2024/05/24 - 2024/05/25
57位(同エリア147件中)
おくさん
サナブレスの道11 アルベルガリアからシュンケイラへ 村の祭り
5/24(金) 写真は朝のアルベルガリア。今日はAlbergueríaから Xunqueira de Ambíaへの22kmの行程。それしかの距離なのに途中には村が幾つもありました。それだけ標高が下がってきたのを感じます。バルがあったのはひとつの村だけだったですけどね。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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アルベルガリアを今日も一人で出発してシュンケイラを目指します。アルベルガリアってこんなに住居があったかなぁ?と不思議だったが、自分の記憶力はもう当てにならないので何があっても不思議ではない。
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この辺りは山の上なので、今日も見事な雲海が現れました。アルベルガリアは標高が高かったのか、ずんずんと下っていきます。
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所々に岩石地帯が現れるのもサナブレスの道のお約束。足を挫かないように注意しながら通過します。
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今日の行程途中で唯一バルのある村「Vilar de Barrio」が現れたので燃料補給でバルに寄ります。
思いはだれしも同じで、多くの巡礼が寄って行きます。
みんなアルベルガリアに泊まった人がほとんどなので顔なじみが多いです。 -
珍しく長い直線道路が現れたので沢山の巡礼を撮ることができました。一番手前はバックパックに沢山のワッペンを貼り付けたスティーブンです。
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巡礼途中で亡くなった人の碑が道沿いにありました。
サンチャゴ巡礼は、巡礼路がある程度整備された現代でも亡くなるときは亡くなります。私もいままで命の危険を感じたことが3回ありましたから。そんなときに間が悪いと一巻の終わりになります。 -
歩きやすい道ばかりではありません。今日も泥んこべったんのカミーノが現れました。なかなか一日中快適に歩けると言うことがありません。こまめに写真を見せているのは余りネタになるエピソードがないからです。
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見晴らしの良い高台に出られました。こういう景色を見るとやる気が戻ってきます。
道標は相変わらず意味不明の面白いのがありますね。何なんですかね、あの理科の実験道具みたいなビンは。ワインのデカンタを大切な道標に描くかなぁ?
道標はもとより、黄色い矢印を見つけるとホッとするものがあります。逆に、数十分も矢印が現れないと道を間違ったのかと不安になります。 -
それでもようやくシュンケイラのアルベルゲに到着~。7年前と同じように赤錆だらけの建物です。これわざとこうしてるんでしょ!?ベッドルームはふたつあって、運良く下段ベッドが空いていました。結構みなさん早い到着のようで殆どの下段は塞がっていました。
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公営アルベルゲなので私には使えるwi-fiがないのでメモだけしています。正確にはアルベルゲにはガリシアwi-fi があるんだけど電話機能がないタブレットでは利用できません。今日のオスピタレラもケチで教えてくれなかった。wi-fi利用できないなら1ユーロ負けろ。
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Xunqueira の公営アルベルゲは村から外れること520m。それなのに三度も往復してしまった。一度目はシエスタ前に買い物に行ったらここのシエスタは1時半からでティエンダは既にしまっていた。シエスタは一般的に2時からなのだが、たまには早く始める地域もあるようなので油断できない。事前には分からないので当たり外れがあります。町の広場ではテントの中で飲み食いしてるので様子を見ていたら一人で飲み食いしていた巨漢のスペイン人がここに座れと言うので同じテーブルでビールと焼き肉を頂きました。が、これだけで13ユーロは高いよ、定食食べられる値段だよ。祭りなのでご祝儀価格か?
