勝利と「俺たちの戦いは、まだまだ、始まったばかりだっ」w。
冒頭は、大亜連合のテロリストが用意した戦車部隊の進軍の模様。上空から魔装隊の空挺部隊が強襲をかける。戦車部隊からの反撃で空挺部隊の人員にも、被害が出ているのだが、達也くんの再生魔法により、即座に蘇生される。さらに、戦車部隊自体に達也くんの魔法が炸裂し、壊滅状態w。
一般の魔法師たちを率いて防衛にあたる十文字先輩は、その魔法の力を発揮し、敵を退けている。一方、テロリストたちが逃げ込んだと思われる中華街の門前には、一条くんたちが開門を要請した。暫くして、周 氏が現れ、捕らえたテロリストを引き渡し、協力的な姿勢を装っていたw。
達也くんの再生術を受けた五十里先輩と桐原先輩は、信じられない面持ちでいた。説明を求められた深雪ちゃんが達也くんの術式を解説する。簡単に言うと、24時間以内に起きた事象を、その時間内にある時点の事象に戻せる、というものらしい。
かなり便利な魔法だが、達也くんに掛かるダメージは、かなり大きいもので、そうそう、頻繁に使える魔法ではなく、さらに、この再生魔法を発動させるために、魔法能力の大半を使わなければならないらしい。達也くんが、通常時、大きな魔法が使用できないのは、これが理由らしい。
大亜連合は魔法協会支部への突入を開始。この突入を美月ちゃんと幹比古くんが察知する。その場に居合わせた摩利先輩、七草先輩、エリカちゃん、レオくん、そして、深雪ちゃんが協会支部の防衛に入った。大亜連合では、解放したルゥ・ガンフウを先頭に突入してきた。
エリカちゃん、レオくんが先制攻撃を加えるも、ルゥ・ガンフウによって弾き飛ばされている。摩利先輩は、得意の化学合成魔法?でルゥ・ガンフウの動きを鈍らせたが、彼の腕力と魔法?に圧されている。だが、隙を突いた七草先輩の魔法でルゥ・ガンフウを行動不能にした。
大亜連合のテロリスト隊長の陳は、協会支部内に潜入するも、予めヒントを受けていた深雪ちゃんにより、潜入を察知され、彼女の魔法で凍結された。 大亜連合のテロリスト部隊は不利を悟り、撤退を開始する。
テロリストの船舶には、動力源として人体に有害な物質が搭載されていることが判明し、湾内での攻撃は控えられた。しかし、湾外に出た直後、命令を受けた達也くんの魔法による遠距離狙撃で、その船舶は消滅させられている。
直後に、大亜連合艦隊?の接近の報せを受けた魔装隊は、達也くんに戦略攻撃を許可する。彼は与えられたライフル型CADに人工衛星からの情報をリンクさせ、超長距離を移動する大亜連合艦隊を艦隊を一瞬で消滅させていた。
その頃、自宅に戻った深雪ちゃんに、叔母である四葉真夜さんから安否確認を受け、達也くん不在に眉をひそめていたが、深雪ちゃんと達也くんにかけてある魔法?の存在を指摘され、納得していた。後日、四葉家へ二人揃って訪問することになるようだ。
学校では、達也くんの秘密と絶大な能力を知ってしまった仲間たちの当惑ぶりがうかがえる。帰りを待っていた深雪ちゃんは、帰ってきた達也くんに気付くと、走って、そして、抱きついて迎えていた。おわり。
達也くんの魔法「マテリアルバースト」ですが、公式「E=mc^2」における質量を破壊エネルギーEに全て変換する魔法なのだと思われます。だから、一滴の水滴でも、あれだけの破壊力があるわけです。しかも、超長距離まで狙撃可能なのだから、まさに、「戦略兵器」と言えますね。あんな兵器を無制限に使われたら、あっという間に、地球は滅亡だろうw。
また、深雪ちゃんが達也くんの再生魔法について解説(恐らく、前回の私の記事に近い?)していましたが、あの方法だと、容易に因果律まで歪めてしまうため、達也くん個人のダメージ以上に、時空に対するダメージが甚大な気がするんですがね?w。そのうち、大きな反動が来そうな感じw。バタフライ効果が頻繁に起きてることになるんだよなーw。
ところで、魔法師が特殊な人間であることは解説されていると思われるのですが、いわゆる、「超能力者」、つまり、CADを使用せずに、超常の力を振るう人間は、この作品の世界観では登場しないんですかね?。まぁ、世界観自体が崩壊しかねないか?。あと、クローン技術が、どうなってるかも知りたいところ。
勝手に想像ですが、達也くんに対抗できる歴代のラノベやコミックにおけるヒーローって、幻想殺しを持つ上条当麻くんか、絶大な超能力と能力コピー能力を持つ超人ロックくらいか?w。まぁ、上条当麻くんの場合、常に、達也くんに触れていなければ、彼の魔法をキャンセルできないでしょうけど…。でも、人間の脳からの作用で魔法が発動するのであれば、その脳活動を阻害できる物理的な方法(例えば、「とある科学の超電磁砲」におけるキャパシティダウン)を見つければ、この作品における魔法の行使を阻止できるだろう。
戦闘シーンでも、そうなのですが、キャラの心理描写が少な(あるいは、単調?)すぎるので、かなり判り難いんですよね。あとは、少年少女であるキャラたちが戦争あるいは戦闘状態にあるとはいえ、人に危害を加えることに何ら躊躇いを見せない感じなので、ちょっと恐いんですよね。戦闘兵器としての教育を受けているためだろうか?
魔法科高校の劣等生 第26話9/30 あらすじと感想魔法科高校の劣等生 第26話 9/30 あらすじと感想
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