西久保八幡神社から愛宕山へ

もうクリスマスツリー

まだ工事してますね。麻布台b地区かな。
江戸名所図会めいしょずえで、名所を巡ります。
ただ、城山や道灌や仙石家の屋敷ってどこ？きっとこの辺り

メモした場所はこんな感じですが行けるとこだけいってみる街歩き…
でてくる順にメモして
青松寺
天徳寺
城山　西窪土岐山城　石橋

菊岡沾凉　麻布殿　土取場　

金地院
太田どうかん城跡　或いは、番神山
小堂　北条が彼番神　をおく
三十番神　←
西窪仙石家の屋敷あと

西久保八幡宮　天徳寺裏門より三町　
飯倉町一町　天台宗
飯倉　伊勢のみくりや　西久保の南

熊野けごん三集山正宮寺　東叡山に属す
　　　　
勝手野原のこと
土器町より赤羽へ至る広小路

勝手野原
赤羽川
赤羽橋
心光院　

スペイン坂か
近世では
麻布御殿こと東久邇宮御殿本邸（現・港区六本木1丁目のアークヒルズ仙石山森タワー)とあり

たぶんヒルズが古地図の上杉の屋敷　つまり道灌の屋敷なのかな。れきちずでみました。

この先が俄然坊谷というところですが、それは江戸名所図会には地名はなく、比定はできないな。
ただ、元郵便局の辺りは仙石家の屋敷みたいでした。三十番神とは、伊豆の玉澤妙法華寺かららしい

江戸切絵図を見ると、南の飯倉台地には出羽米沢藩上杉家が、北の千石山台地には陸奥八戸藩南部家と但馬出石藩仙石家が、それぞれ中屋敷や上屋敷を構えていた。とのこと
https://sites.google.com/site/dandysworldg/gazenbo3?authuser=0

まだクリスマスマーケットはやってない。

がぜ坊谷(ガゼボ谷)　紫の一本にありました。36ページ
が禅坊　とある　得船入屋とも　愛染染めとも　長く書いてあるね…　まさに江戸むらさきですか。ここは
西窪も18ページ
https://dl.ndl.go.jp/pid/2575104/1/37

https://blog.goo.ne.jp/asaichibei/e/94f17dd280ef3fbb995270afdcb7ae43

なんの字かなぞ　ですが
やまいだれにみえる？　座禅か
ざ？
が　なら、こんな字も癯禅　

が禅ぽいものBaiduで見ると
临江仙·风雨龙吟楼呈养癯先生，和瞿禅

徐居正　(高麗の僧侶)
已信此心无物我，谁知一味即癯禅。　ふーん
しかし、なんでガゼボなんだろうな。

大養寺てのがあり、この辺りに番神山の碑があったようです。

番神山(仙石山石碑)
小堂　北条が彼番神を勧進する
三十番神　←
西窪仙石家の屋敷あと

増上寺も近いからね

こういうとこに釘付けに…

この辺り外国人ばっかり…観光客…
ここに海外旅行にきた？てくらい……

これは面白いです。
この神社は、あの本には崇源院　(江姫　家光の母　浅井長政の娘)が関ヶ原の戦いの勝利を願ったらしいよ。秀円という東叡山(寛永寺の東叡山とは、喜多院から東叡山の名前をとる)の別当がいたのかな。
昔は、神社も寺も一緒くただったのでね。そのくらい物語性のある神社だったそうです。
秀円とは、またマニアックで埼玉の宮代町のアーカイブにその名前があり

宮代町(東部動物園の近く)の話の秀円について以下に抜粋
修験道は、この時期には天台宗に属する本山派修験が発展し、真言宗に属する醍醐三宝院を本寺とする当山派は振るわなかった。文明（ぶんめい）十八年（一四八六）聖護院門跡道興准后が関東を遊歴したことが『四国雑記』に記されているが、当地を通過したことが伺い知れる。春日部市小淵の不動院は、天文年中（一五三二～一五五五）秀円が開いたが、関東修験年行事大先達となっている。修験道は、年行事職、先達、旦那役などの階級を設け、区域を限って統轄した
https://adeac.jp/miyashiro-lib/text-list/d100010/ht200450


