ウィーンの歴史＊文化＊建築＊音楽＊暮らしを愉しむ10日間 7-1.咲き揃う花の共演＠シェーンブルン宮の庭園をゆっくりお散歩

シェーンブルン駅

アパートメントの最寄り駅ケッテンブリュッケンガッセからU4に乗り
ヒュッテルドルフ行きで10分で到着。5つめがシェーンブルン駅でした。
カールスプラッツ駅からなら、6つめとなります。

シェーンブルン駅の西口から出て、

約10分でシェーンブルン宮殿・入り口に到着です。

入り口からシェーンブルン宮までの距離感が

伝わるでしょうか？

初めて訪れた時には、まず此処で圧倒された事を思い出します。

シェーンブルン宮殿の右側。

シェーンブルン宮殿の中央。

上部のアップ。時計は8時半です。

宮殿の右側から大庭園側へと向かいます。

右側から入った所。

さっそく薔薇が出迎えてくれて期待が高まります。

こちらの時計も8時半。

ピンクの色鮮やかな薔薇も咲いていてくれます。

深紅の薔薇が、そこかしこに、彩りを添えています。

シェーンブルン宮殿の右側（西）の庭園。

シェーンブルン宮殿の右側（西）の庭園。

振り向けば、こちらの青空・・・なんて綺麗！すでに感激！！

シェーンブルン宮殿の右側（西）の庭園。

角度を変えると、噴水も見えます。

今回の旅では貴重な噴水ショットです。(苦笑）

シェーンブルン宮殿の右側（西）の庭園。

藤棚のトンネルを通り抜けてみました。

花の時期には、もう遅い？(~_~;)と残念がりながらも

美しいグリーンに癒やされます。

すると・・・藤棚のトンネルの中から、

シェーンブルン宮殿の右側（西）の庭園が見える隙間があって＠＠

藤の花も、いくつか咲いていてくれたのですっ～＼(^o^)／

藤棚のトンネルを出て外側を眺めてみると、

ご覧の通り藤の花がいくつも＠--@

日本の藤より、野性味溢れる生育っぷりでモコモコ茂っていました。

シェーンブルン宮殿の右側（西）の庭園。

こちらは薔薇のアーチの入り口。花数は少ないものの

なかなかロマンチックでは？(*^o^*)

深紅の薔薇のアーチの外側。

午前中は東から陽の光がさすので、絶賛逆光中！なのですが

なんとか、日陰からパシャリ。

薔薇のアーチとシェーンブルン宮殿

薔薇と宮殿のショットを喜んでいるのは、

「ベルばら」世代だからでしょうか(^_^)

「シェーンブルンのばら」なんちゃって・・

マリーアントワネットがフランスに嫁ぐまで暮らした宮殿ですよね。

おっと、現実に戻って、時計は8時45分です。

シェーンブルン宮の西側庭園だけで15分かかっています（笑）

やっと、シェーンブルン宮殿の大庭園側に到着です。

先ずは、この階段を登って庭園を眺めて見なくちゃね～。

階段上から大庭園の右側をパシャリ。

宮殿から広がるシンメトリックなフランス式庭園です。
東ヨーロッパの富と文化の中心地だったウィーンも
ヴェルサイユ宮殿への憧れがあったようです。

グリーンの丘の上のグロリエッテが美しい！

そして6月の庭園が華やかです～。

日曜日9時前でこれ位の人がお散歩されていました。

因みに庭園は6時半からopenしており無料で見学できます。

大庭園を南へ、先ずはグロリエッテ方面へお散歩します。

振り返って近くからだと、宮殿はこんな感じ。

数々の歴史を目撃してきたハプスブルク家の夏の離宮。

16人の子供を産んだ女帝マリアテレジアによって現在の離宮に。

マリア・テレジアイエローの外壁が青空を背景に、とても美しい。

紅白のベコニアの曲線が鮮やかで、楽しい

シェーンブルン宮殿の大庭園。

今日は最低気温17度、正午に20度くらいになる天気予報でした。

シェーンブルン宮殿・大庭園

一度めに来たのは秋だったので、寂しい色合いの庭園でした。
なので宮殿内部と動物園を見学したのでした。

今回は庭園がお目当てですもの。（アントワネット風に！）

晴天に大感謝！！です。

シェーンブルン宮殿・大庭園

庶民の旅するんは、お花が華やかに咲く季節に来られてウキウキです。

頭の中にも、チョウチョウが飛んでいるかもしれません。(^_^)

