1 スイカの半空中栽培
スイカの苗を棚の下に植えて、小玉スイカの実を棚の上で育てました。土の上より、棚の上に咲く雄しべと雌しべの判別と受粉は容易です。出来たスイカが雑草に埋もれて足で潰されたり、見失ったりすることもありません。甘くて美味しい小玉スイカが穫れました。しかし、小ツルと孫ツルの判別、収穫時期の判定が不明であったのが反省点です。
2 床下から生えたミニトマト
家の床下にミニトマトが自然に生えていました。ミニトマトも沢山収穫できました。雨が当たらないので、ハウスに植える必要もなく、トマト栽培にこれはいいと思い、普通のトマトの苗を床下に植えたら、実がなりませんでした。植える時期が遅かったのも影響したかもしれません。
3 課題が残るムクナ豆栽培
ムクナ豆を栽培してから6年目になります。ここ3年は毎年、台風で豆棚が倒れて全壊したり、カメムシに葉の根元を食べられる災難に困っています。そこで今年は、鉄パイプで豆棚を作り直しました。カメムシはコードレスクリーナーで吸い取るようにしました。
先日の強大な台風10号で、パイプで作った豆棚の天井のパイプの一部が外れましたが、今までのような全壊は免れました。豆棚にはもう一工夫が必要です。
カメムシはコードレス掃除機で捕捉率が格段に上がったので、カメムシによる被害は大幅に減少しました。
今年は新たな問題が2つ発生しました。台風が来る前に、実が着くようにさせようと、例年、3月中にムクナ豆の苗を豆棚に植えています。そのため3月中旬に豆をビニールポットに植えましたが、今年は発芽しませんでした。気温が低かったせいかと思い、時期をずらしたら徐々に発芽率が上がり、4月22日に植えたら発芽率が100%になりました。
問題はこれだけではありません。例年は6月に花が咲き始めるのに、今年は8月末にも花が咲きません。これから咲くのを期待するだけです。
今年はムクナ豆で母の認知症が治ったと話したことから、多くの知人からムクナ豆を栽培したいと言われたので、彼らにムクナ豆を提供しました。提供した豆から、果たして花が咲くか心配でなりません。
毎年、自然相手の農業の難しさと怖さを実感しています。失敗の多い小生は、プロの農家でなくて良かったと思っています。
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