着付けの生徒さんが
「着物に出会って、自分の人生が豊かになりました」
「着物を着てお出かけする日常の楽しみが増えました」
「先生のところで着付けが習えて良かったです」
などと言ってくださり、こんな私でも人の役に立つことができてる!と実感できるのが、着付けを教えていて良かったなと思うところです。
七五三などの着付けの現場ではご家族の幸せオーラが溢れています。
その雰囲気に包まれるだけでも、こんなに幸せな仕事はないな、と日々実感しております。
●これからの目標
年齢を重ねるほどに日本人を引き立てる着物の魅力。
ありきたりですがそれをより多くの方に伝えていきたいと思っています。
着物メンバーで集まると、「素敵」「きれい」という言葉が飛び交います。それだけで笑顔が増え、それだけで気分がウキウキするものです。
また看護師という自分の特性も活かし、体が不自由な方にも着物を着られるような体験を味わってもらえるような取り組みもしていきたいです。
着物を通して多くの人を笑顔に、そして人の役にたつこと。
それが私の人生の目標です。
友紀子さん、お忙しい中ありがとうございました。
友紀子さんが主宰する「美縁着付け教室」の公式サイトはこちらになります。
葉山といえば御用邸のある町として有名ですが、着付けで多くの女性を「素敵」「きれい」にする友紀子さんもまた、葉山の代名詞になる日も近いのではないでしょうか。
そんな友紀子さんが着物のすばらしさについて情報発信されているSNSアカウントがこちらになります。
友紀子さんのSNSでは、着付けをされた方々の素敵な笑顔を沢山見ることができ、まさに「周りの人を元気にする大人の女性」は友紀子さんであると断言して本日の美人さん紹介とさせていただきます。
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