コロナ明けリハビリ旅★南イタリアは日本より寒かった【6】グラン・メイズに行ってきました〈ロコロトンド〉

朝食前に、泊まってるからできる朝散歩に。
まず最初に、屋根にマークが描かれたトゥルッリが並ぶスポットに来ました。
ちょうど屋根に朝日が当たっていい感じです。

やわらかい朝日が気持ちいい～！

観光客もほぼいない。

横一列に並ぶ屋根マーク付きトゥルッリ。

昨日も来たけど聖アントニオ教会。
昨日は空が雨上がりの暗い雲で酷かった。
同じ角度から撮ってもぜんぜん昨日とは違う。

きれいな青空。
とても昨日雨が降ったとは思えません。
そして、今日も雨が降るとはとても思えません（笑）
でも、降るんですよね～、これが！
びっくりでしょ？？？
なぜなら私は雨女･････。
それともこの時期はいつもこんな変わりやすいお天気なの？

晴れているうちに写真撮っちゃいましょーーー！

顔サボテン～～

階段を上った、このサンタ・ルチア教会の隣が展望台になってます。

その展望台からの眺め。
昨日は雨＆空・真っ黒だったので、改めての眺望を期待して。

こちらは、ヴィッラ・コムナーレ・ベルヴェデーレ（市民公園）。
手前が影になっていて、見えている「リオーネ・モンティ地区」は朝日が差していて光陰差が激しい。

映えスポット。
ちょっと来るのが早すぎて、影ですねぇ。

宿に戻り、朝食です。
前日に朝食の希望時間を聞かれて1番早い時間の、7時30分からとお願いしました。
窓からはトゥルッリが見えてます。

宿の奥様が朝食をサーブしてくださいました。
朝食をカプチーノとともに。

宿から見えるトゥルッリ。

あの壺はなんだろう？

朝食後再び散歩。
朝食前とは違い、観光客が増えています。
アルベロベッロに宿泊していたんでしょうね、きっと。

『MARTINUCCI　アルベロベッロ店』
レッチェでパスティチョットを買ったお店です。
アルベロベッロ店は入っていませんが、「リオーネ・モンティ地区」のお土産屋さんなどが並んだ観光客が多い通りにあります。

朝食後に再び屋根にマークが描かれたトゥルッリまで戻ってきたら、そこそこ観光客がいてなかなか写真が撮れません。
昨日見かけた日本人団体ツアーの方たちなのか、個々に朝散歩しているようで、泊まっているホテルが近いのかな。
モチロン、日本人以外の観光客が圧倒的に多いです。

ちなみに日本人の旅行者は、団体ツアーはここアルベロベッロで見かけただけで、あとはマテーラのスーパーマーケットで女の子2人連れと、ナポリ中央駅のスーパーマーケットでご夫婦を見ただけです。
故に、スーパーマーケットに行けば日本人に会える原理です（笑）
そういう私もスーパーマーケットに行ってるってことですよね＾＾；

