2024/05/27 - 2024/05/27
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chiaki-kさん
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北海道旅行は学生時代(1971年)も含めると、これで8回目となる。直近は2022年5月だが、このときは函館をスタートして渡島半島西岸を北上。7:30に函館を出発し、下道ばかり450km走って、20:00に小樽に到着というハードドライブだった。小樽に到着したときは真っ直ぐに立てないほどの疲労困憊状態だったので今回は高速道も有効に活用して、必ず明るいうちに宿に着くよう計画した。
表紙の写真は十勝平野の北部、上士幌町ナイタイ高原牧場にあるナイタイテラスのオブジェ? 今回は全般的に天候に恵まれなかったので、これは奇跡の一枚と言って良いだろう。
参考までに2022年の旅行記の一部を載せておきます
「2022年 東北・北海道3:函館、松前、江差、太田山神社&旧雷電温泉郷」
https://4travel.jp/travelogue/11757317
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
5/27
4:00 「あざれあ」は新日本海フェリー・小樽フェリーターミナルに接近、停泊しているフェリーは敦賀行きの「らべんだあ」。天気予報で承知はしていたが、雨の小樽となった。残念。 -
4:30 定刻どおりに「あざれあ」は接岸し、15分ほど車内で待ったあと下船を開始する。
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上陸後、小樽ICから札樽自動車道に入り、最初の金谷PAで朝飯を調達する。金谷PAには北海道旅行の強い味方セイコーマートがある。なお、今後セイコーマートには数え切れないほど立ち寄るので「セコマ」と呼ばせていただく。
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スジコおにぎり、山わさびハムきゅうりサンド、そして雪印コーヒー牛乳を購入。
なお、写真に写っているテーブルはホームセンターで売っているミニワゴンを改造したものでテーブル上面に滑り止めシートを張り、物が滑らないようにした。ちなみに今回はソロドライブ。1人の方がなにかと気楽なんです、 -
7:35 札樽道→札幌JC→道央道→千歳恵庭JC→道東道とノンストップでクルマを走らせ、占冠(しむかっぷ)PAでトイレ休憩。
なお、ナビはスマホのグーグルナビを使用。最短距離ばかり選定してくるのでちょっと困ったナビだが、最後は慣れた。オーディオはYoutubeなどからダビングした音源を入れた62GBのUSBメモリーをカーオーディオの入力端子にぶっ刺して、古いポップスなどを聴きまくった。 -
ここが現在地か・・・
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目指すナイタイ高原は遙か彼方・・・
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ピカピカのEV車用急速充電装置が設置されていたが、今回、札幌市内を含め全行程中にEV車には一台もお目にかからなかった。北海道でEV車を所有するには、かなりの覚悟が要りそう。
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音更帯広ICで道東道を降り、国道241号線(以後R241と表記)を上士幌方面へ北上する。写真の道路は裏道大好きグーグルナビで誘導された道道と思われるが、見事な直線、そして一台もクルマ無し。
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どこをどう通ったのか不明なのだが、30分ほど走らされた後にナイタイ高原牧場まで9kmの看板発見。
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ナイタイ高原牧場管理事務所の手前を左折、しばらく行くと大雪山国立公園の看板あり。
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牛、発見!
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牛、拡大! 胴体の柄が北海道?
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記念写真。この時、お天気は奇跡的に晴れた。そしてゴールのナイタイテラスまでの道はドラレコの動画をご覧ください。なお、左下の年月日や時刻は合っていません。それと安いドラレコなので画質が悪く、最後に変なものが写っていますが無視してください。
https://www.youtube.com/watch?v=1xwUlQv48VU -
ナイタイ高原牧場は上士幌の北西の丘陵地帯に位置する、1,700万平方mの広さを誇る牧場。頂上付近には、十勝平野を一望できる展望台や全面ガラス張りの大きな窓から絶景を望めるナイタイテラスがあり、北海道の雄大な景色をゆっくり堪能することができる。
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テラス席から見た外観。
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ナイタイテラスの名物はソフトクリーム。その名は・・・
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うし!
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こんな雄大な風景を窓越しに見ながら、美味しいソフトクリーム”うし”を頂きました。
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外にはこんな謎のオブジェ?もあります。
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こちらはミステリーストーン?
