2025年2月23日
ritoさん、さやさん、島猫V2さん、かぶとむしママさん、ももはなさん、都良(TORA)さん、いつもスターをありがとうございます。
録画していたBTTF3を見ました。この映画は、当時ロードショーで観ました。会社の先輩、同僚と3人で観に行った記憶があります。今となっては、年賀状でのやり取りも無くなり、どうしているでしょうか?同じようにTVのBTTFシリーズを観ているかねえ。
(今知りましたけど、過去記事は、複数選択して1クリックで張り付けられるのね)
BTTF3を改めて観て思うのは、これはクリストファー・ロイドのためにご褒美で作った作品かな、です。だって、1985年に町の変人科学者(独身)が、最後の最後に、きれいで聡明な女性に惚れられて結婚し、二人の子供が出来て、幸せいっぱいです。この映画を観て、未だ結婚していない中年男性も希望が持てますよね?過去には行けないとしても、住む場所を変えて、それまでのスキルを活用すると、意外な出会いが。。。
BTTFシリーズは、マーティ(高校生)が年の離れたエメット(40代?)との友情に基づいたストーリーです。SFでもあり、VEが優れて、伏線回収される脚本等々も素晴らしいのですが、年齢の離れた友情体験に私は惹かれたのだと思います。観始めた時はマーティの気持ちで、今ではエメットの気持ちでしょうか。
結局、今から人生を振り返れば、エメットのような友人を得ることは出来ず、マーティのような友人も得られないまま、ここまで生きていますねえ。本気度が足りないね。
BTTFで最期にドクが「未来には行ってきた」と回答しています。1885年以降に蒸気機関車でタイムマシンを作り、未来で空を飛べるようにして、1985年に戻ってきたのでしょう。そして、過去に戻るような示唆を与えてくれます。もう、完全に時空連続体を壊していますけど、まあそれはそれで。
ちょっと気になったので生成AIに聞いてみた。(今日は長くなってしまうわね)
本文開始
『バック・トゥ・ザ・フューチャー3』では、ドクが過去に行って結婚し、その結果として未来のタイムマシンが改造されるという「因果律ループ」や「ブートストラップパラドックス」が描かれています。これを科学的に検証すると、以下のような点が挙げられます。
1. 因果律とタイムパラドックス
- 因果律の問題: 現代物理学(特に一般相対性理論)では、時間旅行が可能な状況(閉じた時間曲線、Closed Timelike Curves)を理論上示唆することはありますが、実際にそれが起こるかどうかは未解決の問題です。映画のように過去の出来事を変更する場合、因果律が崩れ、パラドックス(例えば、自分の存在を否定するような状況)が生じる可能性があります。
- 自己原因ループ: ドクが過去で結婚し、その結果として未来のタイムマシンに影響を与えるというシナリオは「自己原因ループ」として知られ、すでに存在する未来の出来事が過去の行動によって作られたかのような状態です。これは、理論上はナヴィコフの自己整合原理(Novikov self-consistency principle)の枠組みで説明されることがあります。つまり、タイムトラベルによっても最終的な結果は整合性を保つ、という考え方です。
2. 複数の時間線の可能性
- パラレルワールド説: 一方で、もしタイムトラベルが実在すると仮定するなら、変更された出来事が別の分岐した時間線を作り出す可能性も考えられます。つまり、ドクの結婚やタイムマシンの改造は、新たな分岐世界での出来事となり、元の世界線とは別の歴史が進むという解釈です。これは多世界解釈(Many-Worlds Interpretation)とも呼ばれ、映画では明確に示されてはいませんが、議論の余地があります。
3. 科学とフィクションの境界
- 科学的根拠の不足: いずれのシナリオも、現在の科学では実証されていません。一般相対性理論が示唆するタイムトラベルの可能性も、極端な条件下(例えば、ワームホールの安定化など)が必要であり、映画のような形で因果律を自由に操作することは現実的ではありません。
- フィクションとしての自由: 映画はエンターテインメントとして、科学的な正確性よりも物語の面白さやドラマ性を重視しています。そのため、実際の物理法則とは異なる自由な発想で時間旅行の概念を描いていると考えるのが適切です。
結論
『バック・トゥ・ザ・フューチャー3』で描かれるタイムトラベルは、因果律のパラドックスや自己原因ループといった理論的な問題を内包していますが、現代の物理学ではこれらは実証されておらず、むしろ理論上の興味深い仮説に留まります。映画の中では物語の一貫性を保つためのフィクションとして扱われており、実際の科学的検証というよりは、時間旅行というテーマをエンターテインメントとして楽しむための装置と理解するのが妥当です。
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