それでも昨日の昼間より、まだ写真が撮りやすい。

サンタ・ルチア教会そばの階段を上り、アルベロベッロ駅に向かいます。
これから1つ隣の駅のロコロトンドに観光に行きます。

アルベロベッロ駅からの～

ロコロトンド駅ホームで乗ってきた電車を見送って（時計の時刻は死んでます）

ロコロトンド駅の外観。
このあたりの駅は黄色の建物が多いのかしら。
マルティーナ・フランカ駅も黄色でしたし。
チステルニーノは白でしたね。

ロコロトンド駅から旧市街までは徒歩15分くらい。
下から見上げる感じのロコロトンド。

チステルニーノに続き、ここロコロトンドもイタリアの最も美しい村のひとつです。
その看板があります。

ロコロトンドは小高い丘の上にあるので見上げることになります。

ロコロトンドの旧市街入口まで来ると平野を見渡せます。
真ん中、遠くに見えるあの辺は、おとといまで泊まっていたマルティーナ・フランカかも。

怖いんですけど･･･？

旧市街の真ん中にあるサン・ジョルジョ教会。

このロコロトンドも白い街。
建物がほとんど白で統一感があります。

小路を曲がっても、また現れる新たな小路。

お店のおじさん、スマホに夢中でどけてくれなさそうなので、背景として溶け込んでもらいました。

小っちゃな教会。

まだ、あまり観光客はいませんが、小さな旧市街なので観光客が増えてくると狭い小路がいっぱいに。

モレッリ邸。バロック様式の門です。

時計塔。

ロコロトンドは小高い丘を上ってしまえば村の中は平坦で歩きやすい。

ちょっと進んでは、写真。

また進んではパチリ。

お世辞にもかわいいとは言い難い･･･････。

今、旅行記を書いていて、聖ニコラ教会に入っていないことに気が付いた。
Google mapに落とし込んであったのに、見てなかったわ。
バカなの？　私。
目が痛いからスマホ見ることを拒否してたら、コレだわ･･･。
聖ニコラ教会は小さな教会だけど、内部にフレスコ画があり、絶対に見ようと思っていたのよ～。
すっかり忘れてた！
忘れてたなら、もう悔しいから思い出さなくていいのに、腹が立つことに思い出したから、更にぐやじい～ 　　ぐぬぬ(>д<)

悔しいのでほんわかエピソードを。
カメラを向けたら、壁のロコロトンドの写真を撮ってると思われて、席を立って邪魔にならないようにしてくれたお二人。
いいえ、違うの。
そのロコロトンドの写真の前でお茶しているお二人が素敵だったの。
ごめんなさい、先にお声がけするべきでした。
違うの～～、と言ったら、自然なポーズで目線を外して被写体になって下さった、なんて寛大で素敵な人たち。
ありがとうございました。　(_ _))ﾍﾟｺｯ

カフェやリストランテの看板も可愛い。

ここロコロトンドでは食べたいものがあったので、そのトラットリアに行ってみた。

美味しいと評判のティラミスなのだけれど、それを食べるためにランチをしようと思った。

で、お店がオープンしてたので、入ったら、イタリア語オンリーで、困った困った。
ティラミスありますか？ とカメリエーレさんに聞いたら、店内の透明の冷蔵庫（客のフロアにある。コンビニにある肉まんケースのような透明なヤツ）の中のティラミスを指した。

評判のティラミスは自家製だったのに、冷蔵庫の中のものは「コレジャナイ」感の市販のモノのよう。
カウンター内にいた女性に（カメリエーレさんはどこかに行った）、ホームメイド？って聞いてみても、英語は通じなくて、そこで伝家の宝刀、ここで使わなにゃいつ使う！のeSIM使用のスマホ翻訳でイタリア語に変換しようとしたら、まさかの圏外！！！
(;￣Д￣)　(;￣Д￣)　(;￣Д￣)　(;￣Д￣)

しばしお待ちを･･･････。

どどどどどっ☆≡≡≡≡ヘ(〃￣￣￣∇￣￣￣)ノ

一度店外に出て、電波キャッチできるところまで探し歩く（悲）
店に入ってからここまでの一連の流れ、簡単に書いてますが結構時間かかってます（笑）
電波捕まえ、念のため翻訳されたイタリア語をスクショ！（念には念を）
店に戻る（何してんだか･････）
で、さっきの女性がお手すきになるまで待って（笑）、翻訳イタリア語見せる。
首を振り、ホームメイドじゃない、と。
･･････････ここまでの道のりは長かった･････。
お目当てはホームメイドのティラミスなので、ランチじゃない。
ごめんなさいして店を出る。
かなりガッカリして、引き続き旧市街を集中力が切れたように彷徨う。

円安なので納得したものしかお金出したくない（とんだケチだな････）
納得してお金出したものが美味しくなくても、それはそれで仕方ないとは思ってる。

納得してなくて買ったものがイマイチだったから後悔したのはアマルフィでのこと（まだ先のお話ですが）。
ああ、あの時は自分の意志を貫くんだった（でも腹ペコリンだった）。

さすらいは続く。

ただの自転車なのにカワイイ。

可愛いものを見て残念無念さを彼方へ忘却～～～。

ふと、見慣れぬものが目の片隅に入り、視線で追う。

ヾ( 〃∇〃)ﾂ ｷﾞｬｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｯ?

