最初少し読んで間が空いてしまいました。
そして今日一気に読了。
結末がどうなるかというよりプロセスを実感しながら読み進めました。
子供部屋おばさんだった私は仲上さんと重なる部分が多くて消え入りたくなる。
想像力の無さが思い遣りの無い行動となり家族を傷つけて思い上がった人間になってしまう。
家事学校は家事のイロハを習う場所でありながら「気づき」のチャンスも与えてくれる。どこまでか生徒ひとりひとりの才覚次第です。
いろいろ考えさせられた。
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ここからは宝塚のこと、自身の記憶のために残します。
宝塚はトップスターの退団ラッシュ。反対に新しいトップスターの誕生ラッシュでもあります。
今日宝塚スカイステージで月組初日のカーテンコールで新トップ鳳月杏さんの挨拶を見ました。
鳳月さんは過去最高学年でトップになりました。過去何人ものトップスターさんに愛され、信頼され、必要とされてきた人。先代トップの月城さんは3年下級生です。
その月城さんが「皆んなが(トップになるのを)待ってた」と紹介しました。
挨拶もとても立派で温かい。
聞いていて思わず深く頷きました。芸事も人柄も深い方です。
おそらく学年的に任期は長くはないと思う。
彩風咲奈さんが「繋いでいく美学」と退団挨拶で言ってました。
良い作品に恵まれて欲しいです。
過重労働の削減を単身で理事長に訴えた彩風さんをはじめ、花組新トップの永遠輝さん、そして鳳月さん。私は若い彼女たちを密かに尊敬しています。