2024/9 小学三年生連れ道後・尾道旅行①

金曜日、小学校が終わってから空港バスで羽田へ。
15：35発のJAL便に搭乗。

定刻通りに出発。
5分遅れの17：05に松山空港到着。

道後温泉行き空港リムジンバスの時刻表が17：15だったから、降りてから走ってバス乗り場行きましたがバスは全然発車せず。到着客を待ってくれてたみたいで、急ぐ必要なかった。

30分ほど乗車して、大街道駅で下車。
本日の宿泊は、大街道バス停目の前のホテルビスタです。

最初道後温泉の温泉旅館に泊まろうかと思ったんですが、金曜の学校後の出発だと到着遅くなってもったいない、寝るだけだからとビジネスホテル泊。２人で￥10,000(食事なし）。

狭いけど、子供と２人寝るだけなら十分。とても綺麗でした。

テレビの横に洗面台、バストイレは別という珍しい作りでしたがこれが使い勝手が良く。アメニティもそろってるし、ロビーのコーヒーマシンでコーヒー飲み放題だし、立地も便利で良いホテルだと思います。

夕食は宇和島鯛めし、と思っていたのですが子供に嫌といわれ、ビスタの前の三越のフードコートの焼き肉屋へ。

店名は書きませんが、下調べせず入ったらこれが失敗・・
ごはんはカピカピ、お肉が美味しくなくて、カルビが硬くて大人でも嚙み切れず。
後で食べログ見たらやはり悪い評価ばかり。
お客は私達が退店したら、金曜の19時なのに0。

ホテルビスタ1階のドリンクサーバー。宿泊客は無料。
こういうのありがたい。大人はコーヒー、子供はジュースを部屋に持ち帰り。

ちょっと残念な旅行初日の夜でしたが、コーヒーとコンビニアイスで、テレビ見ながら息子とゆっくりできたのでまぁ、よし！

翌朝。6：50チェックアウト。
ビスタからすぐの大街道駅から路面電車に乗り、道後温泉へ向かいます。

電車というかバスの大きさ。可愛い。

路面電車が良くわかってなくて、改札とか駅の階段上り下りとか考えて（まったく必要なかった）早めにホテル出たら、予定時間の１時間近く前に道後温泉駅に着いてしまった　笑

清算は車内降車時でした。
乗車料金は大人200円、子供100円。

道後温泉駅。
駅直結のスタバで朝食、と思っていたら7：30からだったので、仕方なく駅前のコンビニで朝食を調達。ベンチで食べよう。

さすが愛媛！駅前のローソンに蛇口から出るミカンジュースが売ってました。
1回500円で購入。結構いいお値段だけど、ここでしかできないからね。
お金を払うと店員さんがカップを渡してくれるので、自分で蛇口をひねります。全国のローソンでここだけらしい。

（ちなみに、道後温泉の商店街では400円で売ってたので、お店開いてる時間ならそちらのが安いです　笑）

有名な坊ちゃんからくり時計の前のベンチで、サンドイッチで朝食。
気候も良いし、これはこれでちょっと楽しかった。
みかんジュースは普通に美味しかったらしい。

放生園の足湯。

商店街の入り口に大神輿がありました。

早朝の道後商店街。誰もいない。
なぜこんな時間に来たかというと・・・

道後温泉　飛鳥の湯の家族風呂を8：00から予約していたからなんです。

道後温泉駅から飛鳥の湯まで徒歩５分程度。
道後温泉は聖徳太子も立ち寄ったと言われているそうで、聖徳太子の漢詩の碑がありました。

訳文の案内があったので読んでみたけど要は「温泉最高。あと自分漢詩の才能ないから後々の人に恥ずかしい（謙遜？）」って感じでした　笑
道後には聖徳太子だけではなく、のちに斉明天皇、舒明天皇、中大兄皇子や額田王の来訪があった記録があるそうです。当時半島の情勢が不安定な中で派兵途中の来訪だったのでしょうが、温泉で束の間ゆっくりされたのでしょうか。

8：00の予約時間10分前の7：50に飛鳥の湯に入館。
1階は普通の温泉大浴場、2階が家族風呂と個室休憩室で、2階に上がれるのは2階席チケットをもっている人のみ。

勿論もうちょっと遅い時間が良かったんだけど、予約入れた2ヶ月前の時点でこの日（土曜）は朝8：00と遅い時間しか空きがなく。
午後にはしまなみ海道へ出発予定だったので、どうしても道後温泉に入りたい、かつ家族風呂で、な我が家には選択肢がなかった　笑

案内の方について2階に上がると貸切風呂の個室前に素敵な門が。
道後温泉の皇室専用湯殿の門を再現しているそうです。

庶民がすみません・・って気になりますが、あまり下調べせず、道後で温泉宿じゃなく家族風呂使えるってだけで予約したので、ここまで素敵な施設と思っておらず、テンション上がりまくり　笑

門を入ると家族風呂が２室。左側の部屋に案内されました。

お湯は予約客が入る度にはりなおすそうで、予約の一時間前には確認の電話がありました。

家族風呂の休憩室。

襖は銀。襖の前には「御簾」。
道後温泉本館の皇室専用浴室である又新殿を再現したお部屋で、この伊予簾の職人は現在全国で６人しかいないんだそう。

銀の襖の奥を開けると、

広々とした脱衣所。

脱衣所の奥は家族風呂。
聖徳太子が来訪された時代には電気もなく温泉を汲み上げる事が出来なかった事から、その時代の再現で階段下の温泉を作ったそう。

浴室の天井。この辺りの自然にちなんだ天井絵です。

体を洗う場所はないので、洗髪等は1階の温泉を利用。

そして、他では体験できないのはこの湯帳。
高貴な方は人前で肌を見せてはならにので、温泉に入る時も湯帳を身に着けていたとの事で、その体験ができます。
色は紫・緑・ピンクから選ばせてもらえました。
着ると短いバスローブみたいになります。

