名画を巡る旅：ベネルクス・ロンドン・アテネ・パリ旅行（2014年秋：10日目前半 フォンテーヌブローの憂鬱）24/25

今日は実質的最終日です。
うまい具合に朝起きれたことと足の痛みも幾分改善されたので、予定の第一案、フォンテーヌブローに行くことにしました。
フォンテーヌブローから午前中いっぱいで戻り、後はパリ市内の散策と土産物探しをして夜の便で羽田行きに搭乗するという予定です。
ホテル出発は７時ちょうど、辺りはまだ暗いです。

北駅の窓口に「パリヴィジット、ゾーン1〜5、1日券」が欲しい旨書いた紙を渡し、ゲットしました。
「モビリス」の方が安いのですが、SDG空港には行けないのでやむを得ません。この切符であればフォンテーヌブローまでのフランス国鉄にも使えるという前情報が有りましたが果たして．．．
とりあえずリヨン駅から国鉄に乗車します。下車駅は３駅先のフォンテーヌブローアヴォン駅です。
（ﾎﾃﾙ7:03 ⇒ 7:12北駅 ⇒ 7:31ﾘﾖﾝ駅）

列車はかっこいい２階建て車両でした。
空いていたのでもちろん２階に陣取ります。

車内はこんな感じです。
（ﾘﾖﾝ駅7:49 ⇒ 8:27ｱｳﾞｫﾝ駅）

リヨン駅を定刻通り出発し、40分ほどでフォンテーヌブローアヴォン駅に到着。
駅の裏手にバスがたくさん停まっているのでとりあえず行き、バスが来たのでパリヴィジットを見せて「ＯＫ？」と聞くと「シャトゥ？」と逆に聞かれたので「ウィ」というと指で「後ろのバスだよ」とのジェスチャー。
後ろのバスで同様のことをしたら「ウィ」とのことで乗り込みました。パリヴィジットは鉄道だけでなくバスも適用するなど、なかなか使えます。
（ｱｳﾞｫﾝ駅8:37 ⇒ 8:49ｼｬﾄｰ）

バス停はちょっと手前で降りたらしく、少し歩いてちょうど９時にフォンテーヌブロー城入口に来ました。
大平原の中にポツンとあると思ったのですが、案に相違して周囲は市街地になっています。

開館は９時半で、館はまだ開いていないですが、門は開いていたのでね敷地内に入ってみます。
ジョギングや散歩をする地元民くらいしかおらずひっそりと静かです。
（ﾌｫﾝﾃｰﾇﾌﾞﾛｰ城9:00〜10:13）

内部観光はそれほど興味がなかったのでとりあえず開館直後駆け足で周るとして、外観を飽きるほど眺めます。
しかし今日は雨は降らないものの、陰鬱な天気で、写真を撮るのもイマイチ気合が入りません。

正面階段部分に近づきます。
この階段はエルバ島へ流されるナポレオンが近衛兵に別れを告げた場所です。その同じ場所に立てるということで感無量です。

ついでに階段に登ってみました。
気分は「私の辞書に不可能という文字はない！」です。

建物の裏手はこんな感じで銅像などがありました。

９時半になり開門しました。
私が裏手などをうろうろしている間に小学生の団体などが来て先を越されてしまいました。
館内はナポレオン関係の画が飾ってあります。

中はかなり大きく、たくさんの部屋があります。

ヴェルサイユ宮殿とまではいきませんが内部はかなり豪華な造りです。

この宮殿はの内部は大したことないと決めてかかっていましたが反省しました。
もっとゆっくりじっくり見るべき史跡です。また機会があったら来たいと思いました。

フォンテーヌブロー観光はとりあえず終了したのでアヴォン駅に戻ります。
バス停に路線図が貼ってあったので写しましたがよくわかりません。そうこうしているうちにバスが来たので「アヴォン？」と聞いて「ウィ」とのことで乗車しました。
（ﾌｫﾝﾃｰﾇﾌﾞﾛｰ城10:20 ⇒10:29ｱｳﾞｫﾝ駅）

バスは行きと異なり、駅の正面に停まりました。
コンパクトで静かな駅です。

駅前から全景です。
鉄道模型にあるような画になる駅です。

次のリヨン駅行きは11時ということで約30分待たねばなりません。

アヴォン駅はいわゆる相対式ホームとなっています。
列車はちょっと遅れてやってきました。
（ｱｳﾞｫﾝ駅11:04 ⇒ 11:43ﾘﾖﾝ駅）

行きと同じくフォンテーヌブローアヴォン駅から約40分、パリ・リヨン駅に午前のうちに戻ってくることができました。
午後は前回旅行で行けなかったサンジェルマンデプレ地区にメトロを乗り継いで行きます。

【名画を巡る旅：ベネルクス・ロンドン・アテネ・パリ旅行（2014年秋：10日目後半 サンジェルマンデプレの散策）25/25に続きます】