昔っか==らコタ地区にある...オランダ植民地時代の商館を利用した素敵なカフェ(バタビアカフェ/コタ地区/ジャカルタ)
- 4.5
- 旅行時期:2024/09(約2ヶ月前)
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by コタ(Kota)1号さん(非公開)
ジャカルタ クチコミ:35件
プルマンホテル(旧プレジデント/JALホテル)に宿泊していたのだが、目の前から「トランスジャカルタ(BRTバス)」の停留場があったので、バスに乗っかって、コタまで行ってみた。
昔は治安や交通事情があまり良くなかったので、社有車での移動以外は、この街に住んでいた8年間、バスは勿論、(自分の住む場所近辺以外は)歩く事すらなかった。
…なので今回この街でバスに乗るのは、生まれて初めて…笑)
さて、この「BRT(Bus Rapid Transit)」は、物凄く仰々しい専用のレーン(+バス停)が設置されており、ブロックで、一般の車やバイクが走る道路と分けられている。
バス乗り場は、道路中央部にあるので、最初、どうやって乗るのかわからなかったが、各バス停によって横断歩道だとか、専用の歩道橋を渡って、乗り場まで行けた。
そこで、ドキドキしながらチケットを購入し、ただ只管北上して見覚えのあるコタの街に入る。
バスの窓から見える光景は本当に懐かしい…昔は、夜になると自家用車(社有車)を自分で運転し、このコタの怪しい世界に溺れていたなぁぁ…
…汚くて、不気味で、外国人なんて寄り付くような場所ではなかった(夜の街)コター地区ーには、「オランダ統治時代」の面影を残す白い広場がある。
この広場は、かつては、オランダ植民地政府に対する反逆者や犯罪者の公開処刑をする場であったんだそう。
市庁舎、裁判所等のオランダ統治時代に建てられた歴史的建造物が残っている。
昔はなかったのだが、今は「歴史博物館/美術館/ワヤン博物館」があったりする(そこはインドネシア人観光客が多かった)。
その広場の端っこに、その時代の商館だった建物を利用した『カフェバタビア』がある〔因みに、バタビア(Batavia)とは、ジャカルタのオランダ植民地時代の名称〕。
この建物はオランダ植民地時代1805年に建設され、VOC(オランダ東インド会社)の事務所として使われていたものであり、それまでは廃墟だったものを綺麗に手を加え、1993年から「カフェ」として再出発した。
私の昔、女房を連れて、週末のまだ明るい時間に、このカフェに何度となく、足を延ばしたりした。
当時は、まだできたばかりであったこの洒落たカフェは人気があり、以前から週末は既に欧米人観光客(在住外国人)で溢れていた記憶がある。
最初から歴史のある古い建物は今現在も昔のままであった(まあ、当たり前だけど)。
今回、私は平日(火曜日)のお昼前に向かったのだが、既に2階は外国人達でいっぱい、致し方無く、一階の暗くて地味な入口近くでの〜んびりと食事をしていたのだが、
そのうち次から次へと外国人(ばかり)客が押し寄せ(団体様か?)、私が店を出る頃には、1階も満員になっていた。
なので、このお店でのんびりしたい/食事をゆっくり楽しみたいなら、時間を大幅にずらして行くように〜(食事時間にぶつかりそうなら必ず予約をして行く様に)。
※なお、今も昔もここのトイレ(私は男性用しか知らないが)は面白いので、是非必見!(笑)
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 一人当たり予算:
- 2,000円未満
- 利用形態:
- 朝食
- アクセス:
- 3.0
- 今は、バス一本で簡単に行ける
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- サービス:
- 3.0
- 従業員は少し「ソンボン...」かな。
- 雰囲気:
- 5.0
- 昔の古い建物を利用したカフェ。建物を見るだけでも価値あり。
- 料理・味:
- 5.0
- 料理は洒落ていてレベルが高い
クチコミ投稿日:2024/10/28
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