シェーンブルン宮殿を振り返る

整備された庭園とマリアテレジア・イエローの宮殿がとても綺麗.:・＊

宮殿は公開されているのは1階と2階で、
3階4階は一般市民が住んでいるんですってね。

公務員の方の官舎なので誰でも住めるわけではなく、設備も古く
人気がないそうですが・・・
　
世界遺産の宮殿に住んで、この庭園が眺められるなんて、いいですね～。

ネプチューンの泉と丘の上にそびえるグロリエッテ。.:・＊

前回はパノラマバーン(可愛いSL型の乗り物）でグロリエッテまで
あっという間に到着しましたが、10時から30分おきの運行なので
今回は徒歩で、あのグリーンの小高い丘を登ります。

またまた場所を変えて・・・

シェーンブルン宮殿を振り返る。

幾何学模様がヨーロピアン。

濃い緑の生け垣には真っ白な彫刻が素敵。

なんせ広いので・・全体を入れようとすると小さくなりすぎます。

なんと今年の2月から宮殿内部の写真撮影がフラッシュを使わなければ可能になったんだとか！！

日本に戻って来てから、フォートラの旅行記で知りました～。(~_~;)

思い出に残せるなら、もう一度見学したかったかも～。

ネプチューンの泉

この時間は噴水の水はまだ出ていません。
噴水は5月～9月の11時～15時だけなのです。
（事前に知っていたので、諦めが早～い）

ネプチューンの泉の左側から裏側へ坂道を登っています。

白馬にまたがる人魚像の間に

シェーンブルン宮殿が小さく見えます。

ネプチューンはギリシャ神話の海の神様なので半身半魚なのかな・・

ネプチューンの泉裏側からのシェーンブルン宮殿。

この距離感、広大さが伝わるでしょうか？

水膜を通して眺めたい方は5月～9月の11時～15時にお越しください。(^o^)／

ちょっとアップにしてみました～。

さて、グロリエッテまでこんな感じの坂道をお散歩しま～す。

直進の道は急な坂道で、つづら折りの道は緩い坂道。

迷わずつづら折りの道を選択しました～((^_^)

ランニング中の方もいらっしゃいましたよ～。←真似できない。

途中に咲いていた花や実っていたサクランボなど楽しみながら・・・

桜の季節も素敵かもです。

やはりこちらは、サクランボは日本より、遅めですね。

そして、シェーンブルン宮殿を見下ろせるポイントへ。

絶景です～。歩いて坂を登ってきた甲斐がありました～。

遠くウィーン市街まで見渡せちゃいます。

角度を変えてパシャリ。

遠くの景色もパシャリ。

さらに丘を登って、振り返りました。

実際には、この距離感！宮殿は遙か彼方です。

さらに登ると、グロリエッテの上の方だけが

丘の上に顔を出しました。(^_^)