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良い眺めを堪能したら高原を下りましょう。帰り道の動画もUPしましたので、どうぞ!
https://www.youtube.com/watch?v=c23cQxdFVAU -
上士幌、士幌を通過し、走っている道路は道道31号(以降D31と表記)音更池田線。
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このD31沿いには三菱自動車十勝研究所がある。
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正門はここを左折なのだが、どこかに監視カメラがありそうなので進入せず。
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まあ私有地なので、当然ですな。
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GoogleMapではこんな感じのテストコースが設置されているようだ。ここでアウトランダー、デリカ、トライトンなどの冬季テストが行われたのだろう。
北海道にはトヨタを始め、ほとんどの日本の自動車メーカーがテストコースを持っているが、第5編の旅行記(試される大地)で取り上げる予定なので、お楽しみ?にお待ちください。 -
11:30 池田町にある「いけだワイン城」に到着。正式名は「池田町ブドウ・ブドウ酒研究所」。北海道中川郡池田町にある地方公営企業でヨーロッパ中世の古城に似ていることから「ワイン城」と呼ばれている。
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1963年に日本国内初の自治体によるワイナリーとして始まった。
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1952年の「十勝沖地震」と翌年から2年連続した冷害によって基幹産業の農業に大きな被害を受けた池田町は、安定した産業基盤の必要性を感じていたが、丸谷金保氏が町長に就任すると、1960年に「新農村建設事業計画」を策定し、町内に自生するヤマブドウに着目して翌年からブドウの栽培を試みた。
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その後紆余曲折はあったが、ワインは販売3年目から売り上げが飛躍的に伸び、建設費6億3,600万円をすべて起債で賄って10年償還することで新たな工場を建設した。このヨーロッパの古城風の建物は「ワイン城」と呼ばれて観光客に人気となり、計画通り償還することに成功する。
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丁度ランチタイムだったので4Fのレストランで「蝦夷鹿リガトーニ・ポロネーゼ」を注文。飲み物は「池田ぶどうサイダー」。一緒に頼んだパンも併せて全部美味しかったです。
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窓の外は池田町の風景が見える。おや、JR池田駅に特急列車「おおぞら」が入ってきたぞ。10数年前に廃線になったが、ここから足寄、陸別、北見に抜ける鉄路もあった。
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池田町を後にして、池田ICから無料の道東道に入り、幾つものトンネルを抜けて終点の阿寒ICに到着。R240を左折して着いたのは釧路市阿寒国際ツルセンター。
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入館料480円を払って入場する。館内にはこれといったものは無いが、外に出ると季節はずれの丹頂ヅル(以降丹頂と表現する)2羽発見!
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日本では1924年に釧路湿原で再発見されるまでは絶滅したと考えられていたが、偶然、釧路湿原でトウモロコシをつつく丹頂が発見され餌付けが開始される。
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1953年は33羽、1962年は172羽、1988年は424羽、2004年は1,000羽以上、2012年は1,470羽と順調に増え、現在の生息数は1,500羽以上と推定されている。シベリア方面から沢山の丹頂が飛来する冬場ともなれば、観光バスが押しかけて大賑わいとなるのは毎年のTVニュースでお馴染み。
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ケージの中で飼われていたのは「マナヅル」。昔は食用だったとはビックリ。
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もう一つのケージには丹頂のペアが飼われていたが・・
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生んだ卵は無精卵だったので、今はイミテーションの卵に替えているのだそうだ。
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丹頂は最終的には自然に戻すことを目指しているが、給餌になれてしまった丹頂はスンナリとは自然界には戻ってくれないのが悩みのようだ。
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写真はツルセンターの前にあった皇太子殿下御歌の碑。この後、夕食にはちょっと早いが明日の朝に予定していた釧路和商市場へ向かうことにした。
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15:30に釧路駅前にある和商市場へ到着。地下駐車場(無料だった)にクルマを駐め1Fの市場へ。ここの名物は、購入したごはんの上に好きな刺身を勝手に載せてオリジナルの海鮮丼を造れること。
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まず、普通サイズの酢飯ご飯を購入。近くの商店からホタテ、トキシラズ、中トロ、甘エビ、花咲ガニ、そしてニシンなどを商店のおかみさんに載せてもらう。お味の方は、今まで食べてきた海鮮丼は何だった!のレベル。
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あっという間にペロリでございます。いやはや旨かった。
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今夜のホテルはすぐ近くなのだが、まだ時間があったので幣舞橋へ向かう。写真はお馴染みのKUSHIROサイン。
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そして、これまたお馴染みの霧の幣舞橋。
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右の建物は釧路フィッシャーマンズワーフ。
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橋の上はこんな感じ。春、夏、秋、冬と題された4体のブロンズ像が並んでいる。
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17:00 釧路駅前のビジネスホテル「釧路ロイヤルイン」にチェックイン。近くのセコマでサッポロクラシックなどを購入。シャワーをあびた後、1人宴会を開始。今日撮影した写真の整理などやりながら釧路の夜は更けていった。
これで「2024年 北海道旅行記2:釧路・和商市場で勝手丼」は終了です。本日も最後までご覧いただきありがとうございます。
なお、ホテルの口コミは下記をご覧ください。
https://4travel.jp/dm_hotel_tips/15164989
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