スタアラ特典航空券で行ってクリムゾンリゾートに泊まる セブ3泊4日 2024年12月〈後編〉

おはようございます。滞在2日目の朝食はこちら。
卵料理は２人ともスクランブルエッグを頼んだはずなのに、片方はオムレツになってました。
フィリピンの玉子焼きってフワフワぢゃなくて固焼きなのが普通なンでしょうか？
それと自動的にベーコンなどの具材が入れられていてか～な～り～しょっぱかったです。

朝食ビュッフェを２日間食べてみましたが、品揃えは豪華なんですがクオリティはいま一歩でしたね。

今日は予約していたアイランドホッピングツアーに出かけます。
朝8:30にホテルロビーでピックアップしてもらい、PTNトラベルのオフィスでツアー内容や注意事項などの説明を受けた後、出発港の “ヒルトンポート” にやって来ました。
“SUKESAN号” に掛けられた板の上を、スタッフさんが担いだ竹竿の手すりを頼りに渡って乗船します（怖）

スタッフさんが写真を撮ってくれています。
ツアー参加者は日本人８名でしたが、皆さん若い方ばかりなので、私たち２人で平均年齢をグッと上げていました（汗）

こちらの船は両端に羽のようなものが付いた “バンカーボート” で、揺れに強い造りになっています。
最初の目的地 “ヒルトゥガン島” が見えてきました。

舳先に座っているイケメン男子は今日のツアーの日本語ガイドさん。
海外留学中の大学生さんなんですって。

島の沖合で錨を降ろしてシュノーケリングをはじめます。

この階段を降りて海に入ります。

透明度も高いしお魚さんたくさんいますね。

スタッフさんが手に持ったパンを撒くので、魚がたくさん寄ってきます。

うじゃうじゃ…

スタッフさんからパンを渡されて、魚に包囲されるダンナ。

海から見た “SUKESAN号”
そろそろ船に上がります。

１時間ほどシュノーケリングを楽しんで次の目的地に移動。
現地スタッフさんが私たちのラッシュガードを早く乾かすために船のロープに結んでくれました。

舳先に立つ現地スタッフさん、カッコいいですね。

２つ目の島 “ナルスアン島” に到着しました。
こちらの島には上陸します。

船着き場から島へはこちらの長い桟橋を渡ります。

ここには以前は木製の長い桟橋が架けられていて、フォトスポットとして観光客に人気だったのですが、2021年12月(!?)にセブ島を直撃したスーパー台風によって甚大な被害を受け、現在はコンクリートの頑丈な橋に架け替え中なのだそうです。

橋を渡ったところにある海上レストランでランチをいただきます。

鶏の串焼き、ボイルしたカニ、牡蠣のチーズ焼き、ハマグリのスープ、焼きそば、カットフルーツにジュースが付いたセットメニューです。
ツアーに含まれているランチとしてはなかなか豪華なんじゃないでしょうか。
鶏の串焼きは歯応えのあるお肉でしたが、味が染み込んでいてなかなか美味しかったです。
カニはちょっと磯の香りが強かったので、私たちはご遠慮させていただきました。

食後は自由時間。
端から端まで100ｍぐらいのホントにチッチャな島でした。

インスタ映えスポットがあちこちに用意されています。

階段を降りると、そのまま沖の方まで海を歩いて行くことができます。

白砂の遠浅の海と青い空…癒されますね～（日焼け注意）

船着き場のところまで戻って来ました。
私たちはココでは泳ぎませんでしたが、桟橋の周辺でシュノーケリングをしていた同じツアーの留学生さんたちは “意外と大きな魚がたくさんいましたヨ” と言ってました。

２島めぐりのツアーはこれにて終了。再びヒルトンポートに戻ります。
帰りの船から私たちの宿泊している「クリムゾンリゾート」が見えました。

早朝出発と長時間陸路移動の「ジンベイザメウォッチング」を敬遠して、今回PTNトラベルさんの「ヒルトゥガン島 ナルスアン島 アイランドホッピング」に参加させていただきましたが、海の美しさは八重干瀬や慶良間には勝てませんが、セブから手軽に行かれるショートトリップとしては、充実した内容の楽しいツアーだったと思います。

シュノーケリングツアーからホテルに戻ってきました。
“Crimzone” というところに行ってみます。

ホテルにはメインプールとは別にもう一つ “Crimzone” プールがあって、こちらはこじんまりとしていますが、あまり人がいないのでのんびり寛げます。
ココで塩抜きをしてからお部屋に戻りました。

ホテル内の高級スパ「aumSPA」にやって来ました。
入口はホテルメインエントランスの外になります。

ホテルのホームページに Spa Menu が掲載されていなかったので、事前にチャットで問い合わせてこちらのPDFを送ってもらい、内容を確認した上で「7107 Couple」を予約しました。
それぞれ60分ずつのオウムヒロットボディマッサージとトロピカルリバイタライジングフェイシャルを、カップルルームで2人同時に受けられるという内容で、料金は税サ込みで総額12,275PHP（約32,000円）。
滞在最終日の夕方に受けるこの施術をとっても楽しみにしていました♪

こちらがアウムスパの入口。

入ってすぐのところにあるオープンエアのソファーで英語の説明を聞きながら、英文の同意書にサインをして料金を支払います。
時間は16:00前でしたが、ここに座っている数分間だけで汗だくになりました。スポットクーラーを入れて欲しいですね。

