2023ー2024冬　カリブ海諸国アイランドホッピングの旅６ ドミニカ共和国編①

※デジタル入国カード
https://eticket.migracion.gob.do/

１月２日夜１１時頃、サント・ドミンゴのラス･アメリカス国際空港に到着。機内では手話で会話する日本人３人と一緒になったけど、こちらコミュニケーションをとる手段を持ち合わせてない。何をしにドミニカ共和国へ行くんだろう？で、到着し、日本人４人連続で両替。銀行のお姉さん、笑顔で対応してくれ、ドミニカ共和国に好印象！　

　カリブ諸国で困ることは空港から町までのアクセス。ここドミニカ共和国も遠い、遠すぎる。空港からのバスはないようで、タクシーのみ。きっとかなり遠いので40ドルはとられそう。nー、どうする？とりあえずちょっと遠いけど、マップスミーにあるバス停留所まで歩こうか、、、と。歩いていたら、バイクが停まってくれた。いくら？いいから後ろに乗れ！と。
　全然会話は通じないけど、悪い人ではなさそう。バス停留所まで乗せてもらうことに。が、夜遅いのでもうバスはなさそう。困ってたら、彼がまたバイクに乗れと、、、。サント・ドミンゴの町まで乗っけてくれるのかなあと期待したけど、彼の家まで。彼の子供たちがスマホのアプリを使って「どこに行きたいの？」と、、、。なんとも親切な人だった。話が通じなく、心配してくれ家まで連れてってくれたのだ。で、配車アプリで今夜の予約してたホテルまでのタクシーを手配してくれた。たぶん地元の価格で。たしか1000円程。ありがたい。(ただし、タクシー運ちゃんが連れてってくれた宿(トロピカル何とかホステル)は予約してた安ホステルではなかった。トロピカル何とかというホテルに。どうやら運ちゃん、似てるホテル名で間違えたらしい。しょうがない。今夜はここに泊まろう。幸い部屋も空いてたし。１泊５０ドル程。ドミニカの人達、案外好い人たちだ。(親切なファミリーたちとの写真を撮ったけど、自分も写ってるので掲載できない)

　で、この泊まったホテル、地図で確認したらまだサント・ドミンゴの東側の地域。翌朝、観光がてらてくてく西側の旧市街地区へと向かう、、、。今日もいい天気！

　途中、朝飯をいただく。(海岸沿いにはローカルレストランがたくさんある。)　ドミニカ共和国での最初に食った飯はこれ。シーフード！美味しそうに見えたんだけど、しょっぱすぎる！ドミニカ共和国の飯、塩分高めかも？

　さらにてくてく、、、。けっこう暑い。喉も渇いて、なんか飲みたいなあと思ったところに、ちょうどココナッツ売りが、、、。ガーナでは何度も口にしてきた椰子の実ジュース。このドミニカ共和国のが1番うまかった！というのは、、、生ぬるいのが普通、でもドミニカ共和国では砂糖を入れ、氷の入ったコップに入れてくれる。どんなジュースよりも最高だった！たしか100円程。暑さのせいかも知れないけど、うますぎ！生き返った！

　で、サント・ドミンゴ東側の先端に到着！ここはマップスミーによれば観光スポット！

　ようやくサント・ドミンゴを２分する川まで到着。この川を渡れば世界遺産の旧市街。

　どれどれ、ガソリン価格は？日本より大分高いようだ。

　城壁。この向こう側が世界遺産。

　ドミニカ共和国観光は後日、、、今日はハイチへの道情報収集のため、カリベツアーズバスターミナルへ。そして昨日予約したホテルへ。もちろん、てくてくてくてく、、、痩せるのだ！

　ハイチ共和国、、、口コミにも投稿したけど、今は訪問してはならないレベル４の国。カリブ海諸国周遊で1番ネックになってしまう国。でもこの国はカリブ諸国では1番長い歴史がある。世界遺産もある。

　ネットでドミニカ共和国からハイチへの行き方を調べたら、カリベツアーというバス会社がハイチへの国際バスを出してるという。幸い、マップスミーの地図を見たら、カリベツアーのバスターミナルが載っていた。

　情報はちょっと古いけど、とにかく聞き込みに行ってみよう。

　てくてく、てくてく、、、。こんな所を通って、、、。(データが満杯で写真撮ってなかったみたい、、、)　→　思い出した。ここは今夜のホテルだった。(やっぱり歳をとると忘れてしまう、、、)

　で、カリベツアーバスターミナルにようやく到着。nー、英語は通じるかな？ちょっと躊躇してたら、男性が声をかけてくれた。
　ハイチのカパイシャンに行きたいんだけど、国際バスのチケットはどこで買えますか？と、尋ねてみたら、、、

　今は走っていない。行くなら飛行機だな？明日の朝に出発する航空機があるはずだ、、とのこと、、、。nー、やっぱりバスでは行けんのか。大使館情報でも陸路国境は閉鎖されたらしいし、ましてやハイチはレベル４で真っ赤っかだしなあ。

