ラクダさんに乗ってラクダさんを食す…

イタリア満喫後はドバイへ向かいます。
ずっと天気悪かったからせめてドバイは晴れるといいな〜。

イタリアで最後のビールを飲んだらドバイに向かいます！
この旅、移動はすべてエミレーツ。
東京〜ドバイはマイル付かないけど、それ以外の経路はJALマイルが付きます。

6時間近いフライトを終えドバイへ！いきなり暑い国…と思いきや…
落雷ですよ。落雷。砂漠のはずなのに。

ホテルにチェックインしたのは夜の12時過ぎなので明日晴れることを祈って寝ます。
ホテルのお兄さんは「太陽の国だから明日は絶対晴れるよ！」と言っていたのでその言葉を信じます。

朝！晴れた〜！昨日の激しい落雷はなんだったの！？ってくらい晴れた〜！

今回ドバイで泊まったのはモーベンピックジュメイラというホテル。
バルコニーから見た景色です。

バルコニーは喫煙可。るるん♪

晴れてテンション上がったので朝ごはんへ。
今回の旅で一番美味しい朝ごはんでした。

食べてたら「女性の皆様へ」とショットグラスに入ったスムージーをもらいました。
ピーチ味ベースでおいちい。

旅行中はどうしても野菜不足気味になるのでサラダサラダ。
あとはエリカアンギャルも一押しのサーモン。
今日はこれから砂漠ツアーなのでエネルギーチャージ！

Aran.1netで手配した「砂漠ドライブ＆らくだライドツアー」へ。
たまたまだけど我々だけでした。
ホテルから大体1時間走ったところで砂漠に到着！
早朝だからか他に誰もいません！
ちなみにツアーは英語ガイドです。でもお互いカタコトなのでなんとかなった（笑）

本当はサンドボード（スノボの砂版）も出来るはずだったんだけど昨日の雨のせいで砂の具合が悪いらしく中止…。
確かに砂漠なのにサラサラしてない…。

ツアー二人だけだったのでガイドさんは専属カメラマンに（笑）
つーかノリノリでどんどんポーズを指定してきます。

砂漠は4WDで走る走る。
横転すんじゃねーかと思って超怖かった。
でも酔うかと思ったけど進行方向見てたから全然大丈夫でした。

これもガイドさんに指示された写真（笑）
でもナイスショット！

ツアーではミネラルウォーターやジュースをたくさん準備してくれていました。
一応水1本持ってってたけどいらなかったや。

今回のツアー、メインイベント！
1年前にタイでゾウに乗ったし、その前にハワイで馬にも乗った。
あとは…ラクダでしょう！

ラクダさんに乗って30分くらい砂漠をお散歩。
こええええええええ
ラクダ背高ぇぇぇぇぇぇぇぇ

揺れは少ないです。
相方は全然平気でキャッキャキャッキャしてたので
たぶん私が極端に小心者なんだと思います。

怖くて両手離せない私に変わって相方がカメラマンに。
手挙げて〜とか言われたけどいや、無理だろ！

早朝から動いていたので砂漠ツアーから戻ってきたのはまだお昼前！
一度ホテルの部屋に戻って今度はショッピングに向かいます♪

その前に…
バルコニーから見た海がとっても綺麗だったので海岸までお散歩に来ました。
エメラルドグリーンの海！
さっきまで砂漠にいたのに変な感じ（笑）

ビーチでもラクダライド出来るみたいです。
これぞドバイの写真って感じ！

でもビーチから後ろを振り返るとこんな高層ビル群。
なんだかすごいぞドバイ。

ホテルからやって来ました世界最大のショッピングモール、ドバイモール！
我々が泊まっているホテルからはタクシーで30分くらいかかったけどさすがはドバイ。
ガソリン代がめっちゃ安いので1500円くらいで着きました。
ドバイモールの中にはこんな巨大水槽も。
バブってますな〜。

さぁ！買い物するぞ！なんてったってTAX FREE！
このためにイタリアでは大きい買い物は全くしてこなかったのよ！

…と思ったら…やばい、全然安くない。
TORY BURCHとかUGGとか下手したら日本の方が安い…。
Jimmy Chooは日本と同じくらいだったり。
後で聞いた話によると、TAX FREEと言えど欧州の税込価格と同じくらいの値段設定になっているらしい。
ドル連動のディルハム通貨、円安になったらあまり旨味がない模様〜。

一気に買い物熱が下がり、とりあえずお昼にしようとやってきたのはドバイモールの中に入っているSwitchというお店。

なぜならここはラクダ肉が食べられるから！
相方はラクダ肉のハンバーガー、私はラクダ肉のボロネーゼ。
それとビールがないと言われたのでモヒート。

肉は特にクセもなく食べれます。
モヒートは全然アルコール強くない、酔わない…あれ…これノンアルコールじゃね…？
ま・さ・か・の。ノンアルコールカクテルでした、

そしてもっとオドロキお会計。
ハンバーガー、ボロネーゼ、ノンアルコールのモヒート×2で約6000円！！！！
ええええええええええええ！？
嘘でしょ〜っ！！
高っ！高っ！

