今すぐ書店へGO!読み応えたっぷりな夏の文庫フェア2016…幻冬舎文庫(🗻ベストセラー) : 本とアニメと音楽とエトセトラ
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今すぐ書店へGO!読み応えたっぷりな夏の文庫フェア2016…幻冬舎文庫(🗻ベストセラー)

kage

2016/09/11 (Sun)

夏の文庫フェア2016夏1

8月5日からスタート!!
文庫フェア



冬舎文庫『夏の文庫フェア』。

2015年のテーマ「幻冬舎文庫 心を選ぶ名作100。」

「激しさも、優しさも、切なさも。」をキャッチコピーに掲げ、あなたの夏を、ますますアツくする作品を厳選しました。

キャラクターは、春に引き続き、 EXILE/三代目J Soul Brothersの岩田剛典さん。

春とはまた違った表情の夏の岩田さんは、はじける爽やかさと、男の色気が素敵!!

今年は幻冬舎文庫創刊20周年。

新刊の話題作から、この夏に読んでほしい名作まで100作品以上をラインナップしました。

きっとあなたに合う作品が見つかるはず。

あなたの心を揺さぶる作品はどれ?

この夏も、われらがサポーター・黒猫のモンロヲ君が、全力で応援してくれますよ。


■フェアのジャンル項目


🗻ベストセラー

 林住期 /五木寛之 (著)

女も旅立ち男も旅立つ林住期。

古代インドの思想から、50歳以降を人生のピークとする生き方を説く、全く新しい革命的人生のすすめ。

世代を超えて反響を呼んだベストセラー。


林住期 (幻冬舎文庫)/幻冬舎

¥535
Amazon.co.jp

「林住期」こそ人生のピークであるという考えは無謀だろうか。私はそうは思わない。前半の五十年は、世のため人のために働いた。五十歳から七十五歳までの二十五年間、後半生こそ人間が真に人間らしく、みずからの生き甲斐を求めて生きる季節ではないのか―。林住期こそジャンプの季節、人生のクライマックスである。古代インドの思想から、今後の日本人の生き方を説く、世代を超えて反響を呼んだベストセラー。




 天命 /五木寛之 (著)

人それぞれが背負った天命とは何か?

天命を知り、天命に生きる。

やがて迎える死というものに真正面から取り組んだ衝撃の死生観。

語られなかった真実がいま明らかになる! !


天命 (幻冬舎文庫)/幻冬舎

¥535
Amazon.co.jp

死の恐怖を抱きながら日々を生きることは難しい。だから私たちはそれを忘れる。あるいは見ないですますという知恵をはたらかせてやりすごす。そのために見るべきものを見ず、感じるべきものを感じないで、大きな欠落を抱えたまま日々生き続けているのかもしれない…。五木寛之が、やがて迎える死というものに真正面から向き合い、赤裸々に綴った衝撃の死生観。語られなかった人生の真実が、いま明らかに。




  弟 /石原慎太郎 (著)

栄光と比例するように襲いかかる病魔との闘いの日々。

たった一人の弟・石原裕次郎の光と影を秘められたエピソードで描く石原文学、最初で最後の私小説。

ミリオンセラー待望の文庫化。


弟 (幻冬舎文庫)/幻冬舎

¥700
Amazon.co.jp

兄の手ではじめて明かされた石原裕次郎の全貌。―人生をタッグマッチで生きた2人きりの兄弟。死にゆく者と、生き残る者の無言の交錯。かけがえのない弟の知られざる生涯を、死の瞬間まで凝視し、生と死の根源を問う25年ぶりの書き下ろし長編小説。小樽、湘南の少年時代。海との結合。父の死と経済的逼迫。放蕩の季節を経て、一躍映画界の大スターへ。そして北原三枝との結婚と独立プロの設立。栄光と比例するように襲いかかる病魔との闘いの日々。たった1人の弟の光と影を秘められたエピソードで描きつつ、自らの来し方を振り返る石原文学、最初で最後の私小説。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。




 パレード/吉田修一(著)

