静寂な森の宿 山しのぶのクチコミ
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開業は1994年。広い敷地(1500坪)に、わずか12室という小さな宿。
客室は3タイプ。一般和室(7.5畳+3畳)は1棟・6部屋、新館和室(6畳+4.5畳)が2棟・4部屋、離れ(10畳+4.5畳)が2棟。新館と離れは風呂(露天・内湯)付き。
15時過ぎに着くと、前後して3組の宿泊客が到着。皆さん、気が早い。正面入り口脇に駐車場(12台)。スタッフが出迎え、部屋まで荷物を運んでくれる。門から玄関までの、趣のある小径に期待が膨らむ。
今回は一般和室。久しぶりの純和風の部屋は、落ち着く。こたつがあるのもいい。障子を開けると苔むした庭に椿の花びらが散り、絵に描いたような風情。椿の花に寄ってきた小鳥のさえずりが心地良い。
女将が挨拶に来て、お茶を入れてくれた。女将が挨拶に来るような部屋に泊まったのは何年ぶりか、などと感慨に浸りつつ、大切にされている感じがして、やはり気持ちがいい。
無料WiFi、冷蔵庫、ポット、金庫、ドライヤーと必要なものは完備。浴衣の他にパジャマもあり、就寝時に着替えられるのもいい。
7か所ある風呂は24時間利用できる。男湯(内湯・露天)、女湯(内湯・露天)の他に貸切風呂が3つ(内湯2,露天1)。貸切風呂は入口の札を「入浴中」に変え、内鍵をかけるだけで予約なしで使える。
先ずは露天風呂。誰もいない(貸切その1)。源泉掛け流しの岩風呂につかりながら、豊かな緑と心地よい風を一人占めにする至福。
次は内湯。女湯は内湯と露天風呂がつながっているが、男湯は別棟なので、一旦、外に出なければならない。その内湯にも誰もいない(貸切その2)。湯につかると肌がつるつるする。なんでも、美肌成分のメタケイ酸をたっぷり含むかららしい。
その後に行った貸切風呂は3つとも「使用中」。皆さん、最初に貸切風呂に行ったらしい。だが、慌てる必要はない。館内を散策する合間に3か所とも入ることができた(貸切その3~5)。結局、夕食までに「貸切風呂」を5つも梯子。温泉好きにはたまらない贅沢。
夕食は食事処「都わすれ」で、18:00又は18:30から。掘りごたつタイプの席。隣席との間は、ビニールカーテンで仕切られている。
料理は、馬刺しやあか牛陶板焼き 、阿蘇鶏治部煮など、地元産の食材を中心にした会席料理。山女魚塩焼き、自家製蕎麦も美味しい。たっぷり1時間半をかけて、熊本の名産品を味わった。味もさることながら、スタッフの気遣いが素晴らしく、気持ちよく食事ができた。
朝食も「都わすれ」で、8:30又は9:00から。小鉢、魚、漬物、味噌汁などの和定食。窓の外、田園風景を眺めながらの朝食は、いつもの日常とは違い、ゆっくりとした時が流れる。
賑やかな黒川温泉とは対照的に、狭い田舎道を通って辿り着く一軒宿には、緩やかな時間が流れていた。2食付きで20,000円/人(2人1室)という料金も、源泉掛け流しの「ほぼ」貸切風呂付、と考えれば、高くはない。なにより隠れ家のような静かな宿で過ごす時間は「プライスレス」。
機会があれば再訪したいので、有名になり過ぎて予約がとりにくくなっても困るな、と思ってしまうほどの宿。でもやっぱり、コロナに負けずに頑張ってほしいと応援したくなる宿でもある。 -
あまり教えたくないほど、気に入った宿です。私たちは2泊しましたが、一応2泊以上はご遠慮ください、とのこと、とてもゆっくりできるので、2に泊しても足りなかったくらい。本当にリラックスされたい方、静かな木々に囲まれて温泉を愉しまれたい方、大変手の込んだおいしい料理を食されたい方に抜群です。
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その名の通り、静寂な森の宿でした。
泉質は無色無臭のツルツル湯で、お肌がしっとりツルツル。
全12室中6部屋が露天付きで、自由に使える家族風呂が3ヶ所。
男女別の大浴場は、それぞれ露天と内湯が有り。
1泊では足りないほど温泉三昧できるお宿です。
今回は新館の離れのお部屋を利用しましたが、簡易的なキッチンが付いていて小さなお子様連れの家族に良いんだろうなぁと思いました。
1つ残念だったのが、アメニティー。
シャンプーの香りがあまりいい香りではありませんでした。
食事は量も程よく美味しかったです。
お値段を考えると、満足できるお宿でした。