戦国期の天文十一年に秀春という人物が、源広忠公の命により修験 となり秀圓と称した。幸手不動院の出自とある。
こちらには美濃の土岐源氏(　明智系)、饗庭家(吉良にある知名度)、秀春が秀円になったとか。？
https://monjo.spec.ed.jp/wysiwyg/file/download/1/185

ケヤキかな　ほかにソテツみたいなのも生えてた
ここは八幡宮だけど、飯倉の神明宮ていう伊勢のみくりや(神様の台所　稲の倉庫のあるところ)が神谷町のほうにあったみたい。
こちらは貝塚もあり、古くからの土地なのでしょうか。

ここはかいてなかったけど、ほかのネットの話に江姫の供養を近くのお寺としているそう。
専光寺

行き当たりばったりなので
次は天徳寺だ

きたぞ
天徳寺の裏門じゃん　あの本には天徳寺の裏門から三町のところ　飯倉１町目云々西久保八幡宮とあり
ここかあと

しかーし　工事中でした。
こんなところへ　江戸時代の書物頼りにやってきたのに　まさかの工事中

そして　
トンネルをみると愛宕山の表示が

すごい山だね

裏口入門しました！そこそこきつい階段でしたがこれなら行けるところ。

紅葉もみられて麻布台ヒルズ

家光お手植えの梅

こんないいところんだ
あの階段のイメージできつそうで来たことなかったのですが女坂もあり、アクセスしやすいところでした。

名所図会にはこうあり　
あまり景色はビルしか見なかったけど

京洛移迁　座武州

築檀構閣　陟山丘

誰知幣帛　神封物

卸作沙門　活命謀

羅山子

三番目　18ページ頃
https://archive.wul.waseda.ac.jp/kosho/bunko30/bunko30_e0204/

ベルギーチョコアイス600円　おいしい
山の上の茶屋

帰りは女坂　ここから坂道をゆるく下ったらただの坂道だったらしい
もう一つの漢詩
宕山高倚勝軍宮

晴日登臨積水東

江樹千里連闕下

海雲一半傍城中

祇憐精衛仍含水

誰識鯤鵬忽撃風

剪穀鹽魚都㑹地←　(剪は差の下が刀、鹽は塩)

治生無以陶朱公

服元喬(　服部 南郭　)

振り向くと虎の門ヒルズ
羅山子って誰？←追記　羅山子道春　で林羅山
卸作沙門　活命謀←　沙門は坊主だから　坊主やめるってこと？中国語をみたら作沙門は修行　修行をやめる　活命謀←生計をたてる？　誰知幣帛　←　絹と貨幣のこと　　神封←信仰　Baiduで調べると…


追記: なるほどね。紫の一本でガゼボ谷の記述に藍染があって長かったけど、麻布はガゼボ谷で藍染していたんだろうね。坊主がね。
ガゼボが転じてあざぶ？

あとで調べると、これは林羅山の朝鮮？中国？儒家神道の思想で排仏論的な言説らしい。対して、護教論がある。しかし、大蔵経を日本で作ったのは林羅山なのでそれは文字数からして印刷からめんどくさすぎる神業でしょう。だから、一概に言えないと思うけどね。羅山さんは、大量の書物を読んでから悟りを開いたわけで。それに羅山と書いてあるのは三男の春斎とも言われるし。
近世の日本の思想でわりと対照的らしい。
おそらく、仏教の護教派とは、掃除をしていると悟りを開くとか、カルマの力とか、継続は力なりとかでしょうか。お金は必要最低限だけあれば、苦しい思いをしてまでもそれがほんとは健康的でいいとかに対して、便宜的に現世を合理的にしていきたいなど。朱子学からさらに陽明学とは行動することなので陽明学的な危険性ともいいます。前の香港のデモなどそう例えられたりしてました。それはさておき、愛宕山で書かれていたことは虎の門や麻布台周辺でもあてはまりそう…。しかし名所図会の絵は、ものすごい人でみんなうれしそうでにぎわってるけど現代の人気のなさ、活気のなさ…　無機質なビルが対照的でした。　
　

