2009.04.27 Mon
そば奴の日。
大雨の中、どうしても片付けなくてはいけない用事があって姉と二人出かけた。
出かける前はまったくローテンションだったのに、姉の「今日はそば食べよう！」の一言で俄然ノリノリ。
ナゴヤでは有名な店。かき揚げがでかーい。
そばは、いつも決まった店に行くのだが、今回は姉の希望で初めての老舗有名店へ。
それにしても…そば屋でかき揚げに向かってデジイチを向けるワタシ。それをまわりの席のリーマンが不思議そうに見ている。その視線をはねのけ、ひたすらかき揚げを連写するワタクシ。動かねーっての、かき揚げ。そんな見ちゃイケナイものでも見るような顔をするんじゃない、そこの係長。ワタクシ料理記者歴25年・岸朝子です。大変おいしゅうございます。
海老がブリブリ入っているかき揚げ。
ト、料理記者のような顔をしつつ連写した（←さすが途中で設定変えたけども）のに、まったくうまく撮れてないし、かき揚げはおいしかったけどそば自体はいつもの店の方が確実においしかったし、オバマTシャツを着てそばをすする人以外おもしろい人もいなかったし…で、またテンション下がり気味で店を出た。
……ここまで来たら、貞奴の家近いよね？
「あ！ホントだ！行こか！」
テンション、ちょい上がり気味。
……用事はいいのか、阿呆姉妹。
旧川上貞奴邸。
日本の女優第一号と言われている川上貞奴。明治33年のパリ万博で世界的に有名になった人。先日行った谷中霊園には貞奴のダンナさんだった川上音二郎のお墓があったのだ。
その川上貞奴が女優を引退した後、大正9年頃から住んでいた家が復元されて公開されている。前々から一度来たかったのだけど、休みが合わなかったりして今回初。
凝った廊下。
うーん…でもなー…。やっぱり窓枠とか畳とか、そりゃ仕方ないけども、当時のモノではないわけで。なんといいますか、新しい感ありあり。
でも。
このライトは当時のものだそうで、さすがにいい。
そしてこの階段。
当時はよくこの家で、政財界のヒトや文化人なんかが集ってパーティーなんぞ催されていたらしいが、「この廻り階段を優雅に降りて来る貞奴の美しさは、目をみはるほどだった」とのことで。
我もどれ2Fにでも行ってみっか…ト、階段をあがりだしたはいいが。
どーにもココのスリッパが足に合わないようで、スコーンと脱げる。一歩あがっちゃ脱げ、もう一歩あがっちゃ脱げ。ものすごく足の指を開いて、階段を一歩ずつミョーに踏みしめながらあがる。つかれるわー。
2Fはナゴヤ出身だったりナゴヤにゆかりのある作家さんの資料なんかが展示されている。
でも…。ナゴヤで生まれたとかナゴヤに住んでたとか、そーいう作家さんならわかるんだけども、「2歳から5歳までをナゴヤで過ごし……」って、そんな人まで『郷土ゆかりの…』って括りにするのはいかがなもんかと。絶対その人、ナゴヤの記憶なんてないって。
うーん…なんか思ってたイメージとちがうなあ…。
ト、少々残念な気持ちで2Fから下に戻ろうと階段を降りる……ぺたぺたぺ……ああ…。
またも脱げるスリッパ。
振り返ると2段ほど上にコロンとあるスリッパ。
わしゃ、シンデレラか。
大正の末期には貞奴が静々と降りてきていた階段に、今はスリッパをにらみつけるシンデレラの姿が。
……なんだかなー…。
やっぱしもうちょっとテンションアゲアゲで来ないと駄目だなー、こーゆーとこは。
って。
今日の目的はココじゃなかろうに。
ワシら、用事片付けるために出かけてきたんとちゃうんかいっ！
寄り道が過ぎる！
おまけ。
先日の「やな散歩」で一緒にグダグダ散歩してくれたアカレンジャーとミドレンジャーが遊びにきてくれました。
「……だり？このひとたち」
寝起きの悪いタナ坊。
「えーと…だり？」
なにがなんだかよくわかんないまま、とりあえずなでてもらうのはやぶさかではないタナ坊。
「なかなかいいかんじ…」
もらったお土産よりまず紙ぶくろチェックをするタナ坊党首。
「こり、おりの！」
紙ぶくろだけじゃなく、もらったオサレ爪研ぎもかなりお気に入り。
アカレンジャー＆ミドレンジャー、どうもありがとぅ！
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今日のお昼はそばだ！
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今日も読んでくれて＆応援クリック、どうもありがとうございます。