都内の2LDKマンションに暮らは男女四人の若者達。

「上辺だけの付き合い?私にはそれくらいが丁度いい」。


パレード (幻冬舎文庫)/幻冬舎

¥576
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都内の2LDKに暮らす男女四人の若者達。本音を明かさず、“本当の自分”を装うことで優しく怠惰に続く共同生活。そこに男娼をするサトルが加わり、徐々に小さな波紋が広がり始め……。




 往復書簡/湊かなえ(著)

手紙だからつける嘘。

手紙だから許せる罪。

手紙だからできる告白。

過去の残酷な事件の真相が、手紙のやりとりで明かされる。

衝撃の結末と温かい感動が待つ、書簡形式の連作ミステリ。


往復書簡 (幻冬舎文庫)/幻冬舎

¥648
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高校教師の敦史は、小学校時代の恩師の依頼で、彼女のかつての教え子6人に会いに行く。6人と先生は20年前の不幸な事故で繋がっていた。それぞれの空白を手紙で報告する敦史だったが、6人目となかなか会うことができない(「20年後の宿題」)。過去の「事件」の真相が、手紙のやりとりで明かされる。感動と驚きに満ちた、書簡形式の連作ミステリ。




 第58回(2005年) 野間文芸賞受賞
arikaおすすめ
  半島を出よ (上・下) /村上龍 (著)

2011年春、9人の北朝鮮の武装コマンドが、開幕ゲーム中の福岡ドームを占拠した。

彼らは北朝鮮の「反乱軍」を名乗った。

慌てふためく日本政府を尻目に福岡に潜伏する若者たちが動き出す。


半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫)/幻冬舎

¥782
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北朝鮮のコマンド9人が開幕戦の福岡ドームを武力占拠し、2時間後、複葉輸送機で484人の特殊部隊が来襲、市中心部を制圧した。彼らは北朝鮮の「反乱軍」を名乗った。


半島を出よ〈下〉 (幻冬舎文庫)/幻冬舎

¥823
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さらなるテロの危険に日本政府は福岡を封鎖する。いまや九州は反乱軍の占領下となった。逮捕、拷問、粛清、裏切り、白昼の銃撃戦、被占領者の苦悩と危険な恋―。絶望と希望が交錯する中、若者たちの決死の抵抗が始まる。現実を凌駕する想像力と、緻密な描写で迫る聖戦のすべて。各紙誌で絶賛を浴びた、野間文芸賞、毎日出版文化賞受賞作品。


リアルな絶望感と未来への希望、
村上龍がこれでもかと見せつけるワールドに終始圧倒的されっぱなしでした!

Arikaアイコン(小)1北朝鮮の武装集団が福岡を占拠する上下巻合わせて900頁を超える大作。 この作品は、上巻と下巻で少しスタイルが違っていている。上巻は徹底的にリアルな想像を元に執筆された話から、下巻はエンターテイメント性を重視した物語へと展開される。全体的に構成がとてもうまくて、伏線回収の仕方が心地よく、ダラダラとした説明的文章のボリュームが活きてくる。長いけど、無駄なところはひとつもない。下巻では何も有効な対策が取れない日本の政府やメディア、そして諦めに支配された風潮に代わり、社会のはみ出しモノ達が北朝鮮のテロリスト達に対し、彼らの計画はある意味痛快ではあるけれど、成功しても悲しい。暗い犯罪歴を持つ少年たちの活躍は、国のために命を犠牲にした特攻隊のようだ。それに比べ北朝鮮兵に取り入る大人たちが情けない。 ラストも人間の再生を描く静かな感じでよかった。 理想論的なハッピーエンドとはかけ離れつつも、満足のゆくエンディングは、さすが村上龍ワールド。現実でも何を暴走しかねない北の国と米国の弱体化、中国の海洋進出・・・など、我が国周辺の国際情勢を考えると小説に現実味があって怖い。実際に今、この事件が起きたら日本はどうなのだろうか。日本の危機を予測する能力、外交、内政、経済、教育、福祉、本当の事は語られないこの国のレベルは、どの程度のものなのだろうか… "φ(・ェ・o)カキカキ

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