わたしのとっておき
『ワンダー』
R・J・パラシオ/作 中井 はるの/訳
作品概要、あらすじ
R・J・パラシオ/作 中井 はるの/訳『ワンダー』(ほるぷ出版刊)
オーガスト・プルマンはふつうの男の子。ただし、顔以外は。生まれつき顔に障害があるオーガストは、はじめて学校に通うことになった。だが生徒たちはオーガストの顔を見て悲鳴をあげ、じろじろながめ、やがて「病気がうつる」と避けるようになる。一方で、オーガストの話をおもしろいと感じる同級生は少しずつ増えていた。そんなとき、夏のキャンプで事件が起こる……。全ての人に読んで欲しい、心ふるえる感動作。(ほるぷ出版webサイトより)
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「オーガストはふつうの男の子。ただし、顔以外は――。」これがキャッチコピーの本、『ワンダー』は1番心にのこったお話です。オーガストは10歳で初めて学校に行きます。いじわるをしてくる子や顔を見ると目をふせる子もいました。それでも1歩前に進むため、自分を変え、まわりをまきこんでいくのです。この本のタイトル、ワンダーは「おどろき、きせき」という意味です。ぜひタイトル通り主人公がおこすきせきを見てください。
初等部高学年
この本にはすばらしいセリフや名言がちりばめられています。自分をはげましてくれる言葉、毎日がもっと楽しくなる言葉、人にやさしくしたくなる言葉などです。自分のお気に入りの言葉を探したい時本を開いてください。
青山学院初等部生
I.S.