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前回の酒造所のすぐ近くに下総まわたし宿百観音があります。説明書きの看板が平仮名でまわたしと書いてあったので、ここでもまわたし宿とします。
では参りましょう。
秩父34観音、坂東33観音、西国33観音合わせて100観音です。
まわたし宿は江戸時代に北総地域で最初に幕府の役所が置かれ役人旅人で栄華を極め、多くの宿屋酒場があったそうです。
右側が坂東33観音で左が秩父34観音です。
坂東一番は鎌倉市の杉本寺です。あとは省略しますが、千葉県のお寺では27番銚子円福寺、28番成田滑河の龍正院、29番千葉寺、30番木更津高蔵寺、31番長南笠森寺、32番いすみの清水寺、で最後の33番は館山の那古寺です。ちなみにこの7寺のうちで行ったことが無いのが高蔵寺と清水寺で後は行ったことがあります。円福寺だけは未掲載です。近々載せると思います。あと二寺は見に行く予定です。
坂東33観音と秩父34観音を右に曲がれば西国33観音です。
そして頂上は大日如来です。
傍らに正岡子規の句があります。月寒し、宿とり外す独り旅と書かれています。隣の看板を読むと明治34年に成田山詣で東京は本郷を徒歩で出発して二日目にこのまわたし宿に宿泊し、旅行記にこの句が記されているそうです。この時子規は病気だったそうです。病をおして二日目に東京からここに到着すとは想像ができない位に凄いです。
こんな路地にも歴史ありだと感心する場所でした。馬渡をもう一回載せます。
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