第53回三井ゴールデングラブ賞が発表され、プロ野球の守備における最優秀選手が表彰されました。ゴールデングラブ賞は、全国の新聞・通信・放送各社のプロ野球担当者による投票で決定され、今回はセ・リーグが298票、パ・リーグが259票の有効投票数となりました。
注目ポイント
セ・リーグでの最多得票は巨人の吉川尚輝選手が232票で初受賞。
ソフトバンクからは、パ・リーグ最多となる5選手が受賞。
DeNAの山本選手、広島の矢野選手、ソフトバンクのモイネロ選手ら、8選手が初めてタイトルを獲得。
セ・リーグではヤクルト、ロッテ、オリックスからは受賞者が出ず。
セ・リーグ受賞者一覧
投手:巨人・菅野智之(4年ぶり5度目)
捕手:DeNA・山本祐大(初受賞)
一塁手:巨人・岡本和真(初受賞、三塁手で過去2度受賞)
二塁手:巨人・吉川尚輝(初受賞)
三塁手:巨人・坂本勇人(初受賞、遊撃手で過去5度受賞)
遊撃手:広島・矢野雅哉(初受賞)
外野手:広島・秋山翔吾(初受賞、西武時代にパ・リーグで6度受賞)、中日・岡林勇希(3年連続)、阪神・近本光司(4年連続)
パ・リーグ受賞者一覧
投手:ソフトバンク・L・モイネロ(初受賞)
捕手:ソフトバンク・甲斐拓也(2年ぶり7度目)
一塁手:ソフトバンク・山川穂高(初受賞)
二塁手:楽天・小深田大翔(初受賞)
三塁手:ソフトバンク・栗原陵矢(初受賞)
遊撃手:西武・源田壮亮(7年連続7度目)
外野手:楽天・辰己涼介(4年連続)、ソフトバンク・周東佑京(初受賞)、日本ハム・万波中正(2年連続)
まとめ
ゴールデングラブ賞は、守備力において卓越したプレーを見せた選手が評価される名誉ある賞です。今年は多くの初受賞者が生まれ、守備の面で新しい顔ぶれが輝きを見せました。巨人の吉川選手が最多得票での初受賞、そしてソフトバンクの5選手が受賞するなど、特に注目が集まるシーズンとなりました。