2013/01/26 - 2013/01/26
108位(同エリア252件中)
エムさん
モロッコ5日目は先ずタウリルトのカスバに立寄りました。
次に世界遺産であり、映画の撮影に使われたアイト・ベン・ハッドゥの村を訪ねます。
午後は高アトラスを越えてマラケシュへ移動。
夜はファンタジア・ディナーショーで、勇壮な騎馬ショーを見学します。
- 旅行の満足度
- 4.5
-
タウリルトのカスバ
1920年代、フランス軍にサハラ砂漠の基地として建設されるまで、南部モロッコ一帯の権力者、グラウィ家の住居として使われたカスバでした。
ワルザザードは映画のロケ地として人気があります。
ここは「シェルタリング・スカイ」の舞台として有名です。 -
映画スタジオ、アトラス・コーポレーションで写真ストップ
このファラオ像は、近くで見るといかにも張りぼてっぽい!
エジプトで撮ったように見える映画って凄いと思う。 -
スタジオ周辺は砂漠に囲まれ、撮影には打ってつけの場所
何もない荒涼とした砂漠は、遥かハイアトラス山脈が見渡せます。 -
世界遺産の要塞都市アイト・ベン・ハッドゥ
ベルベル語でアイトは一族、ベンは息子、ハッドゥは人の名前、当時この村の長がハッドゥという人物だったことに由来します。
写真スポットで全景を写し、アイト・ベン・ハッドゥを散策します。 -
アーモンドの花が満開でした。
下の写真はまだアーモンドの実が残っています。 -
小川に沿って土産物店が並ぶ小さな村を横切って、
ここでも働き者のロバが大活躍でした。 -
橋を渡ってアイト・ベン・ハッドゥへ。
橋は最近造られたもので、以前は飛び石を渡っていたそうです。
今は干上がって水嵩が低く、石の上でも歩けそうですが・・・
橋が出来て良かったです。 -
昔の女性は外出もままならず、小さな窓がある部屋で暮らしたらしい。
夏の高温に備え、赤土の壁は驚くほど厚い。 -
アラブ人の支配から逃れるため築いた要塞は、迷路で道は狭い。
急勾配の階段を上がったり下りたり、暗がりを歩く。
突然、穴蔵に民家があるのも驚いた。
頂上を目指しながら、息を切らして歩く。 -
中腹まで上がって見降ろした景色。
丸い岩山でグラディエーターが撮影されたそうです。
帝政ローマ時代のロケ現場がモロッコだったとは驚きです。 -
あぶり出しの絵を売っていました。
色付けは自然の物を使うそうです。 -
頂上は360度パノラマで、アトラス山脈も見えます。
頑張って登った甲斐がありました。 -
昔、籠城に備えて使った穀物貯蔵庫があります。
-
民家のかまど
水道はあったけど、プロパンガスは見なかったような・・・、
電気もないカスバの暮らしって、どうなのでしょうか?
小さな男の子に「こんにちは」「キャンディー、ありがとう!」と催促されて、探してみたがない。
この子のお姉さんはバッグを叩いて、「キャンディー、キャンディー」とねだる。
この後、民家を訪問してミントティーを御馳走になり、人懐っこい子供達の家だと分かった。
彼らは必要な日本語を上手に使っていました。 -
小さな通りに土産物店が並び、20分のフリータイム。
ここで、ミントティー用のグラス6個入りを120DHで購入。
友人と半分ずつ分けたので660円也!
あとで分かったが、100DHで同じ物が売っていたらしい。
私達はどうも押しが弱くていけない。
さらに洋服も買えと店主に橋の真ん中まで追いかけられて・・・
もうー、油断大敵!
