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吉田修一 国宝 下

  • Posted by: msn@ztn
  • 2020-07-27 Mon 12:58:49
  • 吉田修一


おもしろかったなー
ストーリ

めずらしく語りて口調なんだけど
どうしても喜久雄に感情移入しちゃう

タイトルからラストは想像できるから
途中で悪い状況になっても、そこから盛り返すんだろうなってゆーのは
安心感はあるけど、ドキドキは減った

時代年代がぽんぽん飛びすぎな感もあるかな

いつも間にやら状況変わりすぎってのが
とくに下巻はあった

そーゆー意味では上巻の方が断然スリリング

まあなんにしても今年一番面白いだろうな

 (1)おススメ度 : 8点  
 (2)ストーリー :10点  
 (3)キャラクター: 8点  
 (4)ラストシーン:10点  
 (5)感動    : 7点  
 (6)斬新さ   : 8点  
 (7)読み易さ  :10点  
 (8)テンポの良さ:10点  
 (9)読書後印象 :10点  
 (10)デザイン  :10点  

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1964年1月1日 長崎は料亭「花丸」
侠客たちの怒号と悲鳴が飛び交うなかで、
この国の宝となる役者は生まれた。
男の名は、立花喜久雄

極道の一門に生まれながらも、この世ならざる美貌は人々を巻き込み、
喜久雄の人生を思わぬ域にまで連れ出していく。

舞台は長崎から大阪、そして、オリンピック後の東京へ。
日本の成長と歩を合わせるように、技をみがき、道を究めようともがく男たち。

血族との深い絆と軋み、スキャンダルと栄光、幾重もの信頼と裏切り。
舞台、映画、テレビと芸能界の転換期を駆け抜け、数多の歓喜と絶望を享受しながら、
その頂点に登りつめた先に、何が見えるのか?




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