次の漢詩は鯤鵬←中国の伝説の魚
陶朱公←呉を滅ぼした中国の人物　巨万の富を築いたらしい　へー　ふーん　いつの時代も大富豪は有名人か。
調べると、恐ろしい故事“范蠡救子というので独善的な賢さより偏見のない知恵が必要だということで
成功したビジネスマン陶朱公に学ぶことはない的な話だと思う。ちょっと故事がエグすぎるわけですが、江戸名所図会にものすごい一言で皮肉ってるのはそこはすごいですね。
成功したビジネスマンまでは、今どきトランプ大統領を連想します。

また、偏見のない知恵だけじゃビジネスマンとしては成り立たないわけでなかなか対照的な２つの漢詩のようにも思えました。

第二六本木ヒルズの話はこちら
「六本木五丁目西地区市街地再開発事業」環境影響評価書
ひどいのは、観覧期間は12/2まで
こういうビルの冬至の日の日陰はニキロにも及ぶそう霞ヶ関駅からこの地点、また　外苑前まで
そんなに日陰ができるんだね。
なにが、防災だの災害対策だの
羅山の文書や服部なんかくのを見習ってほしいものです
私には、ずさんさが漂って見えてきます
江戸遺跡地区でありながら
国家戦略特区での開発です　まわりには保育園…中学校…　岩崎庭園…　
概要二の36ページ参照
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/assessment/information/toshokohyo/publishdetail/387_roppongi5_tosho_syo