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二度目はシエスタが終わった時間に買い物。1リットルビールと明日用の食べ物を買って帰ると丁度イタリア娘二人が到着して来たので買ってきたビールとコーラにパンを提供してお昼を食べてもらいました。お陰で明日朝の食料が無くなったので買い物に行きたいエルビナと連れだってまた買い物。これで三度3.2kmも往復してしまった。
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イタリア娘は4時過ぎの到着なのでさすがに下段ベッドは空いてませんでした。いつも出発が遅すぎるからだよの忠告が効いたのか明日は6:40から朝食を食べて7:00に出発するそうです。朝食にはスクランブルエッグを作るから一緒に食べようと言ってくれました。それで6個入りの卵を買っていたのか。
今日歩いた歩数 42,609歩
5月25日(土)サナブレスの道12 シュンケイラからオウレンセへ 卵焼きの朝食 -
眠りが浅いので早朝から行動開始しています。目が覚めたら寝ててもしょうがないので起きてしまいます。毎朝やるルーチンは決まっていて、寝袋の収納と足にワセリンをすりこむこと。慎重にバックパックのパッキングです。これで合計1時間程掛かります。忘れ物しないようにベッド下も毎回覗き込みます。
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アルベルゲのキッチンで、昨日言ったとおりエルビナがスクランブルエッグを作り食べさせてくれる。卵だけじゃなくてパンにカステラ、ヨーグルトまで用意してくれてました。私は朝に食べようと冷蔵庫に仕舞っておいたイチゴ一皿が誰かに食べられてた(怒)。マナーが悪いのが居たので誰が食べたのか大体想像付くが、大した問題ではないので忘れよう。
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エルビナがオウレンセのクレオ・オスタルを予約してくれたので、ゆっくりと出発できる。Grelo Hostar 18ユーロで朝食付き。オウレンセの町に入ったカミーノの道沿いらしいので迷うことはなさそうだ。7:25、今日も一人でスタートする。オウレンセまでは殆どが舗装路が続いていたので楽ちん。
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バルで一度だけコラカオ休憩して一路オウレンセへ。
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次の村にミニスーパーがあったのでコーラ1.25ユーロ。大手スーパーの調度2倍だけど仕入れが違うだろうから仕方ない。
店にはスタンプがあったので、愛想のよい娘さんに押して貰ってクレデンシャルを持っている所をパチリ。裏表にスタンプを押せるクレデンシャルがいっぱいになってきました。スペアの出番が近いです。 -
オウレンセが近くなった所に巡礼用のお休みところがありました。
こういう所は巡礼に手厚いなスペイン。
今日は天気が良いけど、雨の日なら腰を降ろして休める屋根のある所は本当に助かる。 -
15時、オウレンセの宿に到着したが、受付が4時半と遅いので大分待たされてしまう。どこで察知したのかドイツのKが付いてきやがった。今年の巡礼で、このKの事だけが嫌な記憶としてずっと残ることになった。
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イタリア娘が到着してくると明日の予定を聞き出しているので明日も一緒に行動する積もりでいるようだ。オウレンセ2泊もそうだし、明後日のCEAと3日後のオセイラ修道院にも付いて来て同じアルベルゲに泊まるらしい。まことにうざい。カウボーイハットを被りGパンで歩いてたりと、オシャレに気を遣っているのでプレイボーイなのかな?何の目的でカミーノを歩いているのか疑問だ。
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エルビナが私から借りたハサミを使ってせっせとタバコの下ごしらえをしています。ナディア共々始終タバコをくわえているので手巻きタバコをせっせと作っています。
二人のベッドルームは私と同じ部屋だったが、Kは別の部屋になった。なのにこっちの部屋に入って来てエルビナの写真を撮ってます。自分がやってることを外側から見たことないの?恥ずかしいよ。ここは私のウェブサイトなので言いたい放題こき下ろし放題です。ざまあみやがれ(忌野清志郎風)。 -
ナディアが私が買ってきたワインをラッパ飲みする真似をしています。ナディアはクールに見える反面、こうして時々お茶目な面を見せてくれるので楽しい。あとで分かったことだが、ナディアは歌手をやっていてユーチューブでも見られました。でも活動名はナディアじゃなくてMeticciaです。
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イタリア娘の二人から可愛いボールペンと手に巻くブレスレットみたいのをプレゼントされました。なんで?最初の出会いで長距離を歩く所を二人が誘ってくれたお陰で3人部屋に泊まれたのを皮切りに、予約電話を入れてくれたり食べ物を貰ったりと、お世話になってるのは私の方なのにな。理由を聞くのもいやらしいので素直に貰っておきました。チャンスがあったら何かお返ししましょう。
日本に帰ってから何度かメッセンジャーでやりとりしたのですが(翻訳)、その中でナディアが面白いことを書きました。
「あなたは私の旅の最高の部分でした!最も必要としていたときに、私に力と笑顔を与えてくれました。」
いつのことなのか、どんな状況のことなのかさっぱり分からないので質問したいところだけど、それ聞くのも恩着せがましいので止めました。
全然知らなかったけど、ナディアの中では私に感謝するようなことがあったらしい?プレゼントはそんなことに対する感謝の気持ちなのかな? -
エルビナが私の似顔絵を描いてくれました。
私はエルビナの目にはこういう顔に写っているようです。 -
M先輩が相棒の南アフリカ男性と到着してきました。相変わらずチョコレートを肴にワインを飲んでますね。
一緒に写っている女性は同行者ではなく、ここで知り合った人のようです。
今日歩いた歩数 38,057歩
2024サンチャゴ巡礼36 13,オウレンセ連泊 2時間待ちのチェックインへつづく
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旅行記グループ
2024サンチャゴ巡礼2
この旅行記へのコメント (1)
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- 万歩計さん 2024/11/08 09:11:29
- 似顔絵
- おくさん、おはようございます。
似顔絵、よく似てますね。実際にはもっと丸顔で迫力があるかな(笑)。
世界中の巡礼者とのコミュニケーションもスムーズ、もはやカミーノの達人の域ですね。
万歩計
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