千葉県発二日酔いまでの後悔街道の2

市原市飯給の真高寺(しんこうじ)です。室町時代の中ごろに開かれた古刹です。

参道入り口にはお地蔵さん?を掘った石碑があります。

そしてながーい参道です。

途中には六地蔵がいました。

立派な山門に到着です。門の写真は後で載せるとして、

先に横にあった

かわらけ投げ道場を載せます。

丸くて薄い直径10センチくらいのかわらです。

一枚ごとに真高寺と入っています。この瓦を3個200円、5個300円で買い

この3つの輪に向かって投げます。見事輪を潜れば福を招くそうです。私もやりましたが惨敗です。ですので福はやってきません。

山門に戻ります。寛政7年（1795）竣工だそうであります。

そして明治元年に戊辰戦争の不幸火によって、山門以外の諸堂を消失したそうです。

左右に金剛力士像がいましたが、細かい目の金網でうまく撮れていなかったので

門の向こう側の像をのせます。所でこの門には初代波の伊八の彫り物が多くあるようですが、それを知ったのは後の事です。波の伊八の名は千葉県ではよく見ますし、いくつかは載せている気がしますけど、どうも地味で私のような素人には何が凄いのか分かりませんです。

それよりも天井に描かれていた竜がお見事だと思いました。狩野景川画と書かれていました。

小さい絵も抜かりはありません。この山門は一見の価値ありかと思います。


山門と比べると普通に見える本堂です。

今回の写真は2015年の春のものです。こんな山の中に立派なお寺があるものだ。ここはいいお寺です。いつか載せよう。と思っていたらいつの間にか忘れていました。この機会が無ければずっと忘れていた事でしょう。ですので時間差を無視したこんな企画も少しは意味があったのかもしれません。

次回市原市の寺神社最後にします。

市原市勝間の日枝神社をやります。今年2021年5月にうぐいすラインと言う一般道を走っていたところ、

神社が見えました。写真には写っていませんが、車に乗っている時には、色鮮やかな赤い建物が見えました。

行ってみます。

この日は祭日です。だから日の丸を掲げているのでしょうか。

階段を登り突き当りを

左に曲がり、更に階段を登り

やっと到着です。


狛犬もいましたが、今回は猿を載せます。日枝神社とは日吉神社の分霊社で、その日吉神社の魔除けが猿と言うことで、この神社も猿がいるのでしょう。



ご神木は

私の写真では伝わりませんが、大変大きい木でした。多くの神社では杉が多いですけどここのご神木は楢の木??かと思います。春なので若葉が出ています。




拝殿から仲が見えました。


中にも神社の模型があり、これがかなり精工に造られていました。

きっと地域の方々に大事にされていると思えるいい神社でした。

市原をあと2回やります。

市原市姉崎の姉埼神社神社です。地名は姉崎と書きますが、社名は姉埼と書きます。

景行天皇４０年（１１０）日本武尊（やまとたけるのみこと）御東征の時、走水（はしりみず）の海（浦賀水道）で嵐に遭い、お妃の弟橘姫（おとたちばなひめ）の犠牲によって無事上総の地に着かれた。
この宮山台において、お妃を偲び、かつ舟軍の航行安全を祈願し、風神志那斗弁命（しなとべのみこと）を祀ったのが創始と伝えられる。(姉埼神社ホームページより引用させていただきました) 額面通りだとすれば。とんでもなく歴史のある神社です。

神社の下の部分です。


御神水の碑があり

岩場があります。上から水が流れていたらかっこいいですが、この時は湿っている程度でした。

でも下からはしっかり水が出ていました。これは湧き水のようで、飲めるそうです。

湧き水の流れを引き込んで弁天橋があって

小さい祠がありました。

歩けばいいものを車で上まで来ました。この鳥居の所から入ります。

大きく立派な神社です。

拝殿の中も見事です。

獅子の頭が三つありました。

いくつかの狛犬がいたと思いますが、面白い顔をしたのを一枚。

これは浅間大神です。勝手に富士塚だと思いましたがどうなのでしょうか。

ここは社務所だったような気がします。どうも古い写真で記憶が曖昧になっています。

この神社はこの地域では有名で大きい神社だとはなんとはなしに知ってましたが、実際に行ってみると私の想像を超える大きさの神社でした。
まだまだ千葉県でも知らない所が沢山あります。

さてさて市原のお寺と神社も今回で7回目です。あと3回で計10回載せたら次の所へ行こうかと思います。

市原市八幡の飯香岡(いいがおか)八幡宮です。地名の八幡はこの神社からきています。


飯香岡八幡宮として鎮座する以前は六所御影神社と称したといわれ、白鳳年間（675年）、一国一社の八幡宮として勧請されたことに起源を持つという。天平宝字3年（759年）、全国放生の地に鎮座する国府八幡宮と定められ、国府司祭の放生会を現在に伝える上総国の古社の一つである。中世以降、上総総社としての機能を持つ。その名残から国府総社と尊称されている。wikiより。

この拝殿は

千葉県有形文化財で、本殿は国の重要文化財です。本殿のほうはこの時は改修中でシートで覆われていたので省略します。



さかさ銀杏なる木がありました。源頼朝が植えたと伝えられています。

ここの銀杏は太さより高さにいったようです。


神楽殿です。

池があります。


小さい滝もありました。

この神社で個人的に特に印象に残ったのはこの富士塚です。結構大きいです。

吉田口からあります。

一合目です。

頂上まで登りました。

今回の写真は2014年8月のものです。ちょっと古すぎですが、この機会に埋もれていたのを引っ張り出してきました。
それとここより前の5回は知らない所で、行き当たりで撮ったものですけど、この神社は知っていて撮りに行きました。
大きくて人も少なく、と言うかこの時は私一人で静かでいい神社だと思いました。

市原市椎津の山間の旧道に立派なお寺がありました。妙高山　霊光寺と言い、真言宗のお寺です。創建は約900年前だそうです。約300年前には久留里城主黒田家外護のもと、ご祈願・学問の寺として大いに栄えていたそうです。(霊光寺hpから引用させていただきました)

この時はもう暗くなっています。この山門が歴史がありそうだったので

潜った後に振り返りで無理やり明るく撮ってみました。なのですが特になにもないようでした。


立派な本堂です。


あとはこの

瓦が印象に残りました。

それとこれが気になります。灯篭と幟に道があります。

四国八十八ヶ所各札所ですね。


もっと暗くなってこの灯篭が点けばいい雰囲気だった事でしょう。

道は歩きやすかったです。



ややスカスカの印象なのは面積が大きいので仕方ないですね。

ここしばらくは市原を載せていきます。