物価も高く、食費も高い、ビールも飲めない、萎えた私たちはネットを駆使して調べたアウトレットへ移動。
（フィレンツェで失敗したくせに懲りない）
ドバイモールからまた30分くらいかけてタクシーで移動。

ここのアウトレットはセレクトショップ中心なのでお店の名前は全然ブランド名ではありません。
でもいろいろ見てるとJimmyとかMARC JACOBSとかは置いてます。
でもJimmyはなぜこの色…ってサンダルばっかり。
私はMARC JACOBSのPCバッグを4000円弱で買いました。
あとAEROPOSTALEのお店があって、なんと1Buy Get3！
旦那へのお土産としてポロシャツ、ゴルフ用のアウター、スニーカー2足、自分用のダウンその他諸々買って1万円でした（笑）
わざわざ行くほどかと言うと…微妙だけど、私はAERO買えたから良かったかな。

アウトレットのあとはまたタクシーでドバイモールへ。
タクシー代が安いことだけが救いです。
狙いはラスベガス、ベラージオの噴水プロデューサーがプロデュースした噴水ショー。
ブルジュ・ドバイを眺めながら見てるとなんか噴水が小さく見える…規模的にはベガスより大きいらしいんだけど…。
曲もベガスと違って全然知らない曲なので…私的にはベガスの方がWIN。

15分のショーを楽しんだ後はドバイモール内にあるPatchiと言うチョコレート屋さんへ。
こちらレバノン発の超高級チョコレートで、中東のゴディバと呼ばれているらしい。
1つ試食させてもらったけどくっそうまい。
小さいサイズでも3000円くらいするけど量り売りで好きなチョコを詰められるので興味がある人はぜひ。
試食だけでもする価値ある！くっそうまい。

夜ご飯はドバイモール内に入っているスーパーでデリ買ってきました。
だって昼ご飯で懲りたんだもん。
ビールも冷えてないけど売ってたし、ホテルのベランダでタバコ吸いながら酒飲んで…と思って。
デリは指差しで買えました。

が！！売ってたビールと思われるものはまさかのノンアルコールビール…。
そんなに…そんなにダメなの？
トルコでは全然平気だったのにぃぃぃ。
ホテルの冷蔵庫にはバドワイザーあったけど、小さい瓶で1200円。アホか！！
ドバイに責任はないんだけど…酒を楽しみに旅行している我々は愕然…。

砂漠でラクダに乗るのは夢だったし、一度行けて良かったと思うけど
乗り換えついでの滞在にして本当に良かったと言うのがドバイの正直な感想。

街はバブリー、でも物価もバブリー。
1週間滞在だと破産するところだったよ…。

ドバイ行きは羽田から深夜発で出ているし、ハブ空港だから他の場所とあわせて行くにはいいかもしれないけど、
ヨーロッパ行くならもう大人しく成田から旅立ってドバイは寄らないでいいや…。

生涯で一度だけ行けて良かった。
そんな場所でした。

で！終わりじゃないのよこの旅は！
帰国予定日2/14、そう。あの関東大雪のあの日です…。
夜の12時に羽田着予定だったのに、あ〜あと15分くらいで着くな〜と思った矢先
目の前の画面に出てたHND(羽田)の文字が急にKIXに変わり…
えっ…！？と思ったらいきなり表れた『お荷物は関西空港でお受け取りください』の文字。
ざわめきたつ機内…。

そうです。雪で羽田に着陸出来なかったのです。

そして到着した関空でも『あと2時間後に再チャレンジします』とアナウンスが流れ降ろしてくれない！
わかった！再チャレンジしてもらって構わないけどせめて一度降ろしてくれ！
っつーかタバコ吸わせてくれぇぇぇぇ〜

なんて願いは叶わず(訴える勇気もない)待つこと2時間。

『ごめん、やっぱ無理だわ。Good-bye！』的な超軽いアナウンスとともに放り出された関西空港、時刻は深夜3時。

ビジネスクラスはこーゆー時にすごいのよ。
ホテル急遽準備されちゃうのよ。
でもエコノミーな我々に与えられたのは2つの選択肢。
①16時の振り替えフライトを待つ
(繰り返すけどこの時深夜3時。そして16時に飛ぶかわからない)
②自力で帰る
(1万円まで還付されるけどオーバーした分は自腹)

もう即決で②。ここで12時間近くも飛ぶかわからない飛行機なんて待てねー！
もうここまで来たらおうちに帰りたいいい(涙)

しかし関西空港がどこにあるのかもわからない私たち。
羽田と品川くらいの距離感で新大阪があるのかと思ったら結構遠いのですね…。
始発まであと2時間以上。

今すぐ帰りたい私たちが取った行動は
レンタカーで新大阪まで移動し、新幹線で帰る
でした。

関西空港にある24時間のジャパレンに駆け込み急遽新大阪までドライブし、
6時新大阪発の新幹線で帰路に着きましたとさ。
大阪土産買ってやったよ(笑)

いや～最後の最後に大冒険が待っていた今回の旅。
まさかラクダに乗った次の日に自分で運転する車に乗るとは思わなんだ。

そしていつも仕事でお世話になってる東海道新幹線に乗るとも思わなんだ。

今や笑い話だけど本当にしんどかったです…(;´д｀)