なんじゃ？？？
ｸｿ可愛いんですが？？？？

カメラマンを従えてロコロトンド旧市街を撮影歩きしていたお二人。
決して若いカップルではないけれど、何？　この可愛さ！
「結婚〇〇周年の記念に」とか、いやその前に新婚さんなのかもしれない。
絶対記念に残る写真になるぅ～。

私がカメラを向けて (*ﾟдﾟ*)ﾄﾞｷﾄﾞｷ ･･････「 OK？？ 」みたいなジェスチャーするとニッコリ微笑んでくれた。　
嬉しすぎるぅーーーーーーーーーーー ヾ(≧∪≦*)ノ〃
あーりーがーとーーございますぅ！！！！

帰国して、なんとなく調べていたら、18世紀のバロック衣装を着て定期的にイベントを行う会みたいなものを企画・実行している人たちでした（笑）
そして、ネットに他の方も含めガッツリ顔出ししててワロタ。
でも、私はいちおう、顔モザイクしておきますが、本当はお見せしたいくらいチョー素敵なんですよ。

ロコロトンドの旧市街がまさに、この衣装を着ても全然違和感がない街並みになっているので、なおGood！

このお二人、こんな所や

あんな所で写真を撮っておりました。

バロックが感じられる街だからできる撮影会です。


ティラミスを完全に忘れたわけではない････。

ハートをバックにベンチ。
ダメよ、カワイ過ぎて私は座れない！
場違いというものよ！
身の程をわきまえてはいるのよ、これでも。

素敵なベッドね。
あなたは今日のロコロトンドで見つけた『可愛い』では僅差で2位よ。

旧市街外れの公園です。

個人的な感想ですが、可愛さではチステルニーノやオストゥーニよりもロコロトンドが上位でした。

小さな旧市街なのにいくつも教会がある。

さて、そろそろアルベロベッロに戻りましょう。

駅に戻る途中で、アルベロベッロに行くバス停に寄ってみる。
わりと最近バス停の場所が変更になったみたいで、バス停に張り紙が。
同じものが駅にも貼られていました。
QRコードを読み込むときっとバスの時刻表など詳しい情報が出てくるのかと思い、この旅行記を書いているとき（日本で）、実際に読み込んでみた。
･･･････バス停の google mapの位置が出てきただけでした。
（；￣Д￣）ﾅﾝｼﾞｬｿﾘｬ

それでも google map にはこのバス停が載っていないので、この案内表示があるだけでもマシ･･･････なのかな？？？？


アルベロベッロからロコロトンドへのバスはアルベロベッロ駅前から出ているけど、ロコロトンド側のバス停は一応下調べして場所も知っていたけど（だからバス停に来ることはできた）、私は確実な方法として電車でロコロトンドに行くことにしたのです。

ロコロトンド駅から電車でアルベロベッロ駅まで戻って来て駅舎の外に出ると、大量の人の列。
嫌な予感しかしない。
････もしやこれは昨日と同じ「最低最悪」のバスを待っている人たちか！？

ちょっと確認したいこともあったので、駅の外のベンチに腰掛け、観察してみた。
実は明日、私はこのバスに乗らねばならない･･････。

ベンチに座って成り行きを見ていると、バスのチケットを購入（駅にある電車の券売機で購入できる　おそらく電車のチケットと同じもの）しようとしている人に駅のスタッフらしき人が、「次の次のバスのチケット買って！」と言い放ってる。
つまり今みんなが待っているバスには乗れないということよね（まあ、見りゃわかるわ。この人数じゃ絶対乗れないもの）

しばらくすると、バーリ行きバスが到着。
でも、こんな時間にバーリ行きバスはない。
でもそのバスに乗り込む人たち。
写真ではわからないですが、バス待ちの人は100人は超えていたと思う。
珍しく列を作っているのは、スタッフらしき人が指示しているから。