左下に写っている女の子がキャンディーをねだったお姉さん。 -
11:30
商魂たくましいモロッコ人から逃れ、新市街で早めの昼食です。
モロッコ風煮込み・チキンとビーフの串焼きと温野菜
デザートはデーツとオレンジ
ビーフの串焼きが人気でした。 -
午後はハイ・アトラス越えのドライブ
先ずは標高2260mのティスカ峠を目指します。
目の前に広がる絶景に、居眠りをする間もありません。 -
13:34 トイレ休憩
-
車窓から垣間見る日常
ご婦人方は一斉に洗濯を・・・
そして岩山はカラフルな洗濯物が色を添えていました。 -
14:05 ティシュカ峠で写真ストップ(標高2260m)
やっと峠に到着!今度は下ります。 -
車窓の景色
この辺りは黒い山肌が続き、羊が草を食べ尽くしたのか、殆どハゲ山でした。 -
崖崩れはないのか?と不安になるような山道をクネクネと回りながら下るバス。
一歩間違えば、転落もあり得る道、ヘアピンカーブが続く。
見通しが悪いとクラクションを鳴らしながらドライバーは慎重に走る。 -
山頂を見上げて、だいぶ下りたと実感。
渋滞すると何故かホッとする・・・
赤と黄色の棒は積雪時、道路の位置を示すもの。
麓が見え、もう少しでアトラス越えが終わります。
バスに乗っているだけなのに、疲れました。 -
トイレ休憩を兼ねて、アルガンオイルのショップに立寄りました。
アルガンオイルの工程を実演しながら説明してくれます。
100kgの実から1リットルが精製される希少価値の高いオイルとして知られ、
今ではベルベル人女性の経済的自立を目的とした事業となっています。 -
食用アルガンオイルもあります。
パンに蜂蜜を混ぜたオイルを付けると、香ばしくて美味しい。
トイレ休憩を兼ねているので、じっくり選ぶ時間がない。
で、買ったのはオイルとアーモンドのハンドクリーム。
そして、お勧めだったリップクリーム(写真なし)
お値段は小瓶(30ml)に入ったオイル、アーモンドのハンドクリーム、リップクリームなど各100DH(1100円)
大きいサイズは160DHでした。
(情報では、50ml〜100mlが500円〜1000)
思ったより値段が張るので、母と娘と自分用に3個ずつ購入。
〆て108ドルは高いのか、安いのかさっぱり分かりません。
おまけで貰ったアルガン石鹸が、なんと770円!
その他、しわ取りクリームもありました。
効果のほどは分かりませんが、買われた人もいました。
アルガンはエッサウィラが本場なので、今日のところはこの辺で。
食用オイルを買えば良かったと悔やまれます。
オリーブオイルより美味しいし、値段もそれより安い。 -
17:00
マラケシュ到着後、大型スーパー「カルフール」へ
大き過ぎて、どこに何があるのか探すのも大変!
干しイチジクを買いたかったのに、ほとんど量り売りで、袋入りもビッグサイズ。
30分のフリータイムで買ったのはアーモンド500g(52.50DH)のみ。
土曜日なので、夕暮れの街は賑っていました。 -
17:55 ホテル「ル・メリディアン・エンフィス」に到着
翌日モロッコ・マラケシュマラソンがあるため、ロビーは大混雑でした。
普通、ミントティーのサービスがありそうですが、それどころではありません。
美しい中庭を通過して、お部屋に行きます。 -
お部屋で一休みした後、ファンタジア・ディナーショーに行きます。
アンダルシア風の庭園がライトアップされ、とっても綺麗。
ただ、ロビーに行くのに、雨が降ったら傘が、夜はコートが必要です。 -
20:35 マラケシュ郊外にあるファンタジア会場に到着
勇ましい騎馬隊に出迎えられ、門へ向います。 -
照明は美しい模様が雰囲気に良く合っています。
-
民族衣装を着た人達に出迎えられ、テントの中で夕食を頂きます。
・モロッコのスープ「ハリラ」
ラマダンの時、最初に口にする代表的なスープです。
ひよこ豆と細いパスタが入り、のど越しが良く、冷えた体が温まります。
・ビーフとプルーンのタジン
タジン料理はビーフが柔らかく、味もまあまあ・・・
それよりプルーンが美味しくて、プルーンばかり食べていました。
・野菜とチキンのクスクス
クスクスは食が進まず、カボチャも水っぽい。
デザートはオレンジ、アーモンドのクッキー、ミントティー。 -
食事中、各部族がテーブルごとに来て、民俗音楽やダンスを披露してくれます。
耳元で太鼓や奇声が大きく響いて・・・
反応の鈍い日本人テーブルは、さっさと終えて、次のテーブルへ向ったように感じました。
やる気のないグループが次々とやって来るし、
こちらも「うるさいのが、また来た!」という顔だったかも(~_~;) -
ベリーダンスも2,3回腰を振って、さっさと行ってしまいました。
女性は特に無愛想で、仕方なくやっているという感じ・・・
スタスタ去っていく後ろ姿を一枚。 -
22:30
食事を終えて、騎馬隊のショーが始まりました。
モロッコ各地の選りすぐりの騎馬隊が、一気に駆け抜け空砲を撃つ。
そのスピードと音に圧倒されます。
桟敷席が冷たくて足元から冷えます。
ベリーダンスも登場しましたが、気の毒なほどの寒空でした。
遠目ですが、食事中に来たベリーダンスより雰囲気が出ていました。 -
少年によるロバの曲乗りや、アクロバットな馬乗りが続き、最後は出演者のパレード。
フィナーレは花火でした。
ショーが終わってホテルに戻ったのが12時。
それからお風呂に入ってベッドに入ったのが1時過ぎ・・・
ドッと疲れが出ました。
明日はマラケシュ観光です。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ワルザザート(モロッコ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
35