2018.12.26
今年の旭川はどうしたものか雪が降ったり
溶けたりを繰り返しております。12月というのにまだ
雪はいつもほど降ってない。
これは12月初めの「少し降った」時の。
犬はヤッパリ雪が降るとウキウキするらしい。

14日、たまたまBSにチャンネルを変えたら
「忠臣蔵」が放送されてた。
大石内蔵助役は田村正和さん。あんまりきかない
キャストだなあと思っていたら台詞のほとんどが
里見浩太朗さんが大石内蔵助役の、かな〰️〰️り前の
年末時代劇スペシャルでの忠臣蔵とほぼ変わらず。
パクリですかと思うほどソックリでした。
そんなことってあるんだ。
でもね、田村正和さんの内蔵助も寡黙でなかなか
良かったわ。
内に秘めた思いとか、男らしさが出ていました。
…とまあ、それくらい忠臣蔵大好きなのですよ。
以前、職場の若い子に「今日は討ち入りだね」と言ったら
「は?」…と言われ「忠臣蔵って知らないの?」と聞いたら
「なんですか、それ😵」だって。
私たちの時代も忠臣蔵を授業で習ったかというと
習った記憶がない。
テレビの放送でこんな事件があったんだと知り興味を
持ちました。
ある藩の藩主が江戸城内で刃傷事件を起こし
切腹を言い渡された。
喧嘩両成敗という当時の原則に反し一方だけが
罪人として扱われ藩主切腹、御家は改易という成敗に対し
筆頭家老と46人の家来は1年と9ヶ月の後藩主の仇を無事
討ち果たしその自分達の処分を幕府に委ねる。
浪士を罪人として死罪にすべきか。
世論は浪士の行いを忠義とし助命を叫ぶなか、
喧嘩両成敗の慣例を破り充分な吟味をせずに
一方だけに沙汰したツケを払うことになった
将軍。
昔の忠臣蔵の映画では主君の仇を討った所で
めでたしめでたし、庶民は拍手喝采の終わり方
でしたが近年の作品では討ち入り後の浪士の
処分について、彼らの(大石内蔵助、と言った方が
いいのでしょうか)狙いがどこにあったかを
深く紹介したものが多くまた、
討ち入りの影に隠されたそれぞれの人間の
生きざまに焦点を当てた外伝を題材にした
ドラマ、映画、更に書籍も多く発行されています。
色んな忠臣蔵を見比べてみるのも楽しいかも。
時間と興味があればのことですが(笑)。
この赤穂事件、沢山の研究者が色んな角度で研究、
論ぜられていますが内蔵助の狙いは
主君の無念を晴らす事は勿論であるが喧嘩両成敗
という原則を無視した片手落ちの処分に対しての
将軍綱吉への抗議であったのだと私も思います。

こんなに時が経っても多くの人の心を打つ物語。
先日youtubeでNHKの番組に忠臣蔵に関する番組を
見つけました。
今、泉岳寺には多くの外国人観光客が来て浪士の
墓に手を合わせているんだとか。
多くの外国人が赤穂事件に感動する理由は【loyalty】
、浪士の主君への忠誠心が命まで捧げる、
というのが西洋にはない考え方なのだと。

↓
歴史秘話 ヒストリア マイベスト内蔵助 忠臣蔵ラバーズ
自分があの時代に生きていたらどうしただろう?
忠臣蔵が大好きな人は1度は考えることなのかも。
皆忠臣蔵が大好きなのですね😆