立派な鷲が羽を広げています。

そして、池越しに美しいグロリエッテが.:・＊

ここでも、青空に大感謝！！

「逆さグロリエッテ」に感動しきりでアップでもパシャリ。

宮殿から写真を撮りながらゆっくりと登っってきたので

そんなに疲れませんでした。(*^o^*)v

普通に歩けば20分ほどってガイドブックには書かれていますが

多めに時間をとられた方が楽しめると思います。

グロリエッテ

庭園の中でも最も目を引く建物として、庭園より高い位置から

庭園を見下ろす「賛美の神殿」としてマリアテレジアが造らせた。

プロイセンとの戦勝記念堂だそう。

皇帝フランツ・ヨーゼフ1世は祝宴ホールとしても利用したとか。

近づいて見ると、真っ白ではなくて、宮殿と同じクリームイエローで

優しい色味なのでした。見えている外階段に登ってみます。

グロリエッテの外階段からの眺め。

ちょっとアップでパシャリ。

水辺越しのこちらの景色も夏の離宮らしくて素晴らしい！

ウィーン市街やウィーンの森まで眺められてナイスビュー！

グロリエッテの右側へ。

グロリエッテの右側から裏側へ向います。

立派な彫刻があります。

グロリエッテの裏側を通ると、カフェになっていました。

左側からも回廊を通ってグロリエッテ内の中央のカフェに行ける様なので

そちらから、行くことにします。

グロリエッテの回廊。

グロリエッテとは、「小さな部屋」の意味で、

グロリエとは、宮殿の庭園の周囲より高い所に建てられる建物だそう。

振り返ると、、回廊から見えていた景色も美しや～。

グロリエッテの回廊の列柱から見えていた、シェーンブルン宮殿。＠＠

カフェに繋がる、グロリエッテの回廊。

彫刻の装飾品も見応えありです。

グロリエッテのカフェ。

デザートが出迎えてくれます。

グロリエッテのカフェ。

ランチコースがビュッフェの様ですが、

まだお昼には早いので・・・

グロリエッテのカフェ。

天井が高くて、開放的でデコラティブな空間。

アーチ型の窓の外の青空も嬉しい～。

こちらの窓からは回廊の列柱が見えていて

ちょっと素敵。

皇帝フランツ・ヨーゼフ1世と皇妃エリザベートが

朝食を召し上がられた、お気に入りの場所だったとか。

グロリエッテに登ると、このカフェに入りたくなりますから、

お客さんは、かなり多めですね。

アーチ一杯に青空が広がる！明るくて美しい空間でした。

喉が渇いたので、アイスと飲み物を注文。

コーヒーの方が時間がかかり、先にアイスを完食してしまいました。

休憩でエネルギーチャージしたので、お散歩を再開です。

グロリエッテから北東へ下り、オベリスクの泉へ。

安定性と不屈の精神の象徴だそう。

ローマ風の廃墟。

オベリスクの泉とともに18世紀につくられた。

何故此処に、ローマ風の廃墟？？？と思いますが、
18世紀にはローマ帝国への憧れが強かったそうです。

ローマ風の廃墟。

18世紀半ば以降には人工の遺跡が流行していたそうで、

偉大な文明の衰退と英雄的な遺跡の保存の両方を象徴しているんだとか。

違和感がなく、周囲の自然に溶け込んでいました～。

シェーンブルン動物園

皇帝フランツ・ヨーゼフ1世が1752年につくらせた世界最古の動物園で、
パンダやコアラ、ペンギン、フラミンゴなどに会えます。

動物園の中央にある「カイザーパビリオン」が見えています。
以前来たときにここで、ランチしました。
動物園のレストランとは思えないほど美味しかったので
再訪したかったけれど、今回は時間の都合で見送りました。

西側の庭園を南へ向かっています・・・

日本庭園がありました。

茶室の入り口のイメージでしょうか。

庭園の一角にあり、温室の南側です。

日本庭園を見て影響を受けたシェーンブルン宮殿の造園係が
1913年頃造ったもので、しばらくは深い緑に埋もれていたものを
修復されて1999年から公開されているとか。

幸福の庭と呼ばれ、中に入ることはできない風景式庭園になっているそう。

教会の塔が見えていました。

シェーンブルン宮殿の大温室

緑色の鉄骨でつくられていますが、曲線が美しく優美な印象です。

ヨーロッパ最大のの温室だとか。

グリーンのトピアリーも温室を引き立てています。

45000枚ものガラス板が使われているそう。

冷帯・温帯・熱帯・亜熱帯のエリアがあり、貴重な植物が
集められているそうです。

ここでも、ハプスブルク家の収集力炸裂！です（笑）

時間の都合で外観のみ見学しましたが、
数年前、ウィーンフィル♪ニューイヤーコンサートに
大温室が登場しましたね。

温室前の庭園も整備されていて、綺麗でした～。

噴水が出ていないのは、ご愛敬です。(~_~;)

シェーンブルン宮殿、大温室の庭園から教会が見えていました。

シェーンブルン宮殿庭園の西側、ヒーツィング門の近くです。

ヒーツィング門から出て左側に

さっき見えていた教会があります。

マリア・ヒーツィング教会でした。

白い紫陽花が満開で嬉しくなります。

教会横には小さな公園があり、ここも花が一杯でした。

これから、バス停を探してヘルメスヴィラへ向かうため

立ち寄ることは断念しました。（旅行記7-2へ続く）

最後までご覧下さりありがとうございました。