まずは男女別の更衣室に案内されました。
化粧室とトイレもあります。

こちらがロッカールーム。
ダンナは鍵の閉まりにくいロッカーに当たっちゃったみたいで、鍵が抜けなくて手が痛くなったと言っていました。

ロッカーの中にはスパ用のウェアとタオルが用意されています。
これに着替えて更衣室を出たところにあるラウンジでしばらく待っていると、担当スタッフさんが迎えに来ていよいよ施術のスタートです。

2時間後、施術が終わって再びこちらの部屋で着替えます。
施術中の写真はないのでこちらに感想を残しますが、残念な報告になることをお許しください。

まずマッサージを受ける部屋が寒すぎました。室温は22℃に設定されていましたが、裸にシーツをかけられただけの状態なのでかなり寒く感じます。ダンナは咳が止まらなくなって、途中で常温の水をもらっていました。
次にフェイシャルはマッサージではありませんでした。刷毛でいろいろな液体を顔に塗った後、紙でそれを拭き取ることの繰り返しで、韓国の “コルギ” のようなフェイシャルマッサージを期待していただけに拍子抜けでした。

そして一番問題なのは、ワタシを担当してくれたスタッフさんの指が氷のように冷たくて、肌に触れられる度にゾクッとしてしまいました。
ダンナを担当してくれた人はそれなりのベテランだったようで、“ボディはまあまあ気持ちよかったよ” と言ってましたが、ワタシを担当してくれた人は正直言ってまだまだプロのレベルではありませんでした。
つい先日ハワイで研修生のマッサージを受けましたが、明らかにそれよりNo Good…というか、海外で受けたマッサージでこれほど残念な内容は初めてでした。
カップルプランだと一人はベテラン、もう一人は研修中の方が担当するのでしょうか。
このホテルも韓国人のお客様が一番多いのですが、エステ大国・韓国人のお客様だったらきっと怒り出すンじゃないかと思います。

帰りに受付で「私たちが受けた “7107” というプランはなぜ “7107” という名前なんですか？」とダンナが聞きましたが、２人いたスタッフさんはどちらの方も答えられませんでした。
たまたま運が悪かったのだとは思いますが、楽しみにしていた分、残念な気持ちが強く残りました。

気を取り直して、滞在最終日のディナーはホテル内にある「Enye by Chele Gonzalez」へ。
こちらは元ミシュランシェフのチェレ・ゴンザレス氏が監修するセブ島屈指のスペイン料理店で、フィリピンの素材を用いた独創的かつ本格的なスペイン料理が味わえるお店とのこと。
入店前から期待が高まります。

店内はラグジュアリーでお洒落な雰囲気ですね。

まずは辛口の白ワインをグラスで。

ピンチョスは生ハムとスペインオムレツを。

Gambas al Ajillo（小エビのアヒージョ）
絶品！

アヒージョのオイルはパンを付けて残さずいただきました。

続いて赤ワインをグラスで。

〆に Paella Negra（イカ墨のパエリア）を。
ちょっと塩分強めで米は柔らかめに感じましたが、本格的で美味しいパエリアでした。

この内容で総額16,000円程度でしたから、ホテルのレストランとしてはリーズナブルな方ですよね。

翌朝は早くも帰国の日。
出発が朝早かったので、朝食はランチボックスでAM6:00に部屋に届けてもらい、15分ぐらいで急いでいただきました。

6:30にホテル出発。帰りも安心のホテル送迎車にしました。
この時間でも道はかなり混雑していましたが、ベルボーイ兼ドライバーさんの機敏な運転で渋滞をすり抜け、30分ほどでマクタンセブ空港に到着。

チェックインはこちらのBカウンターでした。

“出国税を現金で支払う必要がある” というクチコミがあったので、現地通貨を残しておきましたが、やっぱり航空券料金に含んでいるようで、改めて支払う必要はありませんでした。

…と言うわけでキャッシュがだいぶ残ったので、免税店でお土産類を追加購入。

出発までの時間を「PLAZA PREMIUM LOUNGE」で過ごします。

こちらもプライオリティパスで入れるラウンジです。
この時間はお客さんが少ないですね。

奥のボックスシートでスマホを充電しながら…

サラダとビールをいただきました。
ビールの銘柄はなぜかサンミゲルではなくタイガーでした。

セブ09:30→UA33→成田15:15
15番ゲートより搭乗開始。

機材は行きと同じボーイング737-800

座席も往路と同じように最後尾にしましたが、今回は窓側席も空いていたので２人で３席使えました。

それでもやっぱり狭いですね～。

ほぼ定刻に離陸しました。

機体の影が写っているのが面白くて…

何枚か写真を撮りました。

水平飛行に移ってドリンクのサービス。
トマトジュースをいただきました。

エコノミー席の機内食はやっぱり２択。こちらはチキン。
大きな鶏胸肉と大きなジャガイモですね。

こちらはウドンと言っていました。
厚揚げの入った焼うどんみたいですが、麺はコシがなくふにゃふにゃ。
それにメインディッシュが焼うどんで付け合わせは焼きそばって…そんな機内食どうなの!?

コーヒーは “illy” なのでホッとします。

帰りはスイスイ飛んで予定より早く房総半島上空へ。
銚子付近で大きく左に旋回してまもなく成田に到着です。

今回の私たちの旅は実質2日という短い日程だったので、セブ島のごく一部しか体験できていません。
ホテルもレストランもシュノーケリングもそれなりに楽しめましたが、クオリティー的には今一つと感じる点もありました。

セブには魅力的なところが他にもたくさんあると思いますが、もっと美しい珊瑚礁の海やココでしかできない貴重な体験をするためには、交通アクセスの問題が大きいと感じます。
次回行くとしたらもう少し日程に余裕を持って、ボホールでジンベイザメウォッチングをしたいかな～。