2015/05/02 - 2015/05/04
52位(同エリア193件中)
ぶんさん
2015年のGWは当初イランから陸路トルクメニスタンを通ってウズベキスタンへ抜ける予定で、前年の6月頃にカタール航空の関空〜マシュハド片道特典を押さえてありました。
しかし出発の3か月ほど前に、当てにしていたトルクメニスタンのトランジットビザの代理申請が不可になったと判り、観光ビザに高いお金を払うぐらいならと別の旅行を企て、ダメ元で経由地のイスタンブールの領事館でビザの申請をしてみるも敢無く失敗。予定の変更を余儀なくされました。
結局、既に取得していたウズベクビザを捨てる形になってしまうものの、最も追加出費が少なくて済む、イランから陸路アルメニアを通って最後ジョージア(グルジア)のトビリシoutという風になりました。
イランをサーッと通り抜けて自分にとってはじめての旧ソ連となるアルメニアへ入りました。(当初の予定だと初旧ソはトルクメニスタンだった訳で・笑)
最南端のアガラク国境から北隣のジョージアへ向け縦断して行きます。
- 旅行の満足度
- 5.0
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ゴリスから乗った乗合タクシーをエレヴァン鉄道駅の前で降り、メトロに乗り換えて共和国広場へ。
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南部の田舎からやって来ると、西欧の雰囲気漂うエレヴァンがまるで別世界に見えます。
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このお方は誰?
ピアノという事はハチャトゥリヤンでしょうか。 -
エレヴァンでのお宿は、先に行かれたお世話になっているトラベラーさん達に好評だった
「B&B Anahit Stepanyan’s」。
ここのドミに2泊しました。 -
まだ外も明るい時間ですが、近くのカフェで夕ごはん。
アルメニアンバーベキューなるものを勧められ、フルーツジュースとともにオーダー。
一番高い物を勧められた気もしましたが、それでも500円程度。
それにこのボリューム。もちろん美味♪ -
宿に戻ると、ダイニングで談笑中のスロベニア人グループに招かれ、お茶しながらおしゃべり。
彼らから見て、私は同い年に見えたらしい。
実年齢マイナス15か・・・。喜んでいいのかしら。 -
5月3日
この日は日曜日。
大聖堂で行われるミサを目当てに、さきのスロベニア人グループとともに、アルメニア正教会の総本山エチミアジンへ。
私は、ガルニ神殿&ゲガルド修道院へ行きたいので、途中で離脱の予定。
宿のすぐ近くにあるオペラ座の前を通って、徒歩で中央バスターミナル(キリキヤアフトカヤン)へ。 -
アルメニア文字はさっぱり読めないので、照合するために撮っておきました。
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キリキヤからマルシュに乗ってエチミアジン大聖堂へ。
残念ながら大聖堂は工事中。
ってかこの工事、ずいぶん長いことやってる気がするんですが・・・。
もしかして、工事ストップしてるんですかね? -
中では熱心な信者の方々が礼拝中。
その熱心な信者の方々が普通に写真を撮りまくっていたので、私も遠慮なく撮らせていただきました。 -
ミサはすでに始まっていました。
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私はクリスチャンではありませんが、
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何だか心が洗われました。
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帰りは乗合タクシーで中央市場前まで。
ここからガルニ神殿に向かうため、#5のバスに乗り換え。 -
通称「メルセデス」バスターミナルでバスを降りて、ガルニ方面行きのマルシュに乗り換え。
本当の名称は忘れてしまいましたが、「メルセデス」でちゃんと通じるようです。 -
世界遺産 ガルニ神殿。
国内に唯一残るヘレニズム様式の建築物とのこと。 -
17世紀ごろの大地震で崩壊したものを、20世紀になって修復されたそうです。
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アラビア文字が見られました。
これも復元されたのでしょうか。 -
首都エレヴァンから30kmほどしか離れていませんが、遺跡の周りは大自然がいっぱいに広がっていました。
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ガルニからタクシーを3000AMDでチャーターして、世界遺産のゲガルド洞窟修道院へ。
こちらは中央聖堂。 -
十字架が刻まれたハチュカルが、ここでも見られました。
アルメニア正教会の象徴です。 -
中央聖堂の内部。
灯りもついていますが、屋根に開いた小窓から自然光も入ってきます。 -
この部屋の奥では水が湧き出ていて、その水は「聖なる水」とされています。
その水を求めて、信者の方々が並んで順番を待っています。 -
洞窟修道院ということなので、岩肌に穴が開いた所に入ってみます。
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ちゃんとした居住スペースになっていました。
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のぞき窓もたくさん開いていました。
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これは単なる割れ目だと思います。
冬場は隙間風が半端なく吹き込んできて大変そう。 -
岩盤に十字架が架かっているということは、あそこも修道院の一部なのかもしれません。
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ガルニ神殿の入口に再び戻ってきました。
ここからマルシュで「メルセデス」ターミナルへ戻ります。 -
天気に恵まれてよかったです。
翌日はこのあたり大雨だったらしいので。 -
「メルセデス」バスターミナルの前に市場があったので、少しのぞいてみました。
時間的に夕飯材料の買い出しでしょうか。 -
カスカードの近くでバスを降りてみました。
ちょっと上まで登ってみよう。 -
屋外の階段でも上っていけますが、中にもいろんなアート作品があるので、楽してエスカレーターを使います。
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この作品には、体じゅうに世界中の大きな河川の名前が刻まれていました。
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ちゃんと動くんでしょうか。
走ってるところも見てみたい。 -
コイツは屋外にいたんじゃなかったっけ・・・
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カスカードのいちばん上からの眺め。
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大小アララト山もよく見えます。
曇ってきたのがちょっと残念。 -
噂通り、不思議でシュールなアート作品がいっぱいでした。
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5月4日
この日はトビリシへ移動。
キリキヤでトビリシ行きマルシュのドライバーが、8000AMDと最初に言ってきたのを無視していると、しばらく経って6000に下げてきたので、それに乗っかることに。
北部のグルジア国境付近の修道院群に寄っていくという案もあったけど、
修道院の類はもうお腹いっぱいになってきたので寄らずに真っすぐ向かいます。
まっ、こんな天気ですからね。
ただいまドライバー喫煙タイム。
旧ソ連どこも喫煙率高し。 -
ドライバー達が煙草を吸いながら、
「アゼルバイジャーン、◎△☆#%$?!」などとしきりに言い出した。
後で調べてみると、どうやら湖のあたりにアゼルバイジャンとの国境線が走っているようだ。 -
休憩を終えて30分ほど走ると、グルジアとの国境検問所に到着。
イランとの国境Agalakにはいたロシアの係官はここにはおらず。
出国スタンプを押されるだけの簡単な手続きを終えてアルメニア出国。
グルジア編につづきます。
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