人々がバーリ行きバスに乗っている最中に、また別のバスが到着。
すると、列の半分くらいから後ろの人たちに、今来たバスに乗るように指示するスタッフのおじさん。
先のバスは、遅れて到着したの？
その後に来たバスは、時刻表どおりのバス？
なにがなんだか････？？？　
1台目のバスに乗れなかった（定員オーバー）数人が2台目のバスに走って無理やり乗り込む。
結局、列半分の後ろのほうに並んでいた数名がバスに乗れず、積み残しされた。
最悪じゃん！
明日、私はこれを体験しなきゃいけないの？？？
マジか？？？
バスに乗れない可能性もあるよね？

積み残しされた人がどうなるのか確かめたいけど、雨が降ってきたので宿に帰ることにする。
積み残しされた人は次のバス（1時間後）に乗れるの？
乗れる保証はないよね？？
乗れなきゃどうするの？？？
そのまた次のバスで積み残しされた人が出てくるの？
トコロテン方式で押し出されながら、後のバスに乗るハメになるの？
バスの本数はそこまで多くないんですが････。
でも、この人たちはまだいい方だと思うのよ？
だって、バスに乗れなくても電車という選択肢があるもの。
明日の日曜日、電車は運休よ？
バスしかない私はどうするの？？？

そもそもこのバスのチケットが問題アリなのだと思う。
というか問題アリなのだ！
どういうことなのかは、明日詳しく説明するとして、とにかく今は明日の乗れないかもしれないバスのことに集中！

バスのことを考えながら宿の部屋に入ったら、「暗っ」。
そうそう、この宿、鍵は古典的なもの（鍵穴に差し込んで回すタイプ）なのに、部屋の電気は別で渡されたカードキー。
ほら、よくホテルのカードキーにある、部屋入口のカードホルダーみたいなのに入れると電気つくやつ。
鍵とカードキーが別になっているのでバラバラに持つことになる。
っていうか、なんで電気だけ近代的なのよ。
ややこしい･･････。

とりあえず、部屋で明日のバス対策案をいくつか考えて、これでなんとかなるかも、という諦め感（？）を得たので（というかそれ以上の対策案は私の頭からはもう出ない）、外出してみた。

そうそう、ちなみにアルベロベッロのバス停も最近変更になったようで、以前アルベロベッロに行った人のブログに書かれているバス停とは違う。
バスのチケットを買ったときに、アルベロベッロ駅がバス停と書いてあったけど、 google map には駅前のバス停は表示されていないし、だからもちろんGマップにバスの時刻表も出てこない。

下調べの段階で、地元のネットニュースに駅前にバス停が移ったと書かれてあったのを見つけたので、ちょっとバス停の場所に懐疑的だったのが（ FSEの情報も完全に信じられない　笑）この2点（ FSEの情報と、ニュース記事）で確信に変わる。
そして今日アルベロベッロ駅前でバーリ行きバスをバッチリ観察（最悪な状態も観察）できたので、バス停の場所は駅前で間違いない、これは安心していい（但し、今一番の心配事はバス停の場所ではない。バスに乗れるか、だ！）。

うっすらライトの灯りのトゥルッリもいいねぇ。

まだまだ観光客はいるけれど、写真を撮る。

でもみんな同じスポットで撮るからぜんぜんスキがない。
特に、この場所は赤いライトで超絶人気。
若い女の子グループがみんなで、個人で、そこかしこでスマホかざしてちっとも動かない（笑）
その場でチェックして、映りが気に入らなければ何度でも、何度でも･･････（エンドレスか！）
その様子をちょっと待ってても、忍耐力がないおばさんは、我慢が利かない。
老い先短いから、今が大事なのよ！　私は！

サンタ・ルチア教会から階段を降りた一番の繫華街でも、夜になればひっそり。

月が出ています。
明日は平和な一日（バスにちゃんと乗れますように）になりますように！