更新の励みです。感謝してます。
出かける前はまったくローテンションだったのに、姉の「今日はそば食べよう！」の一言で俄然ノリノリ。
ナゴヤでは有名な店。かき揚げがでかーい。
そばは、いつも決まった店に行くのだが、今回は姉の希望で初めての老舗有名店へ。
それにしても…そば屋でかき揚げに向かってデジイチを向けるワタシ。それをまわりの席のリーマンが不思議そうに見ている。その視線をはねのけ、ひたすらかき揚げを連写するワタクシ。動かねーっての、かき揚げ。そんな見ちゃイケナイものでも見るような顔をするんじゃない、そこの係長。ワタクシ料理記者歴25年・岸朝子です。大変おいしゅうございます。
海老がブリブリ入っているかき揚げ。
ト、料理記者のような顔をしつつ連写した（←さすが途中で設定変えたけども）のに、まったくうまく撮れてないし、かき揚げはおいしかったけどそば自体はいつもの店の方が確実においしかったし、オバマTシャツを着てそばをすする人以外おもしろい人もいなかったし…で、またテンション下がり気味で店を出た。
……ここまで来たら、貞奴の家近いよね？
「あ！ホントだ！行こか！」
テンション、ちょい上がり気味。
……用事はいいのか、阿呆姉妹。
旧川上貞奴邸。
日本の女優第一号と言われている川上貞奴。明治33年のパリ万博で世界的に有名になった人。先日行った谷中霊園には貞奴のダンナさんだった川上音二郎のお墓があったのだ。
その川上貞奴が女優を引退した後、大正9年頃から住んでいた家が復元されて公開されている。前々から一度来たかったのだけど、休みが合わなかったりして今回初。
凝った廊下。
うーん…でもなー…。やっぱり窓枠とか畳とか、そりゃ仕方ないけども、当時のモノではないわけで。なんといいますか、新しい感ありあり。
でも。
このライトは当時のものだそうで、さすがにいい。
そしてこの階段。
当時はよくこの家で、政財界のヒトや文化人なんかが集ってパーティーなんぞ催されていたらしいが、「この廻り階段を優雅に降りて来る貞奴の美しさは、目をみはるほどだった」とのことで。
我もどれ2Fにでも行ってみっか…ト、階段をあがりだしたはいいが。
どーにもココのスリッパが足に合わないようで、スコーンと脱げる。一歩あがっちゃ脱げ、もう一歩あがっちゃ脱げ。ものすごく足の指を開いて、階段を一歩ずつミョーに踏みしめながらあがる。つかれるわー。
2Fはナゴヤ出身だったりナゴヤにゆかりのある作家さんの資料なんかが展示されている。
でも…。ナゴヤで生まれたとかナゴヤに住んでたとか、そーいう作家さんならわかるんだけども、「2歳から5歳までをナゴヤで過ごし……」って、そんな人まで『郷土ゆかりの…』って括りにするのはいかがなもんかと。絶対その人、ナゴヤの記憶なんてないって。
うーん…なんか思ってたイメージとちがうなあ…。
ト、少々残念な気持ちで2Fから下に戻ろうと階段を降りる……ぺたぺたぺ……ああ…。
またも脱げるスリッパ。
振り返ると2段ほど上にコロンとあるスリッパ。
わしゃ、シンデレラか。
大正の末期には貞奴が静々と降りてきていた階段に、今はスリッパをにらみつけるシンデレラの姿が。
……なんだかなー…。
やっぱしもうちょっとテンションアゲアゲで来ないと駄目だなー、こーゆーとこは。
って。
今日の目的はココじゃなかろうに。
ワシら、用事片付けるために出かけてきたんとちゃうんかいっ！
寄り道が過ぎる！
おまけ。
先日の「やな散歩」で一緒にグダグダ散歩してくれたアカレンジャーとミドレンジャーが遊びにきてくれました。
「……だり？このひとたち」
寝起きの悪いタナ坊。
「えーと…だり？」
なにがなんだかよくわかんないまま、とりあえずなでてもらうのはやぶさかではないタナ坊。
「なかなかいいかんじ…」
もらったお土産よりまず紙ぶくろチェックをするタナ坊党首。
「こり、おりの！」
紙ぶくろだけじゃなく、もらったオサレ爪研ぎもかなりお気に入り。
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コメント返しだ、ありがとぅ！2
＞白玉さま、なんでナゴヤ＝海老なのか全くわからないんですけどねえ、別に漁港なわけでもないし。でも海老消費量はハンパないと思います。好きですねえ～～。
今日は忙しいなあ。どーしたことか。では仕事に戻るでゲス。
| ワタナベリリコ | 2009/04/30 16:54 | URL | ≫ EDIT