2024/7 小学三年生連れ奄美大島旅行③

旅行5日目朝、ねぷすさんの朝食。
今日は宿をチェックアウト後、午前中シュノーケル、午後からマングローブカヌーの予定です。

シュノーケルの為、再度ゼログラヴティさんへ。

台風の影響もなくなり、２日前より更におだやかな海でのんびりシュノーケルできました。写真はゼログラビティさんからいただいたものです。

息子も浮き輪でとても安心感あったみたい。

サンゴがとても美しかったです。

誰もいないプールでしばし遊び、11:00頃ゼログラビティさんを出発。
親子ともども、とても良い経験をさせて頂きました！
次回は子連れでボートシュノーケルに挑戦したい！

瀬戸内町から車で４０分、黒潮の森マングローブパークへ。
写真は新しくできた世界遺産センターですが、時間がなく今回は寄らず。

世界遺産センターの隣のマングローブ館内にあるレストランでさっと昼食。
マングローブツアーの集合時間がせまっていたので、一番早く出るもので、とお願いし、本当に５分くらいで出してくれた鶏飯ボウル。美味しかった。

12：30集合、13：00出発のマングローブカヌーツアーに参加。
マングローブツアーを催行している会社は周辺にいくつかある様で、今回は奄美ツアーズを通してリーズナブルなアイランドサービスさんにお願いしました。
昼食をとったマングローブ館でもツアーを催行している様でした。

アイランドサービスさんの場合、３人で約\10,000、我が家は夫と子供の２人+私１人、で2艇のカヌーをお借りしました。
ツアー参加者は15人ほどで、ガイドさんは1人。

炎天下、頭がぼーっとしている上に人数が多くてガイドさんのカヌーの説明があまり聞き取れないまま、なんとかなるだろーと出発　笑
ライフジャケットはレンタルでき、帽子と飲み物は必須です。

広いところで少しカヌーの練習をし、マングローブの森へ向かいます。
奄美大島のマングローブ林は、西表島に次いで日本で2番目の総面積だそう。

家族3人初心者ででしたが湖面が穏やかで風もないので結構スムーズ。
周りの方を見てると、2人乗りで大人二人の場合の舵取りが難しそうだったかな。

この日は気温32度の予報。しかも14：00。
暑いのは覚悟していたので、思ったよりは大丈夫でした。

マングローブ林に入ります。

カヌーが通れる水路が狭いのであっちこっちでカヌーがぶつかり、すみません！大丈夫です！と皆で言い合うので段々参加者に一体感が生まれます　笑

要所要所でガイドさんが皆を集め、マングローブや動植物の説明をしてくれます。ここのマングローブはメヒルギ、オヒルギの二種で構成されているとの事。

赤いのがオヒルギの種子。長いのがメヒルギの種子。

満潮で、マングローブ林の水路は進みやすかったのですが生き物はあまり見れず。干潮時はシオマネキというカニや、ミナミトビハゼがたくさん見られる様なので、干潮の時も来て見たい。涼しい時期に‥

探検してる感があります。

マングローブ林を一周し、開けたところに出ました。
人数が多いのに、ガイドさんが良くケアしてくれて、カヌー漕ぎながら撮影スポットや生き物の事も教えてくれたり、プロの技でした。

しばらくカヌーを漕いで出発地点に戻ります。
かなり体力は使いましたが、楽しかった～

汗だくとカヌーで濡れた服を着替え、この日宿泊予定の山羊島ホテルへ向かいます。

マングローブの森から車で約一時間。山羊島ホテル到着。
名瀬の中心部から近い、山羊島という小さい島にあるホテルです。
ホテル入口写真を撮り忘れた上に、部屋も撮る前に散らかした為、ベッドのみの部屋写真‥　笑　

部屋からの眺め。名瀬湾が一望できます。ベランダも綺麗に掃除されてます。

平成25年に出来たホテルなので比較的新しく、洗面所も綺麗です。

このホテルを選んだ理由は、旅行最終日に広いお風呂でゆっくりしたかったから。客室は３階でしたが、すぐ上の5階が大浴場になっていて、日帰り入浴も可能な様でした。

シュノーケルとカヌーで疲れていたので、まずお風呂へ。

大浴場の前の休憩スペース。スーパー銭湯の様な感じ。

そして毎度の洗濯機チェック。
洗濯+乾燥機4台完備、新しいし混んでないし100点満点の設備。ノーストレスで本当に助かりました！ちゃんと順番待ち用の部屋番号を書いておく札もあり。


洗濯機の利用は宿泊者限定だったし、プールが無いホテルなのであまり洗濯する人がいないのもあるのかも。

名瀬湾。大浴場の露天風呂からも同じ景色が眺められます。
たまたま貸切状態だったので、とてもゆっくりできました。贅沢な時間。

風呂の後は夕食。
暑くない時期ならテラス席もよさそう。

前菜。

子供の食事。スタッフさんが面白くて「山羊島で一番豪華な子供のごはんだよ～」と息子に声かけてくれて、帰宅後に絵日記に「島で一ばんごうかなごはんを食べました」って書いていた　笑
山羊島、このホテルしかないんだけどね　笑

魚料理。この後お肉料理も出て、

デザート。どれもとても美味しかった。

夕食後はホテル周辺をお散歩。対岸は名瀬の繁華街の明かり。

外から見たホテル。

ロビーには、お土産屋さんと大島紬の織機がありました。子供が織ってるところが見たいと行ったので、最終日は大島紬村へ行くことに。

最終日朝食。オリジナル鶏飯が作れたり、奄美のお菓子のかしゃ餅があったり、工夫されていて健康的で味もとても美味しくて大満足でした。

朝食後またホテルの庭を散歩。

お庭に海水池があり、熱帯魚が泳いでいるので小さい子は喜びそう。（大人も楽しい）

山羊島ホテル、とても良いホテルで最終日にとてもゆっくり過ごせました。

ホテルをチェックアウト後は空港近くの大島紬村へを見学。
数組毎にガイドさんが付いてくれて、詳しく説明してくれました。

大島紬の工程はとても複雑で手間がかかり、糸を作るだけで10ヶ月、織り上げるのに2ヶ月かかるそう。

職人さんが糸の泥染めの作業をされてました。

大島紬には1300年の歴史があり、世界３大織物とされているそう。

染料を煮る釜。

締機での作業。

大島紬が出来るまで。
工程がとても多いですが図案を決めてから糸染をするので、どこかでミスしたらそれまでの工程が台無しになりそう。不器用な自分にはとても出来る気がしない…

最終工程の織機。図案に沿って１本１本糸を紡いでいきます。
緻密な作業です。

この後大島紬の着物を見学しましたが、仕立て上がりで大体30万から。都内のデパートだと３倍の値がつくそうです。
工程みて、そりゃ高いよ高くなきゃおかしいよと思いました。
大島紬の着物、とても素敵でした。水玉の様なモダンな可愛らしい柄もありました。

着物はとても買えないけど、定期入れなど大島紬を使った小物をいくつか購入。
大切に使おうと思います。

帰りは鹿児島経由便。歩いて飛行機に向かいます。

今年の夏休みもとても良い思い出が出来ました。