2023/06/30 - 2023/06/30
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Zebraさん
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松江の出張帰りに大阪大学に寄る用事が入って、その翌日はフリーになったので、大阪に宿泊し、京都在住の昔からの友人と一緒にクラブハリエのバームクーヘン工場で有名なラコリーナ近江八幡に行ってきた。
草の屋根の建物も回廊もジブリのキャラクターが出てきそう。でもフードコートはとてもアメリカンで、一方、中央の水田は思いっきり和の世界で。不思議空間に酔ってきました。
スケジュールなど
6/29 8:58 松江⇒(JR特急やくも10号)⇒11:39 岡山
11:58 岡山⇒(新幹線望み20号)⇒12:43 新大阪
新大阪⇒(OsakaMetro御堂筋線)⇒千里中央
千里中央⇒(大阪モノレール)⇒阪大病院前
(その後は知り合いの車で千里中央まで戻って、テキトーに東三国まで)
6/30 9:35 新大阪 ⇒(JR京都線新快速)⇒10:35 近江八幡
9:45 近江八幡駅⇒(JRバス長命寺行)⇒ラコリーナ前
(18:00時ごろの琵琶湖線で近江八幡⇒米原
新幹線で米原⇒名古屋乗換⇒東京(22:00頃自宅着)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
こっちの旅行記は、大阪スタートにする。松江の学会の翌日に、大阪大学(吹田キャンパス)に用事があったので新幹線で移動した。
万博記念公園駅でモノレールを阪大病院方面に乗り換え。万博記念公園 公園・植物園
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吹田キャンパス内の池。工事中のエリアがあったので、いつもと違う道を通ることになる。とはいえ、ずいぶん久しぶりで、迷いそうになった。
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(大学での仕事はサクッと略して――)
大学でお茶などいただいてしまったので、食事をする気にもならず、ホテルのそばでたこ焼きをテイクアウトする。関東のタコ焼きとあまり変わらないが、軽くて美味だった。店の中でも食べられるようで、結構な混雑具合だった。タコたこ グルメ・レストラン
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いや、もちろんタコ焼きだけではなく、パンも買ってみた。帰りに千里中央で翌朝用のパンを、ソルビバベーカリーで一つだけ購入。
普段あまり米を食べないのに出張中は米食が多くなりがちで、パンに飢えていたのだ。こちらのパン、翌朝の予定だったはずなのに、この日の夕食になった。ソルビバベーカリー グルメ・レストラン
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大阪も、当日キャンセルが可能な東横インを予約した。
東三国駅の改札から続く屋根付きの歩道橋を降りてすぐの場所になる。雨が降ったりやんだりの日だったので、傘を出さずにすむのはとても助かった。
真新しいホテルで狭いなりに奇麗で、ポットやUSB用のコンセントの使い勝手もとてもよかった。大阪出張時のホテルは眠るだけになることが多いから、今後の定宿にしようかな。東横イン新大阪東三国駅前 宿・ホテル
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翌朝は、東三国の駅から新大阪、新大阪からJR京都線で、途中の京都駅で同じ電車に乗り込んだ友人と落ち合い、近江八幡にあるラコリーナへ。
近江八幡って、野洲の一つ先だったんだ?(←野洲には何度か行ったことがある) 関西近辺の駅の並びなど、まったくわからないながら、琵琶湖の周りね、という大括りで何となく納得した。友人は京都在住のはずだが、ラコリーナには行ったことがないとのことで、二人とも初訪問。
参考:
9:35新大阪発-近江塩津行のJR京都線新快速で、
10:35近江八幡到着。
ラコリーナ行きのバスは北口を出て6番バス停から10:45に出発する。
1時間に2本くらいなので、歩いても30分以内ということを考えると、バス利用も微妙。ラ コリーナ近江八幡 専門店
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テレビなどで観ていたこの不思議な建物。バスを降りてひとつ前の写真の入り口に入っても、何の案内もないので不安になるが、それさえも異空間にやってきた感が増大する。
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草屋根の建物の中。天井に埋め込まれている黒い点々は炭のようだ。二階はカフェになっていて、バームクーヘン他のスイーツの甘い匂いが漂ってくる。
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中央の水田を、屋根に草の生えた回廊が取り囲んでいる。雨っぽい日だったので、草屋根から滴ってくる水も、風情があってよかった。雨のせいか平日せいか、あまり混んでいなかったのもうれしい。
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回廊の内側はこんな感じ。
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中央の水田の周りにも、不思議な形のモニュメントがたくさんあって。
それがとても日本的なような、異国のような、不思議な感覚に陥る。モニュメントにも小さなドアがついていて、通れるのは幼稚園生か猫くらいかなと思うような小さいものまである。 -
全体的に和の雰囲気を感じさせるのは、モニュメントの形が枯山水の絵画に出てくる山の形みたいなせいもあると思うのだが、埋め込まれているのが松の盆栽みたいだからという理由があるかもしれない。
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中央には水田のほかに、カボチャなどもたくさん植わっていて、おしゃれな(?)農場を、絵に描いたような景色になっている。
