今年の1月に体力増進のためと、従来の運動に加えて、重量2kgのダンベルを両手に持って持ち上げることを始めました。すぐに両肩が痛み始めました。整形外科で診てもらったら静かにしていれば1ヶ月で治ると医師に言われました。
ところが、3ヶ月を経過しても痛みが治らず、意気消沈していた時に、偶然に観た以下のYouTubeの【四十肩・五十肩】療法を実施したら、直ちに快方に向かいました。
なお、このYouTubeは「カイロベーシックチャンネル」にあります。
私の場合、上記のYouTubeにあるように、手のひらの合谷(ごうこく)をゴリゴリと爪で押し動かすだけで、肩の痛みが小さくなりました。肩の痛みの原因が肩にあるのではなく、親指と人差し指の骨に骨格筋がくっついて硬直しているとことにあるという説明に驚きました。
もう少し詳しく知ろうと、杉本錬堂著『天城流湯治法エクササイズ のばす ほぐす ゆるめる 3つの技法で悩みを瞬時に解決!』を読み、以下の痛みの原因と療法の要旨を知りました。
2 痛みなどの原因
天城流湯治法によると、「痛み」や「しびれ」「違和感」といった身体の不調は、筋肉、筋膜、骨の癒着により、血流やリンパ液などの循環が滞ることによって引き起こされる場合が多いそうです。滞りにより筋肉がこわばり、こわばった筋肉が腱を引っ張って痛みを発生させます。
さらに詳しく説明しますと、筋肉は乳酸を発生しながら動いています。激しく動かすと乳酸の発生量が多くなり、筋肉内に残ってしまいます。筋肉は乳酸を異物とみなして緊張して硬くなり、痛みとなって警告を出します。これが筋肉痛です。筋肉が緊張し萎縮すると、筋肉に続く腱もしなやかさを失います。その結果、筋肉と腱は骨に癒着して動きにくくなるのと同時に、絶えず動いている関節などに負担がかかって、関節が痛くなるのです。
しかも痛いところとは全く別のところに原因が見つかることが多いのです。たとえば膝の真ん中が痛むときは、アキレス腱が癒着していたり、ふくらはぎに「瘀血(おけつ)」と呼ばれる血液の滞りが見られたりします。
3 療法
天城流湯治法では、萎縮した腱を「のばす」、固くなった筋肉を「ほぐす」、骨と筋肉の癒着を「ゆるめる」ことにより、骨は骨、筋肉は筋肉、腱は腱と別々に動くように戻すことを基本にします。
4 私の肩の痛みの療法例
杉本錬堂著『天城流湯治法エクササイズ のばす ほぐす ゆるめる 3つの技法で悩みを瞬時に解決!』では、肩の痛みで苦しんだ私が体験した療法を以下の図と写真で分かりやすく説明しています。
上記の本には、身体の部位別に不調の原因と療法が書いてあります。
YouTube「カイロベーシックチャンネル」内には、部位別、症状別に療法がありますので、参考にしてください。
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