　ハイチカパイシャンまでの航空機は実はバハマナッソーからターコスカイコス諸島経由で飛んでる。当初の計画段階ではこのルートも考えたのだが、このルートにすると、ジャマイカやケイマン諸島訪問の日程が非常に悪く、運賃も高額となる。で、ドミニカ共和国から陸路のこの国際バスにかけたのだ。でも、撃沈。やっぱり走ってなかった。
　
　ハイチ訪問は諦めるしかないな、、、。と、帰りかけた時、大きなカリベツアーのバスルートマップが掲示されていた。よーく見たら、n、国境までの町までは行けるんだ！、、、！町の名はダジャボン。マップスミーで確認したらハイチとの国境もすぐそこ。旅の神様が降臨した、、、。このダジャボンまで行って、国境を見てこよう。さっそくチケット売場に戻り、英語で、、、。9番窓口に行って！英語を理解してくれるのは9番窓口みたい、、、。アイワントゥーゴートゥーダジャボン！？？？あれ？通じない？、、、思い出した！スペイン語はJはHの発音だった！、、、ダハボン！　運賃は500ドミニカペソ。(クレカ払い可)明日の朝６時発。

　国境は閉鎖されてるかもしれないけど、行ってみよう。一度は諦めかけたハイチ訪問。行けるかはわからないけど、活路が見いだされた時の喜びはひとしおですね。もう、心はウキウキ！

　サント・ドミンゴの見つけた地下鉄駅。閉まってたけど、後日乗ろう！
　
　今日のホテルはBooking.comで見つけたHotel Santander SD。１泊25ドル程朝食付。バスターミナルまで歩ける範囲で見つけた。

１月４日早朝。ホテルの朝食は諦め、早朝出立。てくてくてくてく、、、。で、カリベツアーバスターミナルに到着！

　これがダハボン行きのバス。

　バスの中、、、。1300円程で国境まで行けるなんて、、、ドミニカ共和国の交通網は便利ですね！

　車窓からは田んぼが、、、。お米はやっぱり世界を救う食料だ！

　昼頃、国境の町ダハボンに到着。帰国してからこのダハボンという町を調べてたら、YouTube動画が上がってた。

ダハボンのカリベツアーバスターミナル。

　さて、腹が減ったのでまずは昼飯。メニューを見て日本ではあまり見ない食べ物を！

　このお店です。おいしく頂きました。

　さっそくマップスミーを頼りにハイチとの国境へ。、、、と、なにやら人だかりも多いし、車も往来してる。、、、国境は開いてるのかも？

　口コミに投稿しましたが、在ハイチ日本大使館情報によれば2023年9月15日からハイチとの国境は閉鎖されているという。それから３ヶ月程経つけど、状況は変化したのかも？

　で、ドミニカ共和国イミグレに、、、。パスポートを出した所、ちょっと待ってて！と。なにやらどこかへ電話し確認してるみたい。

(想像、、、)日本人が出国しハイチへ行こうとしてるけど、出国させても大丈夫ですか？　え、日本人？ちょっと待ってて。今、ハイチイミグレに確認してみるは！、、、okらしい。、、、わかった！
、、、出国税、20ドルね！、、、

　もしや日本国大使館から日本人は出国させないようにとの通達が来てるのかとも思ったが、杞憂だった。

　で、ハイチ共和国イミグレで入国。7ドル！と言われ素直に払ってあっさりハイチ入国！

　この写真はたしか、ハイチ入国を果たした時の写真だったと思う。→思い出しました。ドミニカ共和国出国の時の写真でした。歳をとると忘れてしまう、、、。

　ガイドみたいな人に国境の写真を撮ってもいいか確認してから撮影した。どっちの国かは知らないけど、とにかくドミニカ共和国とハイチ共和国との国境地帯。

　橋を渡って、ハイチのイミグレへ。

　雰囲気としては、昼間だからなのか、危険レベル４の国には全然思えなかった。サント・ドミンゴ１日目に宿泊したホテルの人にハイチに行きたいんだけど、、、と話したら、びっくりされた。あんなクレージーな国に行きたい？とってもデインジャラスだと。、、、首都ポルトープランスはたぶん危険なんだろうが、、、北部は全然危険なようには思えなかった。


　危ない臭いがあったらハイチ入国はやめようと思ってたけど、きっと最初に話したハイチ人の若者国境ガイド？の態度がすごく好印象だったことがハイチ入国に踏み切らせたんだと今は思う。

※ドミニカ人はハイチ人のことをよくは思ってないようです。見た目もちょっと違う(ハイチ人の方が黒人系が強い)し、ドミニカ共和国へ出稼ぎに行く低賃金で働く人たちと思ってるように見えました。国境役人のハイチ人への横柄な態度を目の当たりにしましたから。
　
　何はともあれとにかく、ハイチへ入国できました。1804年、カリブ海諸国で初めて西洋からの独立を果たしたハイチ共和国。いったいどんな所なのだろう？