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これなんて、めっちゃジブリだよね。奥から半透明な小さなトトロが出てきても何の疑問も持てなさそう。
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こちらはフードコート。飛行機の格納庫の様な巨大なガレージの中に、複数の古いフードトラックが置かれていて、お菓子類を販売している。
ラ コリーナ近江八幡 専門店
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この辺りはとてもアメリカ的。和テイストの水田の周りなのに、適度に錆びた感じのトラックやバイクや、古いナンバープレートが良く似合う。
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巨大ガレージの2階には、持ち込んだものを立食で食べられるようにしてあるのか、樽型のテーブルがたくさんある。ここからフードトラック類を見ると、とても居心地がよさそうで、住めそうな感じすらしてくる。
ふと、クライブ=カッスラーという小説家の描く主人公ダーク=ピットの住まいを連想する。数々の愛車と一緒に格納庫に住んでいる彼は、車を錆びさせたりはしないだろうが。 -
おお、小学校の時に乗っていたようなスクールバスだよ。
うちの小学校(シドニー市)はパブリックだったけど西分校で、だからもっとずっと小さなバスだったけど、この形でこの雰囲気がとても懐かしい。 -
錆びて朽ちた車が、植物に侵食させている様子は、ダリ美術館の雨降りタクシーもさることながら、やっぱりジブリの世界だなあ、と思う。
文明の終わりと、植物の繁栄、ナウシカの世界観。 -
バームファクトリーに向かう。ラコリーナの中では、比較的新しい建物らしい。この辺、曲線の柱や天井がガウディを連想させる。
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バームファクトリーでクラブハリエのバームクーヘンの製作過程を見ることができる。直径の大きいものと小さいものがあるが、いずれもクリーンルームでクリーンウェアをつけた人たちが、大勢マシンの間を行き来して作っているようで、それ自体がとても美しい。
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バームファクトリーの二階からの写真。
中央の水田と、周りの回廊、一番初めに入ったラコリーナメインショップの大きな草の屋根が見える。和でも洋でもない、独特の世界に、なんだか酔いそうだ。
なお、施設に入った時には、すでに写真で見知った建物が並んでいて「思いのほか小さいんだな」とか「こんなもん?」と思ったのだが、中を歩いているとその広大さと不思議感に巻き込まれる。入るだけなら無料だし、リピーターも多いんじゃないかな、と思う。 -
いったんバスで駅に戻って、街歩き……というか、ロープウェーのあたりでバスを降りればよかったのだが、位置関係も何もわからないまま移動してしまったので、駅から20分ほど歩いて、さっきバスで通ったあたりに戻る羽目になった。
写真は近江八幡のマンホールの蓋。 -
大きな寺があったので、足を踏み入れる。西光寺という信長ゆかりの寺らしい。敷地も広く、立派な寺がたくさんあるようだが……
西光寺 寺・神社・教会
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旧伴家住宅。何も事前知識なしで訪問したのだが、商家だった家が学校として使われていたこともあり、広い広間や、手縫いの和小物、朝鮮通信使と豪華な膳など、展示物に見ごたえがあった。
旧伴家住宅 寺・神社・教会
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建物の中央の吹き抜け部分に、毎年開催される左義長まつりで制作された山車の展示がされていて、また、左義長祭りのビデオなども見ることができる。なお、この山車はすべて食材で作られているらしい。ネズミに齧られないだろうか?
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色味も美しいし、ウサギの顔もリアル。祭りのビデオで、羊年の時の羊の毛を植えこんでいる様子が流れていたが、素晴らしく手が込んでいる。誰も人が入っていなくて、400円ほどの見学料だったのだが、見ごたえ十分で、コストパフォーマンスが良かったな、と思う。
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木の塀や漆喰の壁が続く新町通りの道は、京都を思わせ、小雨が降る天気も手伝って、とても風情がある。
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見に行きたいと思っていた旧八幡郵便局を偶然見つけた。
旧八幡郵便局 名所・史跡
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これは郵便局のカウンターの内側から撮影した写真。映画でしか見たことのない古い郵便局の様子、丸い電灯、明り取りの窓も含めて、良い建物だなあ、と思う。小さなカフェがついていて、カウンターの内側に置かれた椅子で飲むこともできる。
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6時前に近江八幡を出て、米原から新幹線で東京に戻る。翌日会議が無かったら、もう一泊大阪か京都に泊って、友人と喋りまくったんだけどな。
写真は大阪と近江八幡の土産物。大阪のみたらし小餅と、クラブハリエのバームクーヘン(の端)。右のミントは友人にいただいたお土産です。 -
近江八幡街歩きとラコリーナ散策で、本日の歩数は16,000歩を超えました。
でも、初めの方で歩いていたのは大阪、最後の方は東京葛飾区です。
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