お部屋付きの温泉にたくさん入って、のんびりと過ごすことができました。
また機会があれば宿泊したいと思います。
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館内に入るとまずいっぱいの新緑が目に入る。スタッフに案内され内湯・露天・貸し切り湯を案内された。部屋に入るとお茶と小さめのおはぎを食べた。珍しく浴衣の他にパジャマもおいてある。敷地は広く囲炉裏端・ロッキングチェアとピアノ・本がある部屋があり自由に利用できる。目の前は棚田がありものすごく自然に癒される。ご飯どころで食事をするがここも棚田がみえるロケーション。自家製ごはんがおいしくお代わりをしてしまった。懐石料理では、阿蘇の赤牛・煮物が特においしかった。あいにくの天気で天体観測ができなかったのが残念です。7月に再度訪問いたします。
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緑に囲まれた敷地の中に各施設が点在。
部屋にはこたつが置かれていて、いつもにも輪を掛けてごろごろと過ごせたし(笑)、部屋風呂は露天と内風呂の両方だったので、寒さの心配もなかった。
もちろん浴室・露天・貸切風呂と多彩なので、好きなだけ湯浴みもできるし、スタッフの方達も感じよく、食事も美味しくいただいた。
この辺りの宿泊施設に共通していることかも知れないが、とにかく俗世を忘れて(笑)のんびりしたい時にはもってこいのお宿だと思います。 -
くじゅう登山前泊の宿として利用しました。
前日に宿から、18時か18時半最終の夕食に間に合うように到着するよう
メールが届いていたので、観光しつつも少々あせりました。
翌日は朝食を早めの8時からにしていただき(通常は8時半か9時)、
ありがたかったです。
お風呂、食事共に素晴らしく、もっとゆっくりしたかった。
馬刺しがだめな場合はお刺身に変更してくれます。
日本酒が置いてある無料のくつろぎスペース(?)があり、そこでは
他のお客さんとの情報交換もできました。 -
お部屋が広くて、丁寧に掃除されていた。
接客もつかず離れずで良かったです。
食事もボリュームがあり、食べられないものの対応も、快くしていただけました。
お部屋には、内風呂と露天風呂がついていて、ちょうど雪が降り始めたので、雪見風呂になりました。
お部屋のお風呂以外にも、貸切り風呂が3つと、露天風呂と内湯が男女それぞれ1つあり、宿のなかだけでいくつもの温泉が楽しめます。 -
とにかく人がいなくて高級感があって落ち着けて部屋に温泉のお風呂がついている宿を探して辿り着きました。
1500坪に12室、その中で一番高い離れで2泊しましたが、源泉かけ流しの内風呂とひたすら広い露天風呂を十分満喫し癒されました。
貸切風呂は3つあり、いちいち予約をせずとも空いていれば24時間好きなだけ入っていいというシステムで有難いです。温泉はメタケイ酸が豊富で肌がつるつるになります。
薄味好きには宿のお食事がちょうど口に合ってとても美味しかったです。
囲炉裏の部屋があり、そこでは夕食後地酒が飲み放題になるのも嬉しい!
シーズンには蛍を間近で見られるようです。 -
これだけの宿には泊まったことがない。
玄関から部屋までに無駄はなく静寂が支配している。
食事も十分満足のいくものだったし、もちろん温泉は最高!!
部屋には内風呂と露天風呂が付いていたので、夫婦水入らずでゆっくりと入浴できました。
他にも、共同風呂にも入りましたが最高でした。
大浴場以外は貸切りにできますので。
住所: 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺5956 -
小田温泉の静寂の森の宿 山しのぶに泊まりました。
母屋・食事処、湯上りに休憩できる夢想館(2Fは天文館)、内湯の出口には囲炉裏処(地酒が置いてあります)などの施設があり、お風呂は男女の内湯と露天、他に家族風呂が3箇所あります。
お風呂付離れに泊まりましたが、部屋はとても広く、ゆったり使えました。
食事は黒川温泉付近で典型的な1品1品出してきてくれます。
内湯と露天、部屋のお風呂、家族湯3種と何度もお風呂に入り、温泉三昧です。男湯は内湯と露天が別々になっていたのが唯一使い勝手が悪かったです。
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