個室や浴室、湯帳については担当の方がとても丁寧に説明して下さいました。

お湯も良く、雰囲気も良く。
高貴な気分にひたれます　笑

お風呂上りにはお茶とお菓子のサービスもあり。
至れり尽くせり。

お菓子は二種類から選べました。
ゲームがしたい子供を残し、1階の大浴場へも行きました。
それはそれで良かったのですが、90分の時間制限で1階も行くとちょっとばたばたするので、個人的には2階でのんびり家族風呂満喫だけでも良かったかなと。

細部も本当に素敵で。
大人１人、子供１人で個室料+入浴料で90分4500円ほどだったけど、払う価値絶対ある。飛鳥の湯、道後に来る人みんなにおすすめしたい。

２階大広間の縁側。

飛鳥の湯の庭。

２階休憩室。
スタッフの方もみんな丁寧で優しくて、写真とりましょうか～と何度も声をかけてくれました。

9：45、飛鳥の湯で大満足して道後商店街へ。お店が開きだしました。

さすが愛媛、タオルの自動販売機。1回500円。

子供と挑戦し、可愛い今治タオルハンカチをゲット。
商店街がとても賑わっていて活気があり、まだまだ旅行は続くのにお土産を色々購入。まぜごはんのもととか、ドレッシングとか重いやつ　笑
試食があまりに美味しくてつい・・

商店街を抜けると道後温泉本館。
今回は母子旅行で子供がまだ１人で男湯に行けないので入館はなし。
でも次は行きたいな～

かっこいい建物。

湯神社にも参拝。

寄進が天童荒太。縁があるのかな？

道後温泉の空の散歩道から道後温泉本館を。
足湯もあったけど温泉に入ったばかりなので入りませんでした。

道後温泉商店街はとても賑わっていて、こんな小道や、

母恵夢の自動販売機も！

短時間だけど道後楽しかったな～と思いながら、しまなみ海道へ向かうバスのに乗るため子規記念博物館前バス停へ向かいます。
（Google Mapだとバス停の場所が子規記念館の反対側、お宿谷屋前に表示されますが、しまなみ方面へのバス停は子規記念館の道を渡ったところです。行かれる方は注意です！）

道後からのしまなみ海道への直通バスは日に数本しかなく、時間調整でバス停前の子規記念博物館へ。
充実した展示で、正岡子規の人生や幕末～明治の松山についてとても勉強になりました。
子供には難しく、すぐ飽きてロビーでゲームしてましたが　笑

11：40にバスに乗車。
一応路線バスの様ですが車内は観光バス仕様。
目的地の伯方島BS到着予定は13：30、乗車時間は１時間弱です。

道後-今治までの間に山を越えていく感じになるので、このバス路線が車に酔いやすい自分にはだいぶきつくて・・
今治経由して、しまなみ海道に入った時はとてもほっとしました。
大事な地元の足なんでしょうけど、毎日往復している運転手さんとても尊敬。

（後でゲストハウスの方に聞いたら、道後～今治は電車が一般的だよ～と言われた　笑）

伯方島BSに予定通り13：30頃到着。
歩いてすぐの道の駅マリンオアシスはかたでランチ。
レストランは混んでいたので、外の売店でラーメン購入。

レモン塩ラーメン650円。
子供がレモンいらないと私の分にのせてきたのでレモン倍量。
さすがにレモンの味しかしなかった　笑

やっと少し晴れ間が。
海水浴してる方もいました。

伯方島に来た目的はこちら、ドルフィンパークしまなみ。
こどもの希望で半年ぶり２回目。
前回同様にスイムコースを予約、今回は子供のみの体験。

前回は２人だったけど、今回の参加者は６人。
子供だけでなく外国人や男性１人参加の方もいらっしゃいました。
ウェットスーツに着替えて、イルカについてレクチャーを受けます。

一緒に遊んでくれるさんごちゃん。

流れは前回と同じで、さんごちゃんとの接し方のレクチャーの後、

１人ずつさんごちゃんと泳ぎ、シュノーケル。
あまり写真がないのですが（動画ばかり撮ってた）、イルカ好きな方にはかなりおすすめ。息子は前回はさんごちゃんのむなびれをもってプール一周させてもらいましたが、今回は背びれをもってのスイムに挑戦してました。

いるかと泳ぐ子と、瀬戸内海の海を見ながらのんびり・・
天気はいまいち・・

伯方島の定番の塩ソフトも食べて、宿泊予定の向島へ。

伯方島BSから向島までは30分くらい。
予約が出来ない高速バスです。
混雑していたら乗れないので毎回ちょっとドキドキ。

無事に乗車。
車窓からの造船所の風景が風情あって良い。

向東BSで下車。バスは福山行で、尾道方面へ行く方は向東BSの手前の因島大橋BSで乗り換えになります。

いつもの様に高速道路から一般道へ向かってテクテク。

向島のスーパーエブリィで夕食を買い・・

子供の希望で、３回目となる向島のゲストハウスの尾道ポポーさんに宿泊です。

いつもながら落ち着くポポーさんのお部屋。
2泊素泊り、子供と二人の個室で￥14,000。
旅行３日目は尾道、生口島、向島を観光します。