『歴史のある天満宮です。ご神体はなんと道真公がご自分の姿を彫刻した木像なんだそうです。』戸塚・いずみ野・港南台(神奈川県)の旅行記・ブログ by masamimさん【フォートラベル】
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全国にある天満宮には、合格祈願をはじめ、お子様の無事成長を祈るご家族等多くの方々がお参りに訪れます。<br />天満宮は学問の神様こと、菅公すなわち菅原道真を祀った神社です。<br /><br />全国には、まぁ12,000もの天満宮(天神様とかも含む)あるんだそうで本当に驚きました^^;<br /><br />中で有名なのは、京都の北野天満宮と、東風吹かば・・の句で有名な太宰府天満宮でしょうね。<br /><br />ところで、この日永谷天満宮で見かけた「日本三躰」ののぼりですが・・<br /><br />ひぇ~!とビックリ!です。<br />日本三躰とは、菅原道真が自身を鏡に映しながら自ら彫り上げたと伝わる道真像3体を神体として安置する3つの天満宮のことなんだそう。<br /><br />道真公がご自分の姿を彫刻した木像は三体で、うち一つがここ永谷天満宮にあるんだとは・・<br />他の二体は現在、太宰府天満宮と大阪道明寺天満宮にあります。<br /><br />日本でたった3か所しかない神社の一つなんてすごいです!<br />近所にこんなすごい所があったなんて・・<br /><br />菅原道真は901年に藤原時平の讒言によって太宰権帥に左遷させられ、2年後の903年に59才で亡くなってしまいます。<br />道真公が自身の三躰の木像は彫刻したのは、大宰府に着任した翌年です。<br /><br />道真公の五男 淳茂公も流刑になりましたが、その後に関東に下向して永谷郷の下の坊に居館を構えました。<br />そして、ここで道真公自刻のご尊像を奉祀して朝夕崇拝したことが、永谷天満宮のはじまりと伝えられています。<br />

歴史のある天満宮です。ご神体はなんと道真公がご自分の姿を彫刻した木像なんだそうです。

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2023/02/18 - 2023/02/18

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旅行記グループ 近場の自然公園 探訪

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masamim

masamimさん

全国にある天満宮には、合格祈願をはじめ、お子様の無事成長を祈るご家族等多くの方々がお参りに訪れます。
天満宮は学問の神様こと、菅公すなわち菅原道真を祀った神社です。

全国には、まぁ12,000もの天満宮(天神様とかも含む)あるんだそうで本当に驚きました^^;

中で有名なのは、京都の北野天満宮と、東風吹かば・・の句で有名な太宰府天満宮でしょうね。

ところで、この日永谷天満宮で見かけた「日本三躰」ののぼりですが・・

ひぇ~!とビックリ!です。
日本三躰とは、菅原道真が自身を鏡に映しながら自ら彫り上げたと伝わる道真像3体を神体として安置する3つの天満宮のことなんだそう。

道真公がご自分の姿を彫刻した木像は三体で、うち一つがここ永谷天満宮にあるんだとは・・
他の二体は現在、太宰府天満宮と大阪道明寺天満宮にあります。

日本でたった3か所しかない神社の一つなんてすごいです!
近所にこんなすごい所があったなんて・・

菅原道真は901年に藤原時平の讒言によって太宰権帥に左遷させられ、2年後の903年に59才で亡くなってしまいます。
道真公が自身の三躰の木像は彫刻したのは、大宰府に着任した翌年です。

道真公の五男 淳茂公も流刑になりましたが、その後に関東に下向して永谷郷の下の坊に居館を構えました。
そして、ここで道真公自刻のご尊像を奉祀して朝夕崇拝したことが、永谷天満宮のはじまりと伝えられています。

旅行の満足度
3.5
観光
3.5
グルメ
3.5
交通
3.5
同行者
一人旅
交通手段
私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 市営地下鉄上永谷駅からは、環状2号線沿いにある神社まで森に沿って遊歩道ができてます。<br />一応これって参道か?

    市営地下鉄上永谷駅からは、環状2号線沿いにある神社まで森に沿って遊歩道ができてます。
    一応これって参道か?