これって港区にスイソテル？ラッフルズができるとみたけど
それのこと？いや、みたら国際センタービルの跡地なので別でした。

なるほどね、やっぱり麻布台ヒルズもそんなに日陰を創出しているってことなのね。
ほんとに弱者で何も抵抗できずに日陰になった人には懺悔してもらいたいものです。

一名の意見陳述にはこうある　

都民の意見を聴く会の内容
項目 内容
開催日 令和6年4月17日（水）
場 所 港区立麻布区民センター 区民ホール
公述人 １名
表 14-2 意見の概要
項目 大気汚染
本再開発事業の計画では、地下駐車場及び熱源施設稼働による二酸化窒素・浮遊粒子状物質等の排出口が本計画の
北東角にあることとされている。これにより、街にくる人々の健康に影響を与えるだけでなく、排出された二酸化窒
素と浮遊粒子状物質が麻布保育園に多く蓄積されることになる。
評価書案によると基準値内であるとされているが、現状よりは悪化することは間違いなく、未来ある子供たちへの
悪い影響であることは示されており、基準値内のため問題ないなどということはできない。
東京都として、港区として、このような判断を行うことは行政としてあるまじき行為である。さらに、事業者の見解
も「今後はより影響が小さくなるよう熱源施設からの排ガス量の削減について検討していきます。」というだけであ
って、具体性を欠くばかりか削減の実施すら曖昧にしており、不十分である。排出口の位置を変更するよう計画を見
直すべきである。
項目 風環境
六本木エリアでは複数の高層ビルが建設されており、それらすべてビルとの兼ね合いを考えていると言われるが、
港区内の白金高輪エリアにおいてタワーマンションの乱立が強風を生み、走行中の車ですらあおられる恐怖を感じる
日も増えている。高層タワーの風環境の最悪の場合を想定できていないのではないか。計画高さを下げ、風の影響を
最小限にするべきである。
項目 事業計画（交通計画）
現状、外苑東通り北側道路に重い渋滞が発生している。これは六本木交差点から飯倉交差点内の外苑東通りに都市
計画道路拡幅未了部分があることが原因であることは明確である。
外苑東通りは港区まちづくりマスタープラン第４章においても「早期に整備する部分」と指定されているが、拡幅
事業は推進せずに拡幅済み道路を更に拡幅行為は、従前の施策、行政判断と整合しない不合理なものであって、民間
不動産会社の言いなりになっているとしか考えられない。
この点、見解書内に「六本木五丁目交差点における鳥居坂通りへの右折車線が不足しており、右折滞留車両が直進
車線を閉塞している点も課題となっています。」という見解があるが、全くの間違いであり、六本木五丁目交差点の右
折車線の滞留ではなく道路拡幅未了及び駐車車両が増加することで渋滞が発生しているのであり、事業者の見解が間
違っている。
芋洗坂の延伸は新たな渋滞を生むことは明らかである。麻布台の開発により新設された外務省飯倉公館前の交差点
は飯倉片町交差点に大きな渋滞を生んでおり、現に飯倉片町交差点において新設交差点の影響から交通量を吸収しき
れず、飯倉片町交差点内に滞留してしまった自動車と溜池山王側から麻布十番に走る自動車との接触事故が発生して
いる。これは再開発の失敗により発生した事故である。
今回の計画でも同様な問題が発生することは明らかであり、道路環境の点からも計画の再検討をするべきである。
項目 事業計画（緑化計画）
本再開発事業の緑化計画は、東洋英和女学院幼稚園・小学校、日本銀行鳥居坂分館の既存樹木をすべて伐採し、屋上
緑化に変更するというものである。長い年月をかけて成長した地面に深く根ざした樹木をわざわざ伐採し、表面的な
緑化にすぎない屋上緑化に変更するということは、「都心の森」という本事業のコンセプトに逆行するものといわざ
るをえない。
これに対して、事業者の見解では、旧岩崎邸庭園は残し、再開発事業で整備する緑化と併せてまとまった緑空間を
創出する方針としているが、屋上緑化では「森」にはなりえないのであり、かかる見解はコンセプトに逆行していると
いう都民からの意見への回答になっていない。
屋上緑化はその場に来る方が身近に感じられる緑ではない。ただ目線の先に緑があるだけでは、先進諸国のような
緑豊かな街ではなくなってしまう。今回の緑化計画は根本から見直すべきである。
項目 事業計画（温室効果ガス）
また、東京都の都市計画審議会において、本計画は年間ＣＯ２排出量がオフィスビル棟だけで53,200ｔであるという
ご発言があるが、環境影響評価書案にはＣＯ２に関する記載が見受けられない。
新たな開発を行う上で、現状の排出量と新しくできるビル及びマンションの排出量の比較がなされるべきであり、
大幅に超えるのであれば、東京都が掲げているＣＯ２削減とは逆行した計画であるため、計画を再考すべきである。

↑
追記:私もこの先は持続可能性から過剰な仕事は減ったほうがよいし、日当たりがなくなる人は、朝の8時から9時にしか日当たりがない人の場合も多いと思うので、もう、ビルは飽和状態であるから、歴史ある私立学校を壊してまで、町を根こそぎ形状をかえてまでして、高層ビルを建てるのは改めてもらいたい。切実に願う。

これなんと500円でした。本格的なおそば
おいしかった。←いわゆるカルマを感じました。

虎の門ヒルズステーション駅　
帰り道に、この辺りの若者から聞こえる会話がおもしろかった…
オープン　イノベーション　社会実装のボードをもつてる人…
男の育休の話してる人に、いいご時世ですねと応答してる若者　(←ですね、私の弟も育休中…　私は取ったこともなし、制度も1年が当たり前だと思ってた時代が大学のときなので、育休で働く意識なかったのに)
いかに　人間を捨てるかの思考…　云々(←捨てちゃいかんだろ　投資のことなのか…？)
(ナンの話し？　←心の中でつぶやいてました)
ちょっとこの界隈　変わってるなと思いました。