  • 環状2号線を跨ぐ歩道橋です。

    環状2号線を跨ぐ歩道橋です。

  • ちょうどこの歩道橋の辺りに、神社の裏口があります。

    ちょうどこの歩道橋の辺りに、神社の裏口があります。

  • 裏門とはとても言えない小さなポーチの門から入りました。<br />ここって入っちゃいけないのかも^^;

    裏門とはとても言えない小さなポーチの門から入りました。
    ここって入っちゃいけないのかも^^;

  • 境内の「おみくじ掛け」には、願掛けのお札やおみくじがたくさん。<br />神社とのご縁を大切にして、おみくじを結んで帰る方々が多いんですね。

    境内の「おみくじ掛け」には、願掛けのお札やおみくじがたくさん。
    神社とのご縁を大切にして、おみくじを結んで帰る方々が多いんですね。

    永谷天満宮 寺・神社・教会

  • こっちは本来の入口です。<br />気になるのは、この「日本三躰」の記述です。<br />いったい何?

    こっちは本来の入口です。
    気になるのは、この「日本三躰」の記述です。
    いったい何?

  • なかなか立派ですね。<br />実は中に入るの初めてなんです。

    なかなか立派ですね。
    実は中に入るの初めてなんです。

  • 本堂に登る階段を一気に登ります。

    本堂に登る階段を一気に登ります。

  • 気持ちですので、お賽銭を差し上げます。

    気持ちですので、お賽銭を差し上げます。

  • 正月のお飾りなどの焚き上げを「さいと焼き」っていうんだぁ・・

    正月のお飾りなどの焚き上げを「さいと焼き」っていうんだぁ・・

  • 神社の裏側はきれいな庭になってるそうなんで行ってみます。

    神社の裏側はきれいな庭になってるそうなんで行ってみます。

  • 緩やかな坂道に梅が咲き始めています。

    緩やかな坂道に梅が咲き始めています。

  • のんびりと歩きます。

    のんびりと歩きます。

  • 登りきると、のんびりとした広場です。<br />「菅秀塚(かんしゅうづか)」という、淳茂公が父道真公のために祈りをささげていた場所があるんですが・・<br />分かりませんでした。<br />小さな碑が立っているので、このうちのどちらかも知れません。

    登りきると、のんびりとした広場です。
    「菅秀塚(かんしゅうづか)」という、淳茂公が父道真公のために祈りをささげていた場所があるんですが・・
    分かりませんでした。
    小さな碑が立っているので、このうちのどちらかも知れません。

  • 道真公の没後1100年を記念して建立された碑です。

    道真公の没後1100年を記念して建立された碑です。

  • この碑には何が書いてあるか分かりませんね・・

    この碑には何が書いてあるか分かりませんね・・

  • 付近の眺め

    付近の眺め

  • 港南区側の眺め

    港南区側の眺め

  • 本堂側に降りて行きます。

    本堂側に降りて行きます。

  • 梅がけっこう咲いています

    梅がけっこう咲いています

  • いい感じですね・・<br />天満宮と言えば梅花の名所と決まってます。

    いい感じですね・・
    天満宮と言えば梅花の名所と決まってます。

  • 紅梅でしょうか・・

    紅梅でしょうか・・

  • 紅梅に違いない!

    紅梅に違いない!

  • こういう蘊蓄って、寺社ならではですね。

    こういう蘊蓄って、寺社ならではですね。

  • 本堂に降りてきました。<br /><br />9月25日が例大祭 <br /> 12年に一度の丑年に式年大祭が挙行され、道真像も開帳されるそうです。<br />しかし、残念ながら令和3年に終わってしまってますね。<br />

    本堂に降りてきました。

    9月25日が例大祭
    12年に一度の丑年に式年大祭が挙行され、道真像も開帳されるそうです。
    しかし、残念ながら令和3年に終わってしまってますね。

  • これはお神輿です。

    これはお神輿です。

  • 天満宮には牛が付き物ですね。<br />合格を祈念する受験生が牛の鼻を撫でていくんでしょう^^

    天満宮には牛が付き物ですね。
    合格を祈念する受験生が牛の鼻を撫でていくんでしょう^^

  • 天満宮の前を走る環状二号線です。

    天満宮の前を走る環状二号線です。

  • 歩道橋で渡った向い側から、天満宮の森を撮りました。<br /><br />最後になりますが、永谷天満宮の創建は明応2年(1493年)2月です。<br />この頃に同地を領していた 宅間上杉家の当主上杉乗国の夢枕に、道真像が霊夢となって現れたため、乗国がこの像を祀った社を建てたのが永谷天満宮の始まりだそうです。<br />

    歩道橋で渡った向い側から、天満宮の森を撮りました。

    最後になりますが、永谷天満宮の創建は明応2年(1493年)2月です。
    この頃に同地を領していた 宅間上杉家の当主上杉乗国の夢枕に、道真像が霊夢となって現れたため、乗国がこの像を祀った社を建てたのが永谷天